ついに11月です。
あまり秋を感じないまま冬になってしまいそうです。スズムシなどいきなり鳴き声が聞こえなくなったという印象です。今までだと生き残りの虫の声が細々と聞こえてからいつの間にか秋が深まっていたというのが私の季節の感覚でしたけど。しかも、それこそいつも「降るように」聞こえていた虫の声が今年は少なかったです。
10月はわたしも体調がすっきりせず、しばらくめまいに悩まされました。日記を見ると去年もそうだったのですね。今年は2週間遅れできました。今年の気候から言うと、同じ時期といってもいいのではないでしょうか。夏の暑さと、しのぎやすくなってからの蔓退治とで疲れがたまっていたのかなあと思います。もう少し自分の行動をコントロールしなければね。
そして10月後半は誰もかれもが喉系の風邪。みんな長引いています。わたしものどを痛めてからかれこれ10日になります。
というわけでどうしても必要な用事以外、わざわざ出かけることも無く、日常の暮らしの中で見つけた虫ばかりです。が、いて当たり前のバッタなどは省略することにして、名前もよく知らない虫がこんなにもいろいろいたのか、と改めて驚いています。
名前は正確ではありません。「何とかの仲間」で、済ましているのもありますがお許しを。
のっけから名前のわからない虫です。とても小さいのですが見かけはセミそっくり。
どうも、シロオビアワフキに似ているのですがどうでしょう。としたら、ヨモギなどで見かける泡の中にいる虫の成長した姿がこんなのだったのでしょうか。私にとっては泡の中にいる幼虫のほうがずっとなじみ深いのですけど。
ポポーを採っているといろいろな生き物がいて面白いです。
ネットにくっついているこれは?
横から見るとこんな形。これもわかりません。
これもポポーの木で。
木の葉の形をしたガ。コノハガの仲間?
ポポーと言えば、今年はうまくネットかけができて、腐らせるのは最小限にとどまりました。来年はもう少し木を切って採りやすくしようと思います。ポポーにはあまり害虫は来ないということで、農薬散布もしたことがありません。けど、やはりいるんですよ、困った虫が。
イラガです。
たまたま石の上にいたのでよく目立ちますが、これが葉っぱにくっついていてもまずわからない。ポポーは大きな葉がしっかり茂っているのでそれをかき分けて収穫するのですが、いきなり腕に落ちてきたりするのです。十分防護して採ればいいけどこの暑さと自分のずぼらなのとで、半袖のTシャツだったりするものですから、今年はたびたびやられました。
ここでイラガのトリセツ
イラガの体全体に生えているトゲトゲが全部毒針です。なので、なるべく刺さるとげを少なくすることが肝心です。そのためには
体にくっついているのを見つけたら、こすったり払ったりせずに、指でピンと跳ね飛ばす。一発で飛ばしてね。つまり、毒針をたくさん体に残さないことです。衣服についたのであってもそこにとげが残っていますから衣服もこすらないことです。あとは、ネットで見れば対処法がたくさん紹介されています。
刺さったとげが少なければ、私の場合10分ほどで痛みが消えます。けど、翌日アレルギー反応が出る人もいるみたいですからご用心。
このやり方、首筋に落ちてこられると通用しません。高い桜の木の下には行かないほうが無難ですね。行くときは帽子かぶって首にタオルを巻いてください。
ところでイラガの成虫ってどんなのかなあ?
散歩道のハスノハカズラに
トビケラの仲間 だと思う
ウマノスズクサの葉
ジャコウアゲハを探してるんだけど一向に卵を産んだ形跡がなくて代わりに
なんでしょう? 固まって産んでいるのは多分ガでしょうね。
ショウリョウバッタ色違い
チョウセンカマキリ
直感的に大カマキリと見分けられるようになりました。
直感的に大カマキリと見分けられるようになりました。
オオカマキリよりやや小ぶりです。鎌の付け根にオレンジの斑点があります。顔つきも違っているそうですが、そこまでは見ていません。
そしてハウスのマンゴーの木に
明太子のような卵。
去年までハウスの中ではオオカマキリの卵のうしか見たことがなかったのですが、チョウセンカマキリも我が家の周辺で繁殖していることが確認できました。
体調をくずされているとか・・・
どうぞ、お大事になさって下さいね。
今までとは違う気候の変化に、そうそうついていけませんよね・・・
カマキリでひとくくりにしていたので
ああ、種類があるのか!、といまさらながらw
そういえば、背の青黒いようなカマキリもみかけました。
ちょっと小ぶりだったかも・・・チョウセンカマキリ!?
もし次に見かけたら、斑点に気を付けてみますね。
以下、ブログとは違う話でごめんなさい。
今、天童荒太さんの新刊『青嵐の旅人 上』を読み始めました。
幕末の松山藩を舞台にした小説で、伊予はじめ周辺の歴史的人物てんこもりで、ワクワクしながら読んでいます。
松山の歴史的なエピソードが挟み込まれているのも楽しい一冊です。
本当を言うと、11月に別子銅山を中心に、愛媛の東から高知へ抜ける旅を考えていました。
でも、今の体力では厳しいかなぁとあきらめたところです。
元気になったら、いつか実現させたい旅です。
一番初めの昆虫は、セミそっくりですね
小さいんですね
枯葉そっくりの蛾
どこからどう見ても動かなければ枯葉ですね
イラガ
見るからに痛そうです
あのとげが全部毒針なんですね
こすらないように気を付けます
カマキリ
区別して見て無かったです
全部カマキリでした
今度気を付けて見てみましょう
種類が違うんですね
卵はよくわかりませんが ネットのガがヒメエグリバの♀でその下が♂です。
幼虫が摩訶不思議な色で しばしば被写体になります。
イラガがヒロヘリアオイラガ で ヒゲナガカワトビケラですね。
積極的に探してるわけではありませんが こちらではなかなかチョウセンカマキリに会えなくて 羨ましいです。
ただカマキリと言うと このチョウセンカマキリの事なんですけどね~。w
乱高下する季節…ご自愛ください。