あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

彼岸花のなぞ

2022-10-10 12:18:42 | 植物

 前に紹介した空き地の彼岸花。

 ヨウコに見せたくて連れて行きました。 ドアを開けたとたん物も言わずに走り出したヨウコ。しばらく彼岸花の群れを眺めていましたがー

 残念ながら花はもうほとんど枯れていたのです。昨日まで何とか見られたのに、急に枯れるなんて。

 ツルボが前よりもにぎやかになっていました。

 去年のことを思い出しました。きれいに咲いていたのにいきなり全部刈り取られてしまいがっかりしました。土地の持ち主さんがよっぽど彼岸花が嫌いだったんだろうと勝手に思っていましたが、もしかしたらあれは、花が一気に枯れたので刈ってしまったのかもしれない、だとしたら地主さん疑ってごめんなさい。今年は花が終わったらさっさと刈り取っていました。

 わずかに残っている花を眺めて車に帰るとき、ヨウコが

「種ができてる」と言いました。

 



「ほんとだねえ、だけど彼岸花には種ができないんだって」と実を二つ割してみたら

「あれ?種がある。」

去年彼岸花は種ができないのでた球根で増えると書いたように思います。じゃあ、、この未熟な白い種は?

 正しくは、種はできるけど、3倍体がほとんどで繁殖能力がない、ということらしいです。う~ん、詳しく説明できないけど。

 ところで、彼岸花はどうしてあぜ道に多いのかー彼岸花の球根にはアルカロイドの一種含まれているので、畔に穴を掘るモグラを遠ざけるためという説があります。けれどうちのポチは彼岸花の群れの中に鼻をつっこんで・・・



 これ、多分地面に鼻を突っ込んでモグラを探しているところ。話はそれますが、ある日、散歩のときになんだか動物の死臭がするのでいやだなあ、どこかで変な肥料撒いているのかと思いながら歩いたことがありました。ふとポチを見ると

 何か咥えてる!

 それは半ば腐乱したモグラの死体だったのです。特徴のある足の爪は腐らずに残っていました。もうしっかりと咥えて話してくれないのでたいへんでしたよ。暴力的に叱ったりはできないので、死臭とともに散歩しました。

 もう、家に帰ったら頭から水をかけてやるからね。

 でも、家の近くまで帰ってきたら、ぽとりとそれを落としました。どうも、あごが疲れたみたいです。大急ぎでポチを連れて帰り、落とした死骸を遠くの草むらに投げ込んでおきました。

 こんなふうにポチはモグラが大好き。よく土の中に鼻をつっこんで掘っています。だから、「彼岸花の生えているところにモグラがいない、」とは言い切れないのではないかと思っています。 

 もう一説。

 彼岸花が墓地に多いのは、土葬された死体を、ネズミなどにかじられないためという説があります。これについても、疑問があります。

 今年ポポー畑の真ん中に2二輪だけ彼岸花が咲きまして、種が飛ばず球根で増えるならこんなことはないはず、と思ったのです。球根が4,5メートルも歩くのでなければね。しかし、弟は、ネズミか何かが咥えて行っただといいます。だとすれば、ネズミにかじられないためという説もどうかなあと思うのです。

 最後に、

 彼岸花は飢饉対策だった、という説。球根にはアルカロイドが含まれますが、しっかり水にさらせば残るのはでんぷんで(片栗粉みたいに)いざというときの保存食になるために栽培された、という説です。これは有りうるかな、と思います。昔の人は細い畔の土でさえ、枝豆や小豆を植えて有効利用していましたから。

 この後種はどうなっていくんだろう。観察してみないとね。(覚えていたら)

もう一つの不思議について

ピンクやストライプの変わった花のこと。

今年もあちこちで見られます。これは除草剤の成分が彼岸花には残っているからだそうです。

 





 
 去年ポポー畑の縁で見つけたピンクの彼岸花は、今年は赤に戻りました。除草剤を撒く前にわたしが草刈りをしておきましたから。球根に蓄積された除草剤の成分は、1年でなくなるものなのか、これも疑問です。

 毎年除草剤を撒いているところが何か所かありますが、確かにそこ彼岸花はピンクです。しかも年々城に近づいているような・・・これ、毎年続けると白い彼岸花が生まれるんでしょうかね。

