百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

夢のチャーハン

2015-01-02 | Weblog

 

 

 「夢のチャーハン」と言うと、夢のようにすばらしいチャーハンを思う人がいても不思議ではないから、最初にお断りしておかないといけない。その逆なんだ。こんなに貧しいチャーハンはないとくらいのもの。じゃあ、貧しくてチャーハンを夢に見るのかというと、そうでもないのだけど、だいたいあってるとも言える。夢に見たのだ、そのチャーハン。
 夢のなかの出来事だと後でわかるんだけど、夢を見つつも、なんか変だなとは思っている。そんな夢にありがちな雰囲気。さて食事か、と僕は思っている。冷蔵庫を開く。冷や飯以外にさしたる食材はない。これはもう最終炒飯(参照)だなと思うけど、ネギもない。だめだ。かくなる上は冷や飯に水でもかけて食うかと嘆息すると、年老いて痩せて、ちょっと汚れた調理服を着た中国人の料理人がニコニコとやってくる。誰、この爺さん。
 「チャーハン、できるよ」という。
 「ネギないんですよ」と僕は答える。
 「ネギ、いらないね」
 「まあ、そうかもしれないですね」
 「卵あるよ」と爺さん、冷蔵庫から二つ取り出す。あったんだ。不思議と僕は思っている。
 「卵でチャーハン。わかりますよ」と言うと、爺さん、ニコニコしながら、首をゆっくり横に振る。わかってなということらしい。
 「チャーハン、あなたに教えよう」
 「それはいいけど、チャーハン、僕でも作れますよ」というと、軽く目をつぶって頷くものの、「見なさい」と言う。
 爺さん、フライパンを出してコンロの前に立つ。
 「油を入れる」と言う。フライパンが熱くなったころを見計らって、大さじ二杯くらい油を入れる。それはね。
 「卵を入れる」と言って、その上に卵を割って入れる。それじゃ目玉焼きじゃんと思うと、爺さんは見透かしたようにちらっと横目で見とがめる。あちゃ。
 そのうち白身の端が揚げ卵ふうになるけど、黄身には火がまだ通らない。
 「塩を入れる。少し」とぱらっと塩を卵の上にまく。
 「ご飯を入れる」と言って半熟の黄身の上に冷や飯を載せる。
 ここで緊張が走る。あとで思うとそこでなぜ夢から覚めなかったのかと思うほど。
 爺さん、軽く奇声をあげて、お玉で冷や飯を半熟の黄身の中へぐいと潰し、がっがっつとかき回し始める。揚げ卵風の白身が炸裂する。
 まるで夢を見ているような気分で僕は見ている。実際、夢を見ていたんだけど。
 「できたよ」と爺さんが言って、コンと皿に盛りつける。白身が具になって、飯は黄金チャーハンになっている。
 爺さんニコニコしながら「わかったか」と言う。僕は猛烈に感動している。一口食う、旨い。
 そこで目が覚める。中国人爺さんはいない。耳に「わかったか」の声が響く。パジャマのまま台所にダッシュ。
 火は中火。白身の半分くらい揚げ卵になったら、塩を入れ、ご飯を投下。

 半熟の黄身をご飯に絡めるように潰して混ぜる。

 揚げ卵風の白身が具になるように散らす。気合いだ。

 上がり。

 旨い。なんでこれで旨いんだ。老師、ありがとう。老師にはまだまだ及ばないけど、がんばる。また、夢に来てくれ。

 

極東ブログ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたの運勢を「こんぶ王」が占いますよ♪

2015-01-02 | Weblog
【新年あけましておめでとうございます!】    新年あけましておめでとうございます!  2015年の元旦、皆様いかがお過ごしですか?    昆布は、昔から正月の鏡餅の飾りなどに縁起物として使われています。  これは、昆布の古い呼び方「ヒロメ」が「広める」に通じ、昆布の長々と伸びた形が縁起が良いとされてきたからです。  また、「喜ぶ」に通じることから、「養老昆布」「よろこぶ」という文字をあてて、めでたい縁起物として使われるようになったともいわれているんですよ。    今年も皆様にとって“よろこんぶ”な一年でありますように。    今日のあなたの運勢を「こんぶ王」が占いますよ♪  よろこんぶ神社でおみくじを引いてみてくださいね。    ▼縁起物でもある昆布で幸せを引き寄せよう!  http://www.kombu.or.jp/kaiun/index.html    ……………………………………………………………………  【こんぶろぐ】  http://kombu-net.jugem.jp/?eid=1312

