キレるとか、キレっちまうとか世間ではよく言われます。
過日、千葉に出かける用事がありましたので、帰途大規模書店に寄って文庫本を数冊買ってきました。
その中に、セネカの「怒りについて」(岩波文庫)がありました。
以前からほしかった本です。
内容も、わたくしにぴったりです。
むろん学校の教師としても必読の書。
このブログでも草柳大蔵先生の「日本人への遺言」を紹介させていただきましたが、草柳先生も、このキレる現象を取り上げておられる。
草柳先生は、キレることの生理構造がわかりかけていると書かれている。
現代っ子は前頭葉が小さくなっているのだそうです。
幼児期から「我慢」とか「忍耐」とかを教えられていない。勝手なことをしても年長の者から、親からぴしゃりとやられることもない。前頭葉の血流がふにゃふにゃしてしまい、コントロール出来ない。その姿で学校という集団生活に入るから、自分にとって気に入らない状態が起きるとキレてしまう。
日本はそういうキレた若者に対してその都度対応しているだけ。アメリカは社会的システムとして対応している。
そんな文章を読ませていただいて、感心しました。
セネカもそうです。
「怒りには遅延がいい」と言われる。
これはわたくしも教訓としたいものです。
ちょっと間をおけばいいのです。
瞬間湯沸かし器では所詮なんということもない。
そういえば、柔道の試合でかっとなったときは、100%負けましたっけ。
冷静に戦える人間が最強です。
さ、学年末試験が近いです。
いつものとおりちゃんと勉強していますか?
暗記、演習・・・・
やることはいっぱいありますよ。
キレずに、冷静に、着々とがんばってください。
在校生諸君!
過日、千葉に出かける用事がありましたので、帰途大規模書店に寄って文庫本を数冊買ってきました。
その中に、セネカの「怒りについて」(岩波文庫)がありました。
以前からほしかった本です。
内容も、わたくしにぴったりです。
むろん学校の教師としても必読の書。
このブログでも草柳大蔵先生の「日本人への遺言」を紹介させていただきましたが、草柳先生も、このキレる現象を取り上げておられる。
草柳先生は、キレることの生理構造がわかりかけていると書かれている。
現代っ子は前頭葉が小さくなっているのだそうです。
幼児期から「我慢」とか「忍耐」とかを教えられていない。勝手なことをしても年長の者から、親からぴしゃりとやられることもない。前頭葉の血流がふにゃふにゃしてしまい、コントロール出来ない。その姿で学校という集団生活に入るから、自分にとって気に入らない状態が起きるとキレてしまう。
日本はそういうキレた若者に対してその都度対応しているだけ。アメリカは社会的システムとして対応している。
そんな文章を読ませていただいて、感心しました。
セネカもそうです。
「怒りには遅延がいい」と言われる。
これはわたくしも教訓としたいものです。
ちょっと間をおけばいいのです。
瞬間湯沸かし器では所詮なんということもない。
そういえば、柔道の試合でかっとなったときは、100%負けましたっけ。
冷静に戦える人間が最強です。
さ、学年末試験が近いです。
いつものとおりちゃんと勉強していますか?
暗記、演習・・・・
やることはいっぱいありますよ。
キレずに、冷静に、着々とがんばってください。
在校生諸君!