 そして、除草剤の成分は、チューリップなどの球根植物なら何でも影響するのでしょうか。大切な庭の花に除草剤を撒いたりはしませんのでわかりませんが。(ついつい実験してみたくなる)

訂正 彼岸花は球根ではなく鱗茎でした。

芋ではなく茎だと?では、球根であるチューリップとは比べられないですね。

 と、本当に身近な彼岸花ですが疑問がいっぱいの私です。単なる勉強不足かもしれないけど。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松山城 古町登城道

2022-10-07 15:30:35 | お出かけ
 
 国道11号線から見える松山城。
 
 




 街の中にこんもりとそびえる山の上に立っています。だいたい何処にいても城が見えるので自分の位置を知るのにはとても便利。山は勝山といいます。
 
 ふもとの城山公園には美術館や市民会館などの施設があります。
 公園広場から二の丸庭園、天守閣を望む。
 
 
 日曜日、県展の作品搬入に行ってきました。いつものことながらぎりぎりの最終日。けれどまだましなほうで、午前中に搬入できました。良いお天気だし、搬入が済んだら足慣らしのために松山城に登ろうと決めていました。
 
 追記 ここからはいくつかの訂正をしています。

 松山城には登城口が4か所あります。一つは東側の東雲神社から。ここにはロープウエイとリフトもあって、観光にはここから登るのが一般的。二つ目は南側にあって二の丸庭園を経由する黒門登城口。そして3つ目が北西にある古町登城口。この古町からのルートは去年修復ができたところで私はまだ登ったことがなかったので、今回はここから登ります。四つめは、県庁から登るルートで許可のない車両は入れません。
 
 過去の記事を合わせて読んでいただけるとそれぞれの道の様子がわかると思います。
  
 
 お断りしておきますが、私にとってはなじみが深いものの、城についての専門的な知識があるわけではありませんので間違った情報もあるかもしれません。あくまでも散策の感想としてお読みいただければと思います。
 
 古町ルートは登り始めがかなり急な石段。段数は少ないけど降りるとき怖そう。
 
 
 消火栓も新しくなったみたい。
 舗装はされていませんが歩きやすい道です。
 

 ハチトラップ。そうか、今頃はスズメバチが凶暴化する時期だなあ。スズメバチは黒いものを攻撃すると言います。黒いTシャツじゃないほうがよかった、なんて考えながら歩きました。
 
 
 
 
 
 
 ちょっとした山歩き気分ですが、街をはしるチンチン電車の音も子供の歓声も聞こえる低い山です。黒門登城口からだと石垣で守られた折れ曲がった道を登るのですけれど、ここはほとんど山道。
 
 山道を抜けたところでに石垣に通せんぼされました。見上げると建物が。乾櫓だそうです。
 

 
 下のほうの案内板によると右が天守方向。左がロープウエイ方向だそうです。すぐに天守に着くのも味気ない。まだ来たことのない場所だったので左に行くことにしました。
 
 この角の石積みは、長短の石を交互に積み重ねた算木積み。この間のテレビ番組で知りました。
松山城は難攻不落の強いお城ナンバー16だそうです。敵の侵入を防ぐための仕掛けがいろいろあるそうです。それを思い出しながら歩きました。
 
 
 正面をまっすぐ行くことができないのがこのお城。天守が向こうに見えていますが、左の門をくぐらねばなりません。

 
 乾門

 
 門を出たところに「頭上注意」とあるんですけど、はて? 昔なら確かに上から矢を射かけられるようになっていますよね。
 門を抜けると道は右方向へ曲がっています。そこを進むと
 どうやら本丸の裏側にでたようです。



 これがふたつの櫓なのかなあ。松山城の本丸は連立した二つの櫓と天守、小天守が連なって中の広場を囲んでいます。これが難攻の理由になっているとか。ひとたびここに入り込めば四方の頭上から攻撃されるんだそうです。
 
 
 左に曲がると、真後ろから見えなかった建物が見えてきました。
 
 趣のある柵

 
 ひそかに近代的な設備が備えられていました。
 
 柵の下は、多分ロープウエイのある東雲神社からの登城路だと思いますが、長く続いている道が丸見えです。
 ふんふん、敵の行動は筒抜けというわけね。
訂正 県庁からの車道ではないでしょうか。今度確かめてみます。

