1位はアメリカじゃない!意外すぎる世界の肥満大国ワースト10
海外旅行に行くと、レストランで出てくる食べ物や飲み物の量の多さや、食生活の違いに驚くことがありますよね。
すると、「日本は子どもを健康的に育てやすい、いい国だな~」なんて思うことはありませんか? 海外の事情を知ると、自国の良さに気付くことも多いです。
そこで海外サイト『Fitness Frenzie』より、世界の肥満大国ワースト10をお届します。世界一の肥満国といえば、どこを思い浮かべますか? あなたの想像通りかどうか、チェックしていきましょう!
■10位:フィンランド
キャベツや魚、ジビエを使った料理が多いフィンランドで、何故か人口の20.2%が肥満という結果に。これは、しょっちゅう魚を揚げているのが問題かもしれません!
■9位:ルクセンブルク
西ヨーロッパの小さな国ルクセンブルク。この国の住民が太り、肥満人口が22.1%に上ったのは、それほど不思議ではありません。
なぜなら、フランス、ドイツ、ベルギーに囲まれたルクセンブルクでは、周りの国々に影響された料理が楽しめるのです。
また、ルクセンブルクはワイン生産も盛んで、人口一人当たりのビール消費量は世界1位。そりゃあ、太るってもんですよ!
■8位:アイルランド
天気の悪さで有名なアイルランドでは、外に出て運動する機会が少ないのです。代わりに家の中で座り込んで、グレービーソースをかけた肉やジャガイモをモグモグ……。
でも、仕方がないんです。寒いんですから! おかげで肥満率は23%という結果に。
■7位:イギリス
イギリス全土の肥満率も同じく23%。ある調査によれば、これは生活の近代化が原因のようです。
調理済みの食材が、不健康なものを中心に増えています。つまり、ファーストフード店が街に続々と現れているのが問題ということです。
■6位:カナダ
カナダでは肥満率が急上昇中です。現在は24.2%で、州によってはさらに高い率になっています。
そしてカナダも、どこを向いてもファーストフード店、という国の仲間入りを果たしてしまいました。
■5位:オーストラリア
日がさんさんと降り注ぐビーチに囲まれたこの国が、肥満大国の第5位にランクインしているとは驚きですね。
なぜかというと、オーストラリア人の四分の一近く、24.6%が実は肥満なんです。オーストラリア政府は肥満率低下を画策していますが、成果はさっぱり……。
■4位:チリ
おいしい料理とワインの国チリなら、ちょっと食べ過ぎてしまう気持ちも分かるのでは? しかし、人口の25.1%が肥満というのは、多すぎですよね。
■3位:ニュージーランド
風光明媚な景色の広がるこの国に、太った人がいっぱいなんて想像できません。しかし、ニュージーランド人とアメリカ人の平均体重はほぼ同じで、ニュージーランド人口の26.5%もが肥満です。
「もっと外に出て、美しい自然を楽しめばいいのに」と思わずにはいられません。「もう飽きた」なんてことはないと思いますけどね!
■2位:アメリカ
アメリカが肥満大国、第2位にランクイン! アメリカでは31.8%が、太り過ぎでは済まず、肥満と見なされています。でも、アメリカを越えた国があるんです。さて、どこだと思いますか?
■1位:メキシコ
正解はメキシコです。食べ物は本当においしいですが、残念ながら不健康なものばかり。その上、おびただしい数のファーストフード店の来襲が災いし、アメリカさえも抜かす結果となりました。
なんと、肥満人口は32.8%にも上ります。3人に1人が肥満状態にあるとは、驚きですよね!
いかがでしたか? ワースト10には意外な国も多くランクインしていましたね。私たちが住む日本は、スリムな体型の人が多く、肥満の割合が世界的に見ても低いと言われています。
しかし最近では、日本でもファーストフード店をどこの街に行っても見かけることができます。
肥満にならないためには、日々の食生活に気を付けることが大切。子育て中のママたちは、子どもの健康も考えて、食事をしっかり管理していきましょう。