【新年あけましておめでとうございます!】

新年あけましておめでとうございます!
2015年の元旦、皆様いかがお過ごしですか?

昆布は、昔から正月の鏡餅の飾りなどに縁起物として使われています。
これは、昆布の古い呼び方「ヒロメ」が「広める」に通じ、昆布の長々と伸びた形が縁起が良いとされてきたからです。
また、「喜ぶ」に通じることから、「養老昆布」「よろこぶ」という文字をあてて、めでたい縁起物として使われるようになったともいわれているんですよ。

今年も皆様にとって“よろこんぶ”な一年でありますように。

今日のあなたの運勢を「こんぶ王」が占いますよ♪
よろこんぶ神社でおみくじを引いてみてくださいね。

▼縁起物でもある昆布で幸せを引き寄せよう!
http://www.kombu.or.jp/kaiun/index.html

“春のまどろみ”    明けましておめでとうございます。    元日はとらやの干支生菓子。  内側からほんのりの紅餡、  道明寺製☆    2015年も健康第一、  美味しく戴き、  心に残ったものを  アップして参ります。    本年もどうぞ宜しくお願い致します。
 

これもメモ*ゆっくりあとで読む。

15年春夏コレクションから(写真=大原広和) 未来を作る創造業たれ 常に今までにない新しい服を探し続けてきたコムデギャルソンと川久保玲。既存の〝きれい〟にとどまらず、異型の美を探すクリエーションは、時に人々を悩ませ、畏...
FASHIONSNAP.COM
<form id="u_jsonp_14_g" class="live_565187790284138_316526391751760 commentable_item autoexpand_mode" action="https://www.facebook.com/ajax/ufi/modify.php" method="post" data-ft="{&quot;tn&quot;:&quot;]&quot;}" data-live="{&quot;seq&quot;:0}">
 
</form>

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御節( 年神様に供える供物料理)

2015-01-02 | Weblog

新年明けましておめでとうございます。
昨年はひとかたならぬご厚情を賜り心から感謝申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます😊

御節( 年神様に供える供物料理) 
四季の節句を祝う節料理。年神様を迎えるため、人は労働してはならない。そのための保存食でもある。一品一品に意味をもち、これを食することから年神様と同じ食事をする晴れがましさが生まれたそう。

小さなお重箱ですが、少しずつ詰めていくと結構入ります 。毎年かかせないものと、好きなものを加えて私流2015おせち。少しずついただきます😊 
若水 元旦の早朝に初めて汲む水でだしをひいたお雑煮は、縁起がよいといわれています。 福茶をたてて、おだしをひきます(^-^)

新年明けましておめでとうございます。  昨年はひとかたならぬご厚情を賜り心から感謝申し上げます。  本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます󾌵    御節( 年神様に供える供物料理)    四季の節句を祝う節料理。年神様を迎えるため、人は労働してはならない。そのための保存食でもある。一品一品に意味をもち、これを食することから年神様と同じ食事をする晴れがましさが生まれたそう。    小さなお重箱ですが、少しずつ詰めていくと結構入ります 。毎年かかせないものと、好きなものを加えて私流2015おせち。少しずついただきます󾌵     若水  元旦の早朝に初めて汲む水でだしをひいたお雑煮は、縁起がよいといわれています。 福茶をたてて、おだしをひきます(^-^)
 

ホントそう思う。
結局 自分がどう受け止め どう行動するかが問題なのです。
しょせん宇宙の塵みたいなものですから・・・
______________________________

