と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

担任のこころ

2009年03月30日 19時12分01秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 学級担任を連続で17年間やらさせていただきました。
 教務主任を2年間。
 あとはずっと担任ばかりやってきました。
 大きな誇りです。教師をやらせていただいて、これほどの誇りはありません。

 部活もずっとやらせていただきました。教育行政に出るまで、ずっと。

 授業研究でも、中学で研究主任をやらせていただきました。担任兼務です。今でも、このときの経験が生きています。授業設計の仕方、授業の組み立て方等々やかましいほどの鍛えをいただきました。また、先生方にも還元していきました。

 
 担任時代の思い出は限りなく、質的にも良好な記憶が多いのです。今でも、そのころのいわゆる生徒さんであった方々とお会いすることがあります。全部覚えております。不思議なくらいに。

 いろいろな学級経営を工夫し、努力し、楽しみました。
 楽しかった思い出ばかりです。
 記憶に残る生徒もいて、彼ら彼女たちが今はあちこちの高校や中学で保護者になっています。むろん県銚にもおられる。この間の卒業式でもお会いしました。中学の卒業生に。

 柔道部で一緒に稽古した生徒さんも、保護者におられる。
 これもまた、今は皆一流の指導者になっておられる。
 いいものです。
 実にいい。

 普段のわたくしの顔からはこうした側面がわからないでしょうけれども。


 実践が基盤にあってこその教員であります。
 空理空論は誰にでも言えます。
 
 そんなのは偉い学者先生に任せておけばいい。
 なんてことを、教育学博士の大学教授に(高校の同級生)かみつくものですから、しょうもないなぁと東京の居酒屋で言われてしまいますが。
 (^0^)/

 永遠の青年教師でありたいものです。
 むろん精神的にですよ。
 年齢では青年ではありませんから。

 体力的にも、鍛錬を怠りません。
 スポーツジムで、6キロの鉄棒で素振りを欠かしません。
 さすがに、ベンチプレスは60キロが精一杯。
 全盛期の半分。
 
 加齢もあるから、Powerでは無理しません。

 しかし、精神的な若さは保てます。
 
 読書と静座。

 そして古今東西の古典で、怠りなく勉強をする。

 それを若人たちにお伝えしていく。実践している姿を自ら見せていく。

 これが「担任のこころ」だと思うのです。


 生涯学級担任をしたわが亡母のごとくありたいものだと思っている次第です。亡母は、懶惰なわたくしなど比較にならないくらいに勉強していました。60過ぎてペスタロッチを原書で学んでいました。
 
 未だに抜き去ることができませぬ。



 今年度は明日で最後です。

 退職、転出されていかれる先生方にお礼を申し上げたいと思っております。


 また明日。
 
コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/