いい雰囲気であります
蕪村の句「秋のくれ 仏に化ける 狸かな」・・・・・・なかなかであります。
人間にも狸に化けるのいますかな・・・・・・仏様では無理でしょうから(^0^)/
大震災で石が落下したんでしょうか・・・・・いたましいことであります
・このところ、私的に多忙でありました。というよりも、現在進行形でありますが、なかなか人生でも何度もない体験をさせていただいております。
・そこで、この休日は茨城におりました。ビジネスホテルに宿泊して実に細々としたことをやっておりました。
・否、書きたいことはそんなことではなく、地域によってこんなにもことばの持つ雰囲気が違っているのかということであります。茨城のことばは実に語調がやわらかく、イントネーションも美しい。京言葉のようでありました。
・なぜか。ずっとそれを考えております。
・特にU市には、U一族がいたのだそうですが、調べれば調べるほど、この地の平安時代から戦国、江戸時代の歴史はおもしろいものであります。いろいろなことを地元の人からお聞きして、非常に興味を持ってしまいました。
・昨日の朝は、5時に起きて、ジャージに着替えてU市の街並みをウオーキングしました。朝の空気もおいしい。そして、愚生はマップを片手に約6キロの歴史散策を試みました。
・U市と関わりの深い初代のお殿様をまつる寺院に最初に行きました。途中、道に迷ったことに気がつきましたので、杖をついた先輩に道をお聞きしたら、耳もお丈夫ではっきりと教えてくださいました。親切なものであります。そして、ここでまたこの地区独特のやわらかい語調をお聞きして、いいものだなぁと思ったのです。
・愚生はけっして人のことをどうのこうの言えた語調を持ち合わせていません。低音で、あまり品性がよくない声であります。恥ずべきは自分自身であります。応援団で、柔道部でいわゆる気合いの入ったことばばかりを使ってきました。生涯の悔いであります。
・つまり、ことばは品性を現すということを最も言いたいのであります。反省の意味を込めて。
・「即答するバカ」という本があります。梶原しげる先生の新潮新書であります。この本は実にためになる。付箋もつけて、ぼろぼろです。なんと言っても愚生は、ハイスピードの即答するタイプでありますから。ちょっとした物言いということが大切なんであります。即答する前にちょっと考えればいいのであって、これは速射砲のように質問する方々にも当てはまります。よく考えもしないで、バリバリ・ギャンギャン質問機関銃を撃ってはいかんのです。声がでかいと、全く逆効果。いかに品性が無いかを自分で周囲に恥さらし銃弾を撃っているようなものであります。ある意味即質問する・・・・と言い換えてもよろしいんではないですかな。
・常にことばと密接にからむのが、概念規定であります。これはあなどれません。概念規定無しの発言は、その人の品性ばかりか、能力まで正直に表明いたします。
・しかも、聞き手が分析上手ですと、実に困ったことになる。愚生の経験上。
・自慢話もほどほどにしておいた方がよろしい。母校自慢ばかりしていると、それは相対比較のレベルでしかないのですから、けっして図に乗って自慢してはならんのです。県立銚子はまだまだ発展途上。自慢するのはまだまだ早い。そういう話は聞いていて、笑っている人の方が多く、たいていは嘲笑されていると思っていたほうが安全です。謙虚に生きることは、そういうプラス面もあるんです。相対比較のレベルということは、もっともっとレベルの高い人、組織、成果等々が世の中には充満しているということですから。
・最近、拙ブログのアクセスを解析していますと、どうも写真ばかり載せていたら、敬遠されてきたようであります。写真ですと、本校関係者や生徒自身しか興味が無いというご指摘もいただきました。たまには、文章ばかりの記事もあってよいのかもしれません。観念を固定することが、タブーでありますからね、愚生にとっては。
・また明日!