もともと、年が変わるということ自体、人間が勝手に決めた線なんだから、人間がそのつもりで環境を整えなければ、別に他の時間と変わるところは何もないわけだな。

でも、やっぱりね、自分にとっては、線が薄くなるのはいいけれど、線がなくなっちゃうのは嬉しくないなあ。完全に消えてしまうことはないだろうしな。

http://d.hatena.ne.jp/azumy/20090101/1230772890

 
昔は、年を越すとき「よっこらしょっ」という感じだったなあ。 クリスマスを越すと、さあ今度は年越しだぞ..
D.HATENA.NE.JP
<form id="u_jsonp_10_l" class="live_10200148723318241_316526391751760 commentable_item autoexpand_mode" action="https://www.facebook.com/ajax/ufi/modify.php" method="post" data-ft="{&quot;tn&quot;:&quot;]&quot;}" data-live="{&quot;seq&quot;:&quot;10200148723318241_10200156547833849&quot;}">
 
</form>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マックは安過ぎ・・・(苦笑)

2015-01-02 | Weblog

マックは安過ぎ・・・(苦笑)

マックは安過ぎ・・・(苦笑)
 

ひかりのひと、ふたたび
____________________                                   

この世紀のおわりに
稲刈るひとの変電所
の彼方に
いる極東のくに

おとたちばなひめ
からの電話
そのおと

白いスポーツウエアの
中学生が
先頭二台つづいて三台の
きれいな編隊で
このくにの神話をうたいながら
こいでいく自転車

この世紀のおしまいの秋
青く連なる小高い山に
行儀よくはえそろった
鉄塔
それは肩凝りにきくドリンク剤の
屋外看板と拮抗したかに
みえる
うるわしいこのくにの歌枕
                                    
それからさきの
コトバは
ありや                                 
梨の樹

白と赤のストライプ
のクレーンの影に
溶けこむ洗濯物を干す

このひかりからはなにもかも見える
ような錯覚

流れそして轟く車窓
にはるかなる太古の郷愁をのせた
この惑星のひかり

やがて
もうだれも尋ねることはないだろう
だれにも
どこから
どこへ
やって来てそして去るのか

くろい国産自動車
の走り去る
鉄橋のその
向こう側

あおがにじみひろがる
雲の意味なき
山雀
がらにもなく
鳴きわたり

なまえ
____________                   

ゆうぐれうつす
雲の名状しがたき 
その幾層
あかねいろ
いろさす
そのゆうぐれ

なまえ
それはいやしがたい
問はなく
解はない

ゆうぐれ
しずかに世界がとじる
その名状しがたき時刻
しかしながらやがて名称
はあたえられ
そしてそれと同時に記憶は
全消去

くしゅんと
しろい
くしゅんと
ちいさな
くしゅんと                               
ぶたくさの
花にくしゃみを
名もなき花も                              
いずれなく
この世はまたこともなし
しかしながら
免疫もなし

いずれは原初
なまえは所与
水も光も風も山も川も海も樹も
そして土さえも
いずれも
哲学がだいすき
ときている二十世紀末

それにしてもゆうぐれ
べつに
なまえもない雲が
ぼくたちに教えているのかもしれない
デービッド・ヒューム
の国の川面にいまでも映る
ゆうぐれの影を

いまここに
みえる世界
がすべてにしても
あの樹
あの樹のなまえがしりたい
このながれる週末

ことばの病い名状しがたく
くすのき けやき いちょうに せんだん
それにしても                              
そのなまえ

「あす世界が亡びるとして                        
 それでもぼくらはこの天体に
 なにかの
 なまえを
 きょう植える」

しゃくやく あざみ 鉄塔に
えのころくさに かすむサッカーの
ゴールの向こうの はやがね
いつしか
しかも
なきはじめ
しかもこの世は
こともなく
ゆうぐれ
そのさき
やるせなく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かつお節から何を連想しますか?

