【タクコ】基本のチキンカレーと基本の赤缶カレーを作りました【S&B赤缶】

こんばんは。

先月、定期的に観ている料理研究家・リュウジさんのyoutubeチャンネルでカレーのレシピの動画が上がっていたので観てみたのですが…。

印度カリー子さんとのコラボでした!(;゚д゚)ポカーン
これは観るしかないですね!
内容は初心者向け、基本中の基本のインドカレーでした。
詳細は動画を観てほしいですが、使うスパイスは3種類だけで材料は全部「1」というとっても分かりやすいレシピでした。

チリパウダーやホールスパイスを使わないインドカレーということで、これならうちの妻でも食べられそうです。
ぜひ作ってみようと思っていたら、youtubeからおすすめされた別の動画でこんなものが出てきました。

COCOCOROチャンネルというところで、大西哲也さんという方の動画になります。
私は存じ上げなかったのですが、この方も料理研究家で著書を出されていて、youtubeでレシピ動画をアップしているようです。

さて、この動画にある赤缶カレー粉とは言わずとしれたS&B食品のカレー粉です。
S&B食品のサイトに、赤缶カレー粉を発売した当時のレシピが掲載されています。
固形のカレールゥが発売されるよりも前のもので、小麦粉を炒めてルゥを作っています。
そのレシピを再現した動画になります。

実は実家暮らしの学生時代に、母から小麦粉を炒めて作るホワイトシチュー(小麦粉を炒めてから牛乳でのばして鍋で煮込んで仕上げていました)や、同じようなカレーも教わりました。
これらをブールマニエと言う、と当時母から教わりました。
懐かしいです。

こちらも詳細は動画を観ていただきたいですが、この赤缶カレーもカリー子さんのインドカレーと同様に、シンプルなカレーに仕上がっているようです。
どちらも基本のカレーでシンプル、辛さも赤缶カレー粉の量で調整できるので作ってみよう!と思いました。

今回の材料は簡単に揃うものばかりです。
中央のパウダースパイスは上からターメリック、クミン、コリアンダーです。
カリー子さんいわくタクコと覚えてください、とのことです。
この他に写真に撮り忘れましたが、プレーンヨーグルト、ニンジン、鶏もも肉、豚肉を用意しました。

タマネギを炒める工程はどちらのカレーにも共通してあるので、まとめて炒めました。
赤缶カレーはキツネ色、カリー子さんのカレーは茶色になるまで炒めるので、キツネ色の時点で炒めタマネギを取り分けておきました。
ここからさらに炒めて、しっかり茶色に炒めました。

ここから並行して調理していきます。
右は赤缶カレーで、具材と肉を炒めてから水を入れて煮込む、オーソドックスな日本のカレーの作り方ですね。
左はカリー子さんのカレーで、ざく切りトマトを炒めて水分をタマネギに吸わせ、パウダースパイス→肉の順に炒めて少量の水で蓋をして煮込む、インドカレーのマサラ作りと同じような工程になります。
基本のインドカレーは煮込み時間が短いため、仕上げだけ残して一旦火からおろしました。

空いたコンロで赤缶カレー粉のキモになる小麦粉炒めに取り掛かります。
ここは弱火でじっくり炒めないと、一気に焦げてしまいます。
ここだけは集中して取り掛かった方がいいですね。

細かな泡が出なくなり、このくらいの色になったら火からおろして、ぬれぶきんの上におき、フライパンの温度を冷ましてから赤缶カレー粉を投入して混ぜ合わせます。
「温度を下げてから赤缶カレー粉を加えることで、赤缶カレー粉本来の香りを損なわずおいしく仕上がります」とS&B食品のサイトにも大事なポイントとして書かれてました。
ここは結構意外なポイントでした。

以前マレーシア料理教室で、確かフィッシュカレーの回でしたが、カレー粉を水で溶いて炒めていました。
温度が高いところにカレー粉のまま入れると焦げやすいし、香りが損なわれるとシェフが話していました。
意外なところで話がつながりました。

あとは煮汁で炒めたカレールゥを伸ばしてから鍋に入れ、かき混ぜながら弱火で少し煮込んで完成です!
多めの砂糖と塩で最後に味を決めて完成になります。
味付け前に味見したら、ちょっと物足りない?という感じでした。
塩を足すだけでいいのかな?と思ったのですが、砂糖を入れたらドンピシャの味にまとまりました。
バーモントカレーとかのリンゴとハチミツ〜のくだりも、子供向けの甘口という他に、味をまとめる要素として使っているのかもしれませんね。

基本のインドカレーもヨーグルトと塩で味を決めたら温めて完成です!

基本のインドカレーと赤缶カレーの完成です!ヾ(*´∀`*)ノ
楽しみにいただきました。

ふぉぉおおおお!(;゚д゚)ポカーン

どちらもハゲしく(゚д゚)ウマー!

基本のインドカレーはスパイス3種類とは思えない完成度です。
ミニマムながらトマトとヨーグルトの酸味とタマネギの甘味、鶏肉の旨味などの構造がすばらしいです!

もう一方の赤缶カレーですが、こんなに鮮烈なカレー粉の香りが立ってるおうちカレーは初めてです。
見た目はごくごく普通の日本式のカレーですが、自分で作っておきながら度肝を抜かれました。
カレー粉の量をレシピの約半分に控えて作ったところ、中辛より若干甘口かな?って感じの味になりましたので、レシピ通りの分量だともっと刺激的になりそうです。

奇しくも8月1日よりカレールゥが一斉値上げとニュースで言ってました。
確かに市販の固形ルゥで作るのは手間がかからないですが、この手間をかけた分に見合う鮮烈な味と香りと抜群のコスパは魅力的ですね。

どちらのレシピも動画で共通して話してましたが、余白を感じられるレシピになっています。
キノコやお好みの具にアレンジしたり、隠し味などを足したりカスタムが楽しめると思います。

すぐにでも次回はアレンジレシピで作ってみたいと思える、素晴らしいカレー2種でした。
リュウジさん、カリー子さん、大西さん、ありがとうございました!

それでは、失礼します。

【関連動画など】

料理研究家リュウジのバズレシピ

印度カリー子のスパイスショップ

COCOCOROチャンネル

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