【三田】ゼロワンカレーA.o.Dの2種ミールスをいただきました【JCA2019メインアワード】
こんばんは。
東京タワーが見える、三田にやってきました。
今回の目的のお店はこちらです。
ゼロワンカレーA.o.Dです。(以下ゼロワン)
大阪の谷町四丁目で2014年にオープンの人気店ですが、2019年に東京進出で移転しました。
東京でも人気は変わらずのようで、Japanese Curry Awardsの2019年度メインアワードを受賞しています。
2022年2月に、姉妹店にあたるゼロツー ナシカンダール トーキョー(以下ゼロツー)が大手町にオープンしたのは記憶に新しいところです。
今まで訪問する機会がなかなかなかったのですが、ゼロツーが素晴らしいお店だったこともあり、ゼロワンに訪問してきました。
店内はカウンター席とテーブル席で26席。
コロナ禍の現在は入店時にスタッフによる検温があり、間隔をあけた座席の誘導が行われています。
テーブル席は大きなテーブルで12名分くらいありましたが、ビニールで仕切られていました。
会計は各種電子マネー、クレジットカード決済が可能です。
平日午後の遅めのランチに訪問しましたが、お客さんは途切れずにほぼ満員でした。
ゼロツーでは店内BGMがマレーのポップスなどが流れていて、現地感の再現度が半端なかったですが、ゼロワンではインドの音楽…ではなく、ハナレグミなどの日本のポップスでした。
内装やメニュー表記、全体の雰囲気など敷居の低さを感じさせます。
ゼロツーはマレーシア料理のナシカンダー専門店ですが、こちらゼロワンは南インド料理店になります。
ランチは南インドの定食にあたるミールスになるようです。
基本のミールスにカレーの種類を追加料金で選んだりできるみたいです。
最低価格はベジミールスの1000円からになります。
限定カレーでブリのカレーなど、気になるものもありましたが、今回はベーシックなミールスにあたる、2種ミールス(チキンマサラとベジマサラのセット:1250円)にしてみました。
ライスが選択できるので、100円増しのレモンライスにしました。
しばらくして私のミールスが運ばれてきました。
きれいな盛り付けで、一見ミールスっぽさを感じさせません。
奥側の左からサンバル、ラッサム、チキンマサラ、ベジマサラになります。
白い横長のお皿は左からベルプーリ、旬野菜のトーレン、ココナッツチャトニ、中央がレモンライス、ダール、お皿の右上がポテトギーロースト、その下がニンジンのアチャール、右がバンガロールベジヌードルだそうです。
詳細はお店のメニューに書かれているので、初めての方でも戸惑うことなくいただけると思います。
サンバル、ラッサム、ライス、ダールがお替わり可能です!
ランチとはいえ、1000円からでお替わり可能というのは破格ですね。
楽しみにそれぞれを味わってみました。
ゼロワンのミールスはケーララ州のスタイルとのことです。
サンバル、ラッサムともに甘みや酸味のメリハリがかなり強く出ている感じがしました。
チキンマサラは大ぶりの鶏もも肉が沢山入っていて、カレーはかなり濃厚な味付けでスパイスもふんだんに使われている感じでした。
ベジマサラはサツマイモと太ネギがたっぷり具材に使われていたのが意外でした。
店頭の黒板にその日の素材が書かれてありましたが、帰る時にチェックしたところ、東京産のポロネギとのことです。
鶏肉や魚なども産地が書かれてあり、好感が持てました。
そういえばゼロツーでも店頭のボードに厳選素材の記載がありました。
姉妹店ということで共通した部分が感じられました。
それぞれを混ぜて、するするといただきました。
レモンライスは長粒種をふんわり炊いてあり、カシューナッツなども入っていてカレーなどをしみこませていただきます。
インドのスナックだと思っていたベルプーリがミールスのトッピングとしてあるのが不思議な感じでしたが、パパドを砕いてふりかけたような食感が楽しめました。
ポテトギーローストは、ゼロツーでもあったメニューです。
現地のナシカンダーで見たことはないなと思っていたのですが、ゼロワンの姉妹店なので向こうに入っていたのね、なるほどと思いました。
あっという間にライスがなくなったので、お替わりできるものを全部いただきました。
レモンライスをオーダーした場合、通常のゼロワンベーシックと選べるので、ベーシックのライスをいただきました。
こちらは五分づきの玄米と長粒種を炊いたもので、ポロポロとした素朴な味わいです。
…って、このライスもゼロツーと同じものになりますね。
リッチなチキンマサラとの相性が抜群で、よく混ぜ込んでいただきました。
再度全部お替わりしました。
今度はレモンライスです。
ご飯の器が変わるのも何とも可愛らしいです。
レッドマッタライス(+250円)というケーララ州のお米をオーダーしていたら、全種類お替わり可能とのことでした。
大満足でお腹がパンパンになるまでいただきました。
そうそう、白い横長のお皿は自然に中央がくぼんでいて食べやすかったです。
他のお客さんには緑色のお皿もあって、パッと見バナナリーフのようで、よりミールスの雰囲気が味わえるかなと思いました。
珍しいお皿なので特注かと思いましたが、韓国製らしいです。
この食器をミールスに使おうというチョイスのセンスには脱帽です。
食後にドリンクセット(300円)のホットチャイをいただきました。
たっぷり熱々のチャイをゆっくりいただき、お腹を落ち着かせました。
いやはや…すばらしかったです。
ゼロツーとの違いや共通点が感じられたり、お店ごとのコンセプトが感じられたのは嬉しかったですね。
普通に女性客が1人だったり複数名で訪問して、ミールスを楽しんで召し上がっている光景はひと昔前では考えられなかったので、すごいことだなと思いました。
ミールスでお腹がパンパンだったので断念しましたが、こちらのお店はケーキもすごく魅力的です。
ドリンクとケーキだけの利用はお断りしているとのことなので、料理のあとにいただくというのが何とも悩ましいですが、いつかデザートにケーキもいただいてみたいと思いました。
それでは、失礼します。
【店舗情報】
ゼロワンカレーA.o.D
住 所:港区三田3-2-9 杉浦ビル1F
電話番号:03-6722-6380
営業時間:11:30~14:30、17:30〜21:30
休 日:水曜・木曜日