 
 ぐるっと回って天守の正面に来ました。

 
 観光客もちらほら。 前に来たときはほとんどいませんでした。この日は売店も開いていてなんだかうれしい。せっかくなので観光客気分でソフトクリームを買いました。
 やっぱ、伊予柑ソフトでしょう。
 
 
 クリーム自体は普通のクリームだと思いましたが、手前の伊予柑ソース(マーマレード)がとてもおしかったです。
 ここで松山らしいものを発見
 一つはミカンジュースの出る蛇口。ビールジョッキ一杯500円、ふつうのコップは300円。
 
 それから自動販売機が道後温泉の屋根をかぶっていました。
 
 伊予弁をしゃべるって書いてあったけど、どんなことをしゃべるんでしょう。買ってみたらよかったですね。
 
 広場で20分ほど休みました。
 
 城東方面。高い鉄塔はロープウエイのものかな? 遠くの山並みは前に行った淡路が峠に連なる山。

 
 城北方面。道後温泉側です。



 城西方面。 海が光って見えました。右手のほうに見える大きな島は、興居島か中島か。
 
 
 左のほうが城南。オフィス街です。

 こうしてみると、街の暮らしがほぼ全体見渡せて、戦に備えるというより治世にも効果的な場所に城があるのではないでしょうか。実際この城が建てられたのは江戸幕府が成立してから。戦に備える必要もなかったのです。そしてこの城にはこんな逸話があるそうです。
 
 最初の松山藩主加藤嘉明は幕府に築城の許可を得るとき、この勝山に城を建てたかったのですが、わざと、近くの御幸寺山に建てたいと願い出たそうです。しかし幕府は決して大名の願い通りには許可せず、勝山に建てよとの仰せ。加藤嘉明は幕府の裏をかいてまんまと希望通りの勝山に城を建てることができたのだとか。というのも勝山の下には石手川の伏流水が流れていて、水が豊富だったのだそうです。大学時代に地学の先生から聞いた話です。
 
 防御に優れた城は治世にも優れた城だったと、わたしは思いました。

 帰り道は来た時とは反対の道を。つまり天守閣をぐるりと時計回りに見て回りながら下りました。

 
 
 
 紫竹門をくぐって
 
 門の向こうに竹が植えてありました。黒い竹でしたけど、これが紫竹なのかな?



 乾門に出て
 あとは同じ道を下りました。もう午後の3時半をすぎていましたが、ここを登ってくる人4,5人に会いました。多分散策に来た地元の人。森の中からはあまり聞いたことのない小鳥の声が聞こえて、街とは別世界でした。

追記 この道は後になって作られた道で、お侍たちが歩いた道とは違う様です。市民の憩いの道になつているそうです。

 
 この道は黒門口から登るよりも楽だったような気がします。
 
 
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続ポポー畑の生き物

2022-10-05 11:54:00 | 生き物
  せっかく収穫しても五分の一くらいしか食べないでほぼ捨ててしまったポポーです。そんな無駄なことしないでも、放っておけばいいものをーと思いますが
 
 毎日せっせと畑に通いました。なぜなら、この畑が好きだから。
 
 ポポー畑は昔は水田だったところです。田んぼ地帯には大小の水路が張り巡らされています。果樹園地帯から1キロも離れてないのに植物や生き物など、果樹園地帯とは雰囲気が違うのが好きなのです。
 
 あるときなど、水路の上をエメラルド色に輝く鳥が飛んでいきました。カワセミです。もう10年以上も前に見られたカワセミ。その鳥そのものか子孫なのか、まだここに住んでいたのです。ということは、水路には魚が? しばらく覗き込んでいたら、メダカぐらいの小さな小さな魚が泳いでいるのが見えました。
 
 それから台風の翌日には
 

 頭隠して尻隠さずー逃げようとしてネットに潜り込む際にちらっと見えたのは裏側の赤い色。これはトカゲではなくイモリでした。 これも水路から上がってきたのだと思いますが、こんなものまで住んでいたとは。
 
 田んぼによくいる両生類といえば

 
 わたしは今までずっとイボガエルと思っていたのですが、ヌマガエルだそうです。ヌマガエルは割と汚い水でも生きられるらしいので。
 葉っぱの上にはアマガエル。



 
 けれど、昔に比べてカエルは相当減りました。
 
 
 一時ネットにたくさんとまっていたこの虫
 
 
 なんだかごみに見えたこの虫。
 トビケラじゃないでしょうか。細かく分類しませんけど、おおざっぱにトビケラ。ということは、水路の中にはその幼虫がいるということですよね。

