【新宿御苑前】モンゴモロのナシチャンプルーをいただきました【超尖ってます】
こんばんは。
今回は新宿御苑前にやってきました。
目的地は大通りに面した、こちらのお店です。
今回は新宿御苑前にやってきました。
目的地は大通りに面した、こちらのお店です。
モンゴモロです。
以前新大久保にあって話題だったインドネシア・ジャワ料理のお店ですが、2021年4月に新宿御苑前に移転オープンしました。
昨年から行きたいと思っていましたが、定休日だったり、営業時間内に間に合わなかったり(その時は19:30ラストオーダーでした)で、タイミングが合いませんでした。
外見はアジアン食材店のように見えますが、中に入るとバットに入った大きな唐揚げなどがゴロゴロとテーブルに置いてあります。
奥に進むと、まるでマレーシアのナシカンダーのように、おかずがたくさん並んでいて、テンション爆上げです!( ゚∀゚)ノ
日本人(と思われる)男性が説明しながら接客してくれます。
メインのおかずを選んでごはん・スープなどの他にトッピングのおかずを追加するインドネシアのナシチャンプルーのお店になります。
だいたい1500~2500円前後の価格帯になるようです。
ヤギをメインのおかずにして、サンバルイカンビリスとマイルドな卵のカレーをおかずで追加しました。
ヤギをメインのおかずにして、サンバルイカンビリスとマイルドな卵のカレーをおかずで追加しました。
注文後に2階席に移動になります。
階段を上がった先のフロアを映したタブレットで、着席先を案内してくれるのは分かりやすくて親切ですね。
料理はあとから店員が持ってきてくれます。
2階に上がると結構広めで、テーブル席で40席ほどあります。
トイレや祈祷室もあります。
お水はセルフであります。
大きな炊飯器があり、ごはんはお替わりし放題です!( ゚∀゚)ノ
楽しみに待っていると、プレートが運ばれてきました。
まず最初に、右手前のボウルはフィンガーボウルです。
手で食べる方向けに、デフォルトでこの用意があるというのはすごいですね。
左手前がソトアヤム(鶏のスープ)です。
さっぱりした鶏ダシのスープで、グリーンピースや角切りニンジン、白キクラゲの食感が楽しめました。
ご飯(短粒種)にヤギ肉の煮込み、えびせんべいに生野菜とミーゴレン、温野菜の和え物が盛り付けられています。
久しぶりにいただく、塩ゆで卵をスプーンで細かく刻み、ごはんに混ぜていただきます。
パウダー状になった黄身をごはんにまぶすと、塩気とおいしさがごはんにとてもマッチします。
サンバルイカンビリスは久しぶりで嬉しくなりますね。
マレーシアと違って、ピーナッツは入っていませんでした。
汁気はあまりなくて、チリの辛さがかなりダイレクトに刺さります。
卵のカレーはうずらのゆで卵がゴロゴロ入っているココナッツミルクが入ったサラサラめのカレーです。
辛さはこの日のメニューの中ではいちばんおだやかでした。
ヤギ肉はどんな感じか、いただきました。
かなり固くて噛みごたえがあるお肉で、骨ごとぶつ切りになっています。
気をつけて食べないと骨をガリッと噛んでしまいそうでした。
ケチャップマニス(黒っぽい甘口の醤油みたいな調味料)で煮込んだ感じでコックリした甘辛い味で、ごはんによく合います。
そしてあとから辛さがジワジワやってきました。
昨年から訪問しているインドネシア料理店で改めて実感しますが、地続きといってもマレーシア料理とは辛さの度合いが結構違いますね。
全体的に油分が控えめで、チリの辛さがダイレクトに来る味付けが多く感じます。
首から上がかなり発汗して、舌や唇がヒリヒリしました。
私自身激辛好きではなく、エチオピアは15番、夢民も15辛が限界ですが、多分そのくらいの辛さはありました。
ごはんをお替わりしてなんとか完食しましたが、胃がカッカしたり、帰りのマスク内の自分の息で唇がまたヒリヒリしました(´・_・`)
食後は食器やトレイはそのままにして、伝票を持って1階に降りて会計します。
この日はヒジャブをまとった女性や、インドネシアの学生さんと思われるお客数名がいたりで、非常に現地色強めでした。
彼らにとってこのスタイルの料理が日本でいただけるというのは、すごく幸せなことだと思いました。
さて、以下は私の感想です。
良かった点については、すでに記事で書いてますので詳細は割愛します。
■良かった点
・現地式の料理を硬派に提供していること
・祈祷室やフィンガーボウルの提供、アルコールの販売がない点など、現地の文化をとても大切にしていること
・注文時に席の映像を見せてくれるから席が分かりやすかった
■改善してほしい点
・バットの料理の名前や辛さ表記などの説明が一切ない
・シェフ以外は店員でも料理の辛さが分からない
・紙ナプキンやお手拭きがない
改善してほしい点について説明します。
まず、バットの料理の名前や辛さ表記などの説明が一切ない点について。
ナマズやティラピア、アヒルやヤギなどの珍しい料理が並ぶバットに説明がないので、店員に「これは何ですか?」と確認しながら注文しました。
それ自体は楽しみな要素でもありますが、一般のお客さんを最初からふるいにかけてしまっているのは残念でした。
現地の料理や食文化を知ってもらう機会でもあるので、最低限の説明はあった方が良いのではと思いました。
その方が辛さの違うメニューを組み合わせたり、工夫もできるかなと思いました。
次に、シェフ以外は店員でも料理の辛さが分からない点について。
接客してくれた日本人(と思われる)男性の奥様が現地の方で調理しているそうですが、彼女が食べたい辛さの料理を次々作っている、とのことです。
真っ赤に見えてもパプリカやピーマンを使っていて、それほど辛くない場合があったり、逆に見た目よりかなり辛い場合があったりなど、辛さはスタッフでも分からない、と言われました。
一期一会と言えば聞こえが良いですが、闇鍋ともいえます。
スタッフが自分のお店の商品について、お客にきちんと説明ができないというのは、結構大きなマイナスポイントかなと思いました。
紙ナプキンやお手拭きがない点について。
これは些細なことですが、フィンガーボウルを出すならお手拭きも常設した方がよいかと。
手食をしない方でも、ハンカチやペーパータオル、ウェットティッシュなどを各自用意して訪問しましょう。
現地の方やお店について正しく理解しているコアなお客さんなど、刺さる方には思い切りぶっ刺さるお店だと思いますが、わかりやすさをもう少し改善したらより良くなるのにと思いました。
Googleマップでは1月20日現在☆4.3とかなり高評価ですが、評価を鵜呑みにすると痛い目を見るかもしれません。
これほど人を選ぶお店というのも、私自身本当に久しぶりでした。
そういう意味では、マレーシアのナシカンダーを似たスタイルで提供しているゼロツー ナシカンダールトーキョーは、現地式の料理を提供していながら、メニューの説明や辛さ表示、オーダーのしかたなどが非常によく考えられていて、万人向けにしつつコアなお客も納得のチューニングで素晴らしいなと、改めて関心させられました。
コアな料理を提供するお店というのもなかなか難しいなと思いました。
それでは、失礼します。
【店舗情報】
モンゴモロ(MONGGO MORO)
住 所:東京都新宿区新宿2-7-2
電話番号:03-6380-2911
営業時間:11:00~20:00
休 日:月曜日
営業時間:11:00~20:00
休 日:月曜日
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