クリス・ハート - 「いのちの理由」MUSIC VIDEO
夕方、千葉県から新規のバイトをやってくれないかと電話が入った。これはかなり興味がある。交通安全の講師をやってくれというのである。このバイトは、ずっとやってきたのだが、今度は対象がかなり異なる。子どもたち相手には違いないが、ちょっと育った環境が異なっているからである。年間5回。やってみたかったのである。やってみたかったから即答した。
こんなボキでも役に立つのであればという返事である。
ボキ、交通安全講話は、かなり独特である。動画を多用していく。さらに、慈悲のこころから行動しようという側面を持つ講話であるから、飽きさせない。
世のため、ヒトのため、未来を担う若者のためならば、一度道を踏み外したとてやり直しはきくはずである。そういう心境から快諾したのである。
困っているからボキを指名してきたのだろうから。やるヒトがいなくて。だったら、頼まれごとは断らないという主義である。快諾したのである。
またこれで生き生き老後が始まってしまうですなぁ。
ありがたいですよ。
BYE-BYE!
《パパ あのね
つなみのときは
ママと
ママのおなかのなかのわたしを
【写真】梨智さんが書いた「あいたいよ パパ」
まもってくれてありがとう
パパ あのね
パパがてんごくにいったあと
七月十二日に
わたしが生まれたよ》
宮城県登米市の小学2年生、奥田梨智(りさと)さん(8)は、東日本大震災で亡くなった父、智史さん=当時(23)=を思い、「あいたいよ パパ」という詩を書いた。
9年前の平成23年3月5日、智史さんと江利香さん(36)は石巻市で結婚式を挙げた。智史さんの出身地で、職場がある石巻市で新居を構える予定だった。
「一生幸せにする」
友達から4年半の交際期間を経て、智史さんからのプロポーズを受けた江利香さん。幸せの絶頂だった。
婚姻届を提出した3月11日。震災と津波が石巻市を襲った。智史さんとは2日間連絡がつかなかったが、大丈夫だと思っていた。しかし、智史さんは帰らぬ人となった。信じることができなかった。
江利香さんは当時妊娠6カ月。智史さんの実家も無くなり、登米市の実家に戻った。失意の中だったが、実家の両親と、当時、小学生だった長女(16)の励ましを受けて、7月12日に、梨智さんを出産した。
「子供ができたことが分かったときが一番幸せだった。優しくて楽しくて、毎日が本当に楽しかった」と江利香さん。
智史さんと、同じく津波の犠牲になった智史さんの妹、梨吏佳(りりか)さんから、一文字ずつもらって、命名した。梨智さんのくりっとした目と活発な性格は、智史さんにそっくりだという。江利香さんは梨智さんに父親の写真を見せながら、思い出話をするのが日課になっている。
「ご飯を食べているときに飲み物がないと食べられないところとか、運動とゲームが大好きなところとか。パパと梨智は性格もそっくりなんだって」と梨智さんは話す。
小学校1年生の夏休み。担任の先生のすすめで父親への思いを詩につづった。
梨智さんは「パパに知ってもらいたいこと、パパに会いたいことを書いた」という。その詩は仙台市主催の小学生を対象とした詩のコンクールで「晩翠わかば賞」に輝いた。
梨智さんは毎日、智史さんに一日の出来事を報告している。いま一番知ってもらいたいことがある。
「パパは私に似ているっていうことを知ってる? 教えたいな」(大渡美咲)
つなみのときは
ママと
ママのおなかのなかのわたしを
【写真】梨智さんが書いた「あいたいよ パパ」
まもってくれてありがとう
パパ あのね
パパがてんごくにいったあと
七月十二日に
わたしが生まれたよ》
宮城県登米市の小学2年生、奥田梨智(りさと)さん(8)は、東日本大震災で亡くなった父、智史さん=当時(23)=を思い、「あいたいよ パパ」という詩を書いた。
9年前の平成23年3月5日、智史さんと江利香さん(36)は石巻市で結婚式を挙げた。智史さんの出身地で、職場がある石巻市で新居を構える予定だった。
「一生幸せにする」
友達から4年半の交際期間を経て、智史さんからのプロポーズを受けた江利香さん。幸せの絶頂だった。
婚姻届を提出した3月11日。震災と津波が石巻市を襲った。智史さんとは2日間連絡がつかなかったが、大丈夫だと思っていた。しかし、智史さんは帰らぬ人となった。信じることができなかった。
江利香さんは当時妊娠6カ月。智史さんの実家も無くなり、登米市の実家に戻った。失意の中だったが、実家の両親と、当時、小学生だった長女(16)の励ましを受けて、7月12日に、梨智さんを出産した。
「子供ができたことが分かったときが一番幸せだった。優しくて楽しくて、毎日が本当に楽しかった」と江利香さん。
智史さんと、同じく津波の犠牲になった智史さんの妹、梨吏佳(りりか)さんから、一文字ずつもらって、命名した。梨智さんのくりっとした目と活発な性格は、智史さんにそっくりだという。江利香さんは梨智さんに父親の写真を見せながら、思い出話をするのが日課になっている。
「ご飯を食べているときに飲み物がないと食べられないところとか、運動とゲームが大好きなところとか。パパと梨智は性格もそっくりなんだって」と梨智さんは話す。
小学校1年生の夏休み。担任の先生のすすめで父親への思いを詩につづった。
梨智さんは「パパに知ってもらいたいこと、パパに会いたいことを書いた」という。その詩は仙台市主催の小学生を対象とした詩のコンクールで「晩翠わかば賞」に輝いた。
梨智さんは毎日、智史さんに一日の出来事を報告している。いま一番知ってもらいたいことがある。
「パパは私に似ているっていうことを知ってる? 教えたいな」(大渡美咲)
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飯岡漁港を襲う津波 2011年3月11日 Japan hits tsunami 3.11
九十九里浜を襲った巨大津波。
これでもって、16名の方々が亡くなってしまった。
これでボキは、神も仏もないって思ってしまった。
人生観が変わってしまった。
こんなことがあろうか、であった。
しかし、逆に宗教観というか、死生観に目覚めてしまったけど。
それで修士課程で学ぶことにしたのである。
来月から。
ともかく、亡くなった方々の怨念はあるだろうから。
合掌!