 
 水田地帯だからこその生き物がこんなにも見つかりました。 乾いた果樹園地帯では決して見つからない生き物です。
 
 それから、写真はありませんが黒い羽根のハグロトンボもたくさん飛んでいました。これも水辺に多いトンボです。
 
 トンボは写すのがむずかしいです。ピントが合ってくれません。




アキアカネはもう真っ赤っか。



 蝶はどこにもいますが、花のないポポー畑でも見られるのは、
 



 特に腐った果樹の好きなこの蝶は、よく落下した柿にもとまっています。
 羽を開いてくれないけど、タテハチョウの仲間かな?
 
 
 ヒカゲチョウ?

 
 ツマグロヒョウモン

 
 これも?



 
 これはガです。ガと聞くだけで嫌う人もいるけど、ガの模様は個性的で素敵。これなんか、背中に子供をしょってるように見えませんか?

 
 トンボはなかなか写せません。ピントが草に合ってしまってます。何トンボ?

 

 そして気になっていた泥の巣。ポポーと一緒にネットに落ちて割れていました。
 もう空のようですね。部屋が分かれているのかな? 複数のハチがここで成長したようです。

 
 

また伸び始めたギシギシの葉は穴だらけ。これは!

 
 最近になってその存在を知った、ハグロハバチの幼虫でした。濃い緑の水玉がかわいい。見方によっては緑のう◯こに見えなくもないけど。
 
 車に乗り込もうとしたら、アリがたった一人で羽を運んでいました。「ああ、ヨットのようだ」って言った詩人、だれだったかな?




 
 それから葉裏でこんなものを見つけたのですが、薄暗くて何かわからず。こうして写真を見てみると、イラガの抜け殻のように見えます。

 
 イラガはねえ、
 どこにでもいます。ポポーは虫が付きにくいと聞いていますが、イラガだけは別。小さいし、葉っぱに同化してるし、もう何度刺されたかわかりません。これだけはいまいましい虫です。いや、いまいましいのがもう一つ
 
ヤブカ
 
 小さな小さなカがものすごくたくさんいまして、虫よけスプレーするのを忘れたものなら、腕に5,6か所あかいぶつぶつがー そして、車に乗り降りするだけの間に2,3匹は中に入ってくるんですよ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポポーのトリセツ

2022-10-04 11:28:05 | 野菜・果物・料理など

 新聞でちょっと寂しい記事を見つけました。

 大洲市のポポー農家さんが20年続いた栽培を縮小するというのです。

 大洲市にはたしかポポーの産地があったはず。十年位前かな、ニュースで、地域の人が集まって産地化をすすめ、ポポーアイスなどの開発も進めていると言っていました。では、それが産地化には至らなかったってこと? そして、一人で栽培をしていた人が本格的な栽培委はやめたとー 高齢で後継者いないそうです。

 う~ん、やっぱりポポーって流通させるのは難しいんだなあ、と、これが私の実感です。

 第一に、好きな人と嫌いな人とがはっきりと分かれます。人と会うときは必ずポポー持参で押し付けてきましたが、その感想を聞くと、家族で分けて食べても好き嫌いがはっきりと分かれていたそうです。嫌いな人は全く食べません。 なかなか消費拡大がしにくいのではないかと思います。 

 第2に 痛みやすいこと。 9月初めころはネットに落ちたポポーは1,2日で傷みだしました。台風が過ぎて朝晩の気温が下がりだしてからわりと青くかたいまま落ちてるので3日は大丈夫かな。しかし、青いのは追熟させないとおいしくありません。追熟させても採れ始めたころのような甘さにはなりません。追熟させすぎると味に苦みがでてきます。

 



 下の方が1日目。黒いのは3日目。真ん中のやや黄色いのが二日目くらいたった食べごろ。

 第3に、苦みのもとは皮と種にあるのではないかと思っています。じつは、私は食べた後唇が荒れてきます。はじめはそれに気づかずたくさん食べていたのですが、どうもおかしい、これはポポーのせいではないかと思い調べてみましたら、ポポーの皮と種にかぶれる成分が含まれているらしいです。わたしはひどく荒れるわけではないので一日はに1,2個は食べています。これも体質に寄るらしく、何ともない人もいるようです。

