おしめで産まれて、おしめで死んでいくとは、かの高名なる「きまろ氏」の漫談に出てくる台詞である。だから、このステージはオシマイ(おしめぇ)だぁというのである。決め台詞である。最後の。これは、けっこう彼氏の漫談の中では好きな台詞である。
おしめとは、言うまでも無い。おむつのことである。
ボキも確かに赤ちゃん時代にはおむつをやっていた。死んだオフクロがやってくれた。祖母も、伯母もやってくれた。そして、これからまたまたおむつにお世話になるかもしれない。それは確実である。そんなふうに最近は考えていた。
そしたら、先週の金曜日午後から激しい下痢が襲ってきた。金曜日は、いつものエコノミークラス症候群の再診で東洋一の巨大病院に行っていたのだが、ドクターにちょっとハラ具合がおかしいと言っても特別の診断もいただけなかった。それからである。下痢が始まったのは。ドクターの前ではおとなしくしていたのである。下痢の奴は。にっくきこと限りなし。
一日10回はトイレに行ったりしていた。
あああああああああああああああああ、こりゃアブねぇと思った。だから、ホームセンターの介護用品売り場から大人用紙おむつを買ってきてもらった。女房に。もっとジジイになってからお世話になるんだろうと思っていたら、案外早くやってきてしまったよん。
で、今日は月曜日であるから、いつもお世話になっている巨大病院で再度診てもらった。そしたら、単なる腸炎だった。
結果的には良かったものの、とうとうやってきたのかと寂寞たる思いがした。おむつの時代が迫ってきたのだ。ボキにも。
だんだんと死が見えてきたねぇ。
誰だって100%死んじゃうのだけれども。
わはははっははっははっはははっははっははは
(笑っている場合じゃないのだが トホホ)
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