その柄は ペガサス・・・
赤ワインと合わせて。塩昆布で手軽に作る「ラム肉のグリル」レシピ
今回は干支にちなみ、羊の肉の簡単レシピとそれに合う赤ワインをご紹介します。羊肉と赤ワインで温まって、寒さを吹き飛ばしましょう!
ラム肉に期待できる美容効果羊の肉は、モデルさんたちにも愛食者が多く、美容食として知られています。その理由としては、まず、カルチニンの含有量が多いことがあげられます。カルチニンは燃焼力アップの効果をもたらし、体脂肪を効率よく減らすことができます。お正月の後、体重を元にと戻せていない筆者にとってとても魅力的な食材です......。
また、チキン、ポークなどと比べ、低コレステロールですし、ラムの脂肪分は人間の体内で分解されにくいという利点があります。
ビタミンB郡が豊富な上、鉄分も多いので、貧血で悩む方々にもおすすめです。身体をあたためる作用もあり、冷え性に効果的なため、寒い冬にはとりわけありがたい食材です。今年の冬はぜひ羊肉イーターになりたいもの。
満足感のある美容食を食べて美味しい赤ワインを飲み、痩せられる? と考えただけでもあたたかくハッピーな気分になってきます。
塩昆布で手軽に作るラムのグリルレシピまずは、塩昆布を使って手軽に作れるラム肉のグリルレシピとおすすめの赤ワインを紹介します。
ラムのグリル 超簡単塩昆布ミントソース
<材料>
・ラムチョップ:大8本
・塩:少々
・黒胡椒:少々
・ハーブ・ドゥプロヴァンス(ハーブをブレンドしたもの):少々
・塩昆布(みじん切りにしたもの):大さじ 1杯程度
・ペパーミント(みじん切りにしたもの):小さじ2~3杯
・オリーブオイル(アルベッキーナ種の優しい風味のものを。グリーンな風味の強いものは避けてください。):適宜。塩昆布とオイルを混ぜたときにどろっとする位のオイルの量が良いです。オイルの入れすぎに気をつけてください。
<作りかた>
(1)ラム肉に塩、胡椒をし、ハーブ・ドゥ・プロヴァンスを振りかける。
(2)グリルパンか魚グリルで脂の部分が少しこげる程度に焼き、裏返して1分ほど焼く。焼きすぎに注意してください。
(3)お皿にとりアルミホイルを上からかぶせて5分~7分ほどおいておく。
(4)その間に、みじん切りにしておいた塩昆布、ミント、オリーブオイルをまぜてソースを作る。
(5)食べる直前に、ラムにミントソースをかける。
手間いらずで、本格的な仕上りになるおすすめレシピです。
ラム肉にもってこいの赤このレシピに合わせるワインはやっぱり赤。
塩昆布は、果実味たっぷりのフルボディの赤に合います。ですから、「クロ・フォンタ」のようなワインは、このソースにはもってこいです。
使われている品種がガルナッチャ、カベルネなどと聞くとヘビーがあるのですが、きれいに熟しており、品種は異なりますがブルゴーニュのようなエレガンスさを持っています。
そして、次に紹介するラムの煮込み料理「仔羊のナヴァラン」。
芳香が強く、プラム、スパイスのニュアンス、トースティーな含みを持ちます。フルボディで果実味のしっかりしとした核があり、融和したタンニンに支えられており、赤身の肉に良く合います。
寒い季節のホームパーティにぴったりのラムの煮込み料理「バロナーク」 に合う料理「仔羊のナヴァラン」は週末のディナーにサーブするメインとしても最適。前日から作っておけるので、ホームパーティのメインにして、ホストも当日バタバタせず、お客様とゆっくり会話を楽しめるお助けディッシュです!
仔羊のナヴァラン
<材料>(4人分)
・ラム:1.5キロ
・人参:1本
・タマネギ:大1個
・トマトの水煮:1缶
・ガーリック:4片
・ローリエ:5枚くらい
・バター
・オリーブオイル
・砂糖:大さじ2
・付け合わせの野菜(タマネギ、ベビーキャロット、ジャガイモ、芽キャベツ、グリンピースなど)
・刻みパセリ:適量
<作り方>
(1)ラムを5センチ角に切る。
(2)バターとオリーブオイルをフライパンに入れ、切っておいたラムを焼く。焼き色がついたら、砂糖を入れ、数分間混ぜながら炒める。
(3)圧力鍋に、肉を移し、タマネギ、トマトの水煮、ガーリック、ローリエを加え、ブイヨンスープをひたひたになるまで注ぐ。10分ほど加熱する。
(4)一晩置き、固まった余分な脂を取り除く。
(5)鍋を火にかけ、温まったら、肉を取り出す。鍋にあるソースを漉して、また鍋に戻し、数分煮詰める。その後、ラムを鍋に戻す。
(6)付け合わせの野菜を入れ、15分ほど煮る。
(7)お皿に肉と野菜を盛り、ソースを上からかける。刻んだパセリをかけてできあがり。
寒い冬に身体があたたまるこのラムの煮込みは、ゲストにもうけること請け合いです。
それでは、ラムをたくさん食し、美味しい赤ワインをのんで、今年も楽しい年にしましょう。