ま、そんなこと言いながら潰されてしまったわけですが、当然ながらいくつか書いてきたようにこれには裏があります。長くて面倒なのでかいつまんで書きますと、この論文には共著者がいること、そいつらはユダヤ系、日本の研究資金は海外に流れていくこと、歴史上多くの日本研究者が研究したことは横取りされてきたこと、その前に必ずその研究者をおとすということ、最後にニホンジンはそんな経緯とか忘れてしまうということ、がすべて共通しているわけです。
STAP細胞とは部分的には千島学説の焼き直しになるのですが、人体や生物としての、おそらく数百か数千かわかりませんが制御するシステムが存在します。それは生命体の中でなければ制御することはできません。だからこそこれまで世紀の発見がでてきても、いつも何も変わることはなかった、この研究も同じ範疇に所属するものです。
別に私はこの研究者の人格を否定したいわけではありません。ノーベル賞をもらうような人たちも、どちらかというと性格はいいのですが、その真面目さゆえに悪魔に魂を売っているという自覚はないわけで、このケースもまた同じです。それがゆえに小保方さんもまた理研を追いだされることになりました。結局この裏側はSTAP細胞が医療利権を破壊することを恐れていると同時に、STAP利権でさえ強欲に奪おうとしている者たちの思惑があるということです。
今回パリでテロ事件があったということですが、こういう事件もまた似たような背景図をたどっています。私たちは利権者や優生学者やお金持ちたちが仕掛けるインチキに惑わされることなく、その裏側にある構造は何なのかを考える必要があります。どんな物事も共通した構造によって生み出されており、さらにいえばその構造を自ら生み出したのは市民であると気付くことから、それは変化し得るのだと考えねばなりません。
陰謀論
2015年になったこともあり、いい加減陰謀論なんて愚かしい言葉から日本も卒業した方がいいように思うが、いまだみざるきかざるいわざるの日本人が多いのは悲しいことである。この記事だってそうだが陰謀論みたいな話を書いたりすると、途端に記事の反応は悪くなることが多い。宇宙人の話などになると疑う人がいてもいいが、現実的に多国籍企業や金融支配や各国政府の血族構造など、ちょっと調べれば目に見える普通の話であって、知らないのは日本人だけにすぎないことである。
「彼ら」とは何か?それをひと言でいうならこの世界の「支配者層」であるということだ。民主主義や法治国家のこの国で支配者など存在するのか?と考える人がいまだいるなら、それは平和ボケもはなはだしいことである。日本でも欧米でも、裏を知れば知るほど、民主主義でも法治国家でもないことに気づかざるをえない。そして「彼ら」が何を考えているかを想像しなければ、生き残ることさえ難しい。そして「彼ら」にとっては日本のトップたちなど手下に過ぎない存在であると言わざるを得ない。
拙著「医学不要論」の中で、「彼ら」を表すときにユダヤ勢力、イルミナティ、フリーメーソン、三〇〇人委員会、CFRなどの言葉を使った。そして私個人はあらゆる場面において、これらの単体を重要視していないということを書いた。彼らはただ単純にユダヤというだけでは説明できない「構造」をしていると記載した。「彼ら」を指し示すときにまず外すことができない種族、それが「ロックフェラー一族」であり「ロスチャイルド一族」であろう。そして言葉としてはシオニスト、イルミナティ、フリーメーソン、などであろう。
ロックフェラー一族についてはさすがに知らぬ人はいないだろう。ネットで陰謀論について調べていっても最初に出てくる、アメリカを中心として表立って中心となっている一族である。世界最大の石油トラストをもち、ジョン・D・ロックフェラーと弟でナショナル・シティー銀行ニューヨーク(現在のシティグループ)創業者の一人であるウィリアム・ロックフェラーによって発展した一族。医学的にはロックフェラー研究所が有名であり、数々の偉業を為したと記録されているが、まさにこれ自体捏造されていることや研究の結果は嘘だらけである。
ロスチャイルド家は、元来ユダヤ系ドイツ人の一族であり、18世紀からヨーロッパの各地で銀行を設立した大財閥である。初代のユダヤ系ドイツ人であるマイアー・アムシェル・ロートシルトが古銭商・両替商に端を発し、ヘッセン選帝侯ヴィルヘルム1世との結びつきで経営の基礎を築いた。その後、彼の5人の息子がフランクフルト・ロンドン・パリ・ウィーン・ナポリの各支店を担当、相互に助け合いながら現在のロスチャイルドの基盤を築く。息子の中ではネイサンが有名であり、彼はナポレオンとの取引で活躍し財を築いた。その後ロスチャイルド家は多くの企業の設立や資本家の支援を行ってきたことでも知られている。ロックフェラー一族だけでなく、ダイヤモンド採掘のデビアス、JPモルガン・チェースなどもそうである。
イルミナティは、現実の歴史、およびフィクションに登場する秘密結社の名称。ただ、多くの市民たちはイルミナティメンバーなど見たことも聞いたこともないであろうから、これについては存在する、このような情報があるとだけ知っておけばいいことである。宗教的にいえばグノーシス的要素やテンプル騎士団、シオン修道会、アサシン、フリーメイソンとの関連等を持つとされ、公的にも実在した集団があるが、このアダム・ヴァイスハウプトが主催したイルミナティはカモフラージュのイルミナティであると知っておけばいい。概念としてはイルミナティネットワークという言葉がわかりやすい。
フリーメイソンは、16世紀後半から17世紀初頭に友愛結社が定義である。友愛の名にある通り元総理大臣の鳩山氏がフリーメーソンを公称しているのは有名である。現在多様な形で全世界に存在し、その会員数は600万人に上り、うち15万人はスコットランド・グランドロッジならびにアイルランド・グランドロッジの管区下に、25万人は英連邦グランドロッジに、200万人は米国のグランドロッジに所属している。しかし奥まで見据えることができれば、友愛というのは「彼ら」の中だけの友愛であり、人民や市民にとっての友愛では全くないことがわかる。
シオニズムは、イスラエルの地(パレスチナ)に故郷を再建しよう、あるいはユダヤ教、ユダヤ・イディッシュ・イスラエル文化の復興運動(ルネサンス)を興そうとするユダヤ人の近代的運動とされる。ただ、シオニズムの運動に全てのユダヤ人・ユダヤ教指導者が賛同したわけではないのだが、ここには明快な理由がある。残念ながらシオニズムはユダヤ人のための活動ではなく、そんなことは「彼ら」自身がよく知っている。
このようにして「彼ら」は何十、何百という階層構造を形成し、トップは基本方針と戦略と思想によって手下たちを支配し、手下たちには知るべき最低限のことだけを教え、自分たちの秘密を教えず、また断片化して総合的な視点や考えが及ばないように下層民をコントロールしている。「断片化」はあらゆる場面においてみられる「彼ら」の基本的な手法である。これまでの内容だけでなく理解を深めていただきたいが、この構図を理解しない限り「彼ら」にだまされないよう己を保つことは決してできない。