 人にあげるときは極上の実を、「スプーンでざっとすくってざっと種を出して食べるように。子供がすいかを食べるときのように皮の際までこそげないこと、種も周りのゼリー状のところまで食べつくさないこと。」と言ってあげます。が、おいしいのでついつい皮が薄くなるまでこそげてしまう、という人もいて、そういう人は平気なのだと思います。

 大量のポポーをどう消費するか。大きいのはこんなにもあります。甥っ子が「糖尿になりそう」というくらい甘くて、栄養価も高いので、非常食になればいいのですけどねえ。

 



 

 結論から言うと生で食べるのが一番。余ったのは種を取り除きペースト状にして冷凍しておきます。

 



 

 このまま砕いてシャーベット状にしてもいいし、アイスクリームに混ぜてもいいです。けど、種を残したまま放置すると苦みが出るような気がするのです。早く処理して素早く冷凍すべし。

 牛乳との相性はとてもいいと思うのですが、スムージーは私にはきついみたい。ちょっとお腹が緩むのです。ならば火を通したらいいのではないかとポポー入りミルクジャムを作ってみました。去年、ポポーだけでジャムを作りましたがこれは大失敗しましたので。

 牛乳をとろっとするまで煮詰めます。

 



 

 あとからポポーのペーストを混ぜてさらに火を通します。すると

 



 

 なんだか色がどす黒くなったようです。食べてみると・・・さらに苦みが増して匂いもきつくて・・・食べられませんでした。ああ、牛乳がもったいない。

 あと、どなたかのブログで干しポポーというのを作っていましたのでお天気のいい日に3日ほど干してみました。が、種を取ると実が崩れるし、種ごと干せば乾きにくい。食べてみると、中に味が凝縮されておいしいのもありましたが、手間がかかる上にお天気に左右されます。

 というわけで、これぞ幻の果物の王者。 気難しい王様です。プロの農家さんは多分上手に扱っておられるのだと思いますが、ほったらかしの我が家ではそのまま畑に帰す(捨てる)しかありませんでした。 

 これが大都会に近い道の駅などに出荷できるのであればねえ、消費拡大も見込めたでしょうが。残念ながら田舎ではポポーを収益作物として栽培するのはなかなか難しかったのではないでしょうか。

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身近な彼岸花風景

2022-10-02 20:39:47 | 植物
 このあたりでは桜と彼岸花は通りすがりにいくらでも見られるのが当たり前。自然に生えた彼岸花と田園の風景は秋の風景として欠かせません。 
 
 田んぼの畔とか納屋の前とか、何気ない風景だけど秋らしくて好きです。
 




 

 
 しかし、これはすごかった。
 実家に立ち寄ったとき弟が教えてくれたのですが、
 
 子供のころからよく遊んだ細い田んぼ道が、
 
 
 かろうじて真ん中が開いていますが、途中から
 
 彼岸花に占領されていました。残念ながら盛りはは過ぎてきれいさはいまいちですが、二人で笑ったことです。
「これを踏みしゃいで通る気にはならんじゃろう。」



 
 桜三里のトンネルを抜けた東温市側の集落。ここは年々鮮やかに咲いているように思います。先日通りかかったときは鮮やかな赤でしたが、二日後通りかかったら早くも色褪せかけていました。残念。
 








 
 
 2.3年前にいきなり現れた(と私は思った)空き地の彼岸花。というのも、大切に守られている桜と違って、野草は人の手が加わったりほったらかしにされたりするといきなり姿を変えるのです。
 






 
 どんな方向から見ても、いつ見ても絵になります。
 
 
 
 つぼみだけでも結構面白いし
 
 
 
 ぼつぼつ咲き始めても

 
 満開になっても



 


 
 
 ほかのものと一緒に生えていても
 
 
 
 緑濃い木々とは特によく似あう。
 






 
 
 この赤がいやという人もいます。私も昔はさほど好きではなかったですが、咲いたばかりの赤は深みがあってきれいなのです。残念ながらすぐ色褪せてしまいますけど。
 




 
 
 夕方撮ったらこんな風に映っていました。色の修正はしていません。
 






 なかなか柔らかい色合いで、本当にこんな彼岸花があったらきれいでしょうね。
 
 今年はあまりうろうろする時間がなく数か所で写真を撮っただけですが、それでも選ぶのに困りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



















 
















 
 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする