と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

柳に雪折れなし

2009年12月15日 04時26分49秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 柳に雪折れなしとはよく言われます。

 まさに、柳の木は弱いようで強く、実に打たれ強いとも。

 ある本を読んでいましたら、「柳は吹く風に逆らわず、なるようになり、ならぬようになり・・・・」という文章に目が止まりました。

 固い木のままだと、強い風ですぐにポキリと折れてしまいます。

 だから柳になっていれば、耐えられるわけです。吹く風のままに、しなしなと。

 この部分は、いつも持ち歩いているノートに抜き書きをしました。



 昨日の新潟大学合格で、ふと柳の木を思い出したからです。
 
 剛力一辺倒で、勉強していてもなかなか成果は上がらないと思っていました。こういうことは体験からしか言えないのがまどろっこしいのですが。まさに「しなしな」と勉強なされませと言いたいのです。

 現実的には、いろんなことがあると思います。高校生活も中学校の生活も。いろんなことがあって当たり前です。全て面倒なことから逃げることからは、なにも得るものがありません。トラブルは自己を向上させてくれますし。

 世間の荒波の中で揉まれている生徒もいるかもしれません。いわゆる苦学生というものです。これも、わたくしは苦学生体験をしたから言っているのですが、しなしなと受け流しながら、苦労を苦労と思わずにやることです。

 今となっては、10代の後半にさせていただいた苦学体験が財産です。鬼のような方もおられました。水をぶっかけられたこともありました。人を人と思わぬ根性にあきれかえりました。かわいそうな方々でした。差別しているのにそれに気が付かないわけですからね。そういうときに、人間の素性・根性がよくわかります。潜在意識がすっと表面に出てくるのです。日ごろから考えているから行動に出ます。これは本当にそうであります。その時に、人間の真価がよくわかります。程度もです。

 わたくしのように、それをあんまり早い時期にむりやり知らされるのもこれまたいかがなものかと思います。

 しかし、金が無いからと言って、進路を諦めることはないですよ。

 なんとでもできるのです。奨学制度があります。何種類か。先生方に聞いてみてください。

 わたくしが良い例です。受験料すらなくても、なんとかなってしまいました。教員にもなることができました。

 柳のように、しなしなと生きてきたからだと、今は思っております。

 また明日!







 
コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

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高齢\(^_^)/