去年より少し遅れて桜が満開になりました。ほとんど毎日どこかの桜を見に行っています。今年は「3密を避けて」と補足説明を入れるべきでしょうか。でも、わたしにとっては毎年3密なしの花見が当たり前なのです。
そもそも花見の宴会が好きではありません。職場のおつきあいで花見をしたこともありますが、薄いござに座る居心地の悪さ、冷えたお弁当のまずさ、見知らぬ人が酒に酔って大騒ぎしている中での聞き取りにくい会話、どれをとっても楽しい気分にはなれません。だから花の名所には行っても花見の名所には滅多に行きませんし、行っても通りすがりにきれいな桜を眺めるだけです。
今年違うことと言えば、常に子どもが一緒であるということ。ちょっとしたおやつとジュースとお茶と除菌用のお手ふきとを持って。
まずは一番先に行った「古田のしだれざくら」西山興隆寺の入り口近くにありますが、初めて見ました。紅葉の頃にしか行ったことがありませんもの。
全国的に有名なしだれざくらから見ればまだまだ規模は小さいのですが、「乙女が日傘をさしたよう」といわれているそうです。そういえばこちらから見るとこんもりと茂った枝が垂れ下がって



曇り空だったせいか、モノクロに近い写り具合で、なんだか妖気が漂うような・・・・
枝先に花がないのは、まだ咲いてないからでしょうか。
それとも木が弱っているのでしょうか。
花も小さめでした。
近くには草イチゴの花が咲いていました。

こぶしの花も


わたしたちが行ったとき、2,3人の人が写真を撮っているだけでした。
すぐそばには椿
とてものどかなところでした。
ただー
近くの看板で初めて知ったことですが、ここは古田の庄屋桑村家の葬儀場やお堂があった場所らしいのです。去年の秋に里山巡りをして来たことのある六角堂はすぐそばにあります。
娘はここを通るとき必ず気分が悪くなると言っていましたが・・・