2015-01-02 | Weblog

皆様 明けましておめでとうございます。

「だし」についてのお話 今日もお付き合いくださいませ。

今日はかつお節の以外な歴史についてです。

かつお節から何を連想しますか?

和食の一番だし・・・その「だし」の中心が、かつお節。

かつお節はかつおの切り身を煮て、燻乾した荒節と荒節にカビをつけて、熟成させた本枯れ節に分けられます。

かつおの枯れ節はカビを利用した発酵食品です。

そんなかつお節ってその昔、戦場での携行食だったんですって。

何でも16世紀 小田原城主北条氏綱は鰹節に「勝男武士」の字をあてはめ、戦勝の報償品として用いたそうです。 

又 戦国武将織田信長は鰹好きで、近隣の武将をもてなす席には、生鰹が出ていたとか・・・

信長も又 戦勝祈願の縁起物としてかつお節を珍重していたようです。

さらに時を経て、明治時代 西南の役から日清日露戦争の時代にも乾パンとともに古来から用いられていた鰹節が日本陸軍・海軍で携行食として採用されていたそうです。

かつお節はたんぱく質を多く含み、疲労回復に役立ちビタミンB!も多く含み、又 カルシウムやビタミンDも多く含んでいます。


そして、それは、精神安定効果をもたらすそうです。

「だし」というよりは、食べることで、疲労回復や、戦場での精神安定の効果をもたらし、戦の携行食として用いられていたようです。

保存性があり、その簡易性と動物性たんぱく源補給にピッタリなのが、「かつお節」というわけです。

防腐剤も着色料も一切使っていない自然食品のかつお節。ぎゅっとうまみの詰まったかつお節はこれからも和食にはかかせない食材です。

 

だしソムリエ藤原洋子@広島・福山です。  皆様 明けましておめでとうございます。  幸先良く1月1日 木曜日のエッセイ担当で  今年は何だか ついてるみたい♪  「だし」についてのお話 今日もお付き合い  くださいませ。    今日はかつお節の以外な歴史についてです。  かつお節から何を連想しますか?  和食の一番だし・・・その「だし」の中心が、  かつお節。かつお節はかつおの切り身を煮て、  燻乾した荒節と荒節にカビをつけて、熟成させ  た本枯れ節に分けられます。かつおの枯れ節は  カビを利用した発酵食品です。  そんなかつお節ってその昔、戦場での携行食だ  ったんですって。  何でも16世紀 小田原城主北条氏綱は鰹節に  「勝男武士」の字をあてはめ、戦勝の報償品と  して用いたそうです。 又 戦国武将織田信長  は鰹好きで、近隣の武将をもてなす席には、  生鰹が出ていたとか・・・  信長も又 戦勝祈願の縁起物としてかつお節を  珍重していたようです。  さらに時を経て、明治時代 西南の役から日清  日露戦争の時代にも乾パンとともに古来から用  いられていた鰹節が日本陸軍・海軍で携行食と  して採用されていたそうです。  かつお節はたんぱく質を多く含み、疲労回復に  役立ちビタミンB!も多く含み、又 カルシウム  やビタミンDも多く含んでいます。  そして、それは、精神安定効果をもたらすそうです。  「だし」というよりは、食べることで、疲労回復や、  戦場での精神安定の効果をもたらし、戦の携行食と  して用いられていたようです。保存性があり、  その簡易性と動物性たんぱく源補給にピッタリなのが、  「かつお節」というわけです。  防腐剤も着色料も一切使っていない自然食品のかつお節。  ぎゅっとうまみの詰まったかつお節はこれからも和食に  はかかせない食材です。   日本の伝統食品「かつお節」万歳ですね♪     日本で唯一『だし』に特化した講座!  だしソムリエ検定講座  http://www.dashi.be/lecture/e/
<form id="u_jsonp_3_s" class="commentable_item hidden_add_comment collapsed_comments" action="https://www.facebook.com/ajax/ufi/modify.php" method="post" data-ft="{&quot;tn&quot;:&quot;]&quot;}">
 
</form>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする