このあたりでは桜と彼岸花は通りすがりにいくらでも見られるのが当たり前。自然に生えた彼岸花と田園の風景は秋の風景として欠かせません。
田んぼの畔とか納屋の前とか、何気ない風景だけど秋らしくて好きです。
しかし、これはすごかった。
実家に立ち寄ったとき弟が教えてくれたのですが、
子供のころからよく遊んだ細い田んぼ道が、
かろうじて真ん中が開いていますが、途中から
彼岸花に占領されていました。残念ながら盛りはは過ぎてきれいさはいまいちですが、二人で笑ったことです。
「これを踏みしゃいで通る気にはならんじゃろう。」
桜三里のトンネルを抜けた東温市側の集落。ここは年々鮮やかに咲いているように思います。先日通りかかったときは鮮やかな赤でしたが、二日後通りかかったら早くも色褪せかけていました。残念。
2.3年前にいきなり現れた(と私は思った)空き地の彼岸花。というのも、大切に守られている桜と違って、野草は人の手が加わったりほったらかしにされたりするといきなり姿を変えるのです。
どんな方向から見ても、いつ見ても絵になります。
つぼみだけでも結構面白いし
ぼつぼつ咲き始めても
満開になっても
ほかのものと一緒に生えていても
緑濃い木々とは特によく似あう。
この赤がいやという人もいます。私も昔はさほど好きではなかったですが、咲いたばかりの赤は深みがあってきれいなのです。残念ながらすぐ色褪せてしまいますけど。
夕方撮ったらこんな風に映っていました。色の修正はしていません。
なかなか柔らかい色合いで、本当にこんな彼岸花があったらきれいでしょうね。
今年はあまりうろうろする時間がなく数か所で写真を撮っただけですが、それでも選ぶのに困りました。