うぉー、どうしよう。えらいことです。
明日はろうけつ染めを教えに行くという前の晩のこと、準備をしていて大変なことに気づきました。
バッグの中でろうが溶けてる! そしてまた固まってる。そればかりじゃありません。ろうを溶かす電熱式のポットの中でもろうがとけてまた固まっています。とけたろうは、機械の中に入り込んでいる様子。このまま電気を通すと高温のろうで機械が焼け付きそう。
どうしてこんなことになったのか・・・ そういえば数時間車内に放置してたことがあったっけ。多分、車内の暑さでろうが溶け、気温が下がると同時に固まったと思われます。
しかたがありません。明日はどうしてもこれが必要なんだし、なんとかするしかない!わたしは、ポットを分解してろうを拭き取ることにしました。はずれそうなねじはぜんぶはずしたのですが、どうしてもはずれない部分があって分解できません。少しずつ電気を通してろうを溶かしては、目打ちを使ってティッシュでろうを拭くことをくりかえすこと1時間。ようやく拭き取れたところで再び組み立て。手の届かないところのねじに苦戦すること2時間。 睡眠3時間という寝不足のまま当日を迎えてしまいました。
みなさん、初めてのろうけつ染めなのでできるだけ簡単に、失敗のないようにしたいです。そこで私が提案したのは、こんな作品。
大小の丸や木の葉を組み合わせた簡単なものです。
で、みなさんが作りたかったのはー
こんなのや こんなのや
こ~んなの!
時間を大幅に延長して、みなさんよくがんばりました。そしてわたしは、夜の7時過ぎからダウンしておりました。
11時半、ようやく復活しました。 つぎはこれをティッシュカバーに仕立てます。どうなるか楽しみ。
分解して直せてよかったです。
お体はもう大丈夫ですか?
皮もろうけつ染めにするのですね。
随分いろんな表現が可能なんですねぇ。
あた子さんの生徒さんたちは個性派ぞろいで
教えていて楽しいでしょう
確かにみなさん、個性的なのですが、個性を生かすにはそれなりの技能が必要で、「個性」と「思い」と「技能」との調和が初心者には難しいんですね。なかなか苦しいところではあります。