と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

キレやすい?

2009年03月09日 19時08分32秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 キレるとか、キレっちまうとか世間ではよく言われます。
 
 過日、千葉に出かける用事がありましたので、帰途大規模書店に寄って文庫本を数冊買ってきました。

 その中に、セネカの「怒りについて」(岩波文庫)がありました。
 以前からほしかった本です。
 内容も、わたくしにぴったりです。
 むろん学校の教師としても必読の書。

 このブログでも草柳大蔵先生の「日本人への遺言」を紹介させていただきましたが、草柳先生も、このキレる現象を取り上げておられる。
 
 草柳先生は、キレることの生理構造がわかりかけていると書かれている。
 現代っ子は前頭葉が小さくなっているのだそうです。
 幼児期から「我慢」とか「忍耐」とかを教えられていない。勝手なことをしても年長の者から、親からぴしゃりとやられることもない。前頭葉の血流がふにゃふにゃしてしまい、コントロール出来ない。その姿で学校という集団生活に入るから、自分にとって気に入らない状態が起きるとキレてしまう。
 日本はそういうキレた若者に対してその都度対応しているだけ。アメリカは社会的システムとして対応している。

 そんな文章を読ませていただいて、感心しました。

 セネカもそうです。
 「怒りには遅延がいい」と言われる。

 これはわたくしも教訓としたいものです。

 ちょっと間をおけばいいのです。
 瞬間湯沸かし器では所詮なんということもない。

 そういえば、柔道の試合でかっとなったときは、100%負けましたっけ。
 冷静に戦える人間が最強です。

 
 さ、学年末試験が近いです。
 
 いつものとおりちゃんと勉強していますか?

 暗記、演習・・・・
 やることはいっぱいありますよ。
 
 キレずに、冷静に、着々とがんばってください。

 在校生諸君!
コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/