日時は前後しますが、
先日、河合塾新大阪校で開催の職業訓練講座「職業人講話」で
野菜ソムリエとしてお話させて頂きました。
これは、キャリアコンサルタントのN先生がオブザーバーで担当されている定期講座。
今回、僕はその1コマを担当させて頂くことになりました。
昨年11月か12月に行う予定でしたが、都合がつかず、ようやく実現…と相成ったのです。
テーマは、「野菜ソムリエが伝える農業のこれから」。
一見関係のないようなテーマですが、仕事をするなら万国共通(?)の課題でもあり、
キャリアアップのヒントもいっぱいあると思い、このテーマにしました。
野菜ソムリエとは何をする人なのかを説明した後、
(1)野菜&果物の生産と消費の現状
(2)人とベジフルの意外な共通点
についてお話させて頂きました。
簡単にですが、取り上げた内容をすこし羅列して行きます。
(1)野菜&果物の生産と消費の現状
・耕地面積&利用率の減少、生産者の高齢化&人手不足
・生産者と生活者が相互理解する機会が少ない
・アメリカよりも野菜を食べない日本人
・低所得者は野菜不足
~厚生労働省「平成22年国民健康・栄養調査結果~所得と生活習慣等に関する状況」から
(2)人とベジフルの意外な共通点
結論を言いますと、「個性」です。
どちらも個性がありますね。
人には故郷があるように、野菜&果物には原産地があります。
そして、人間は過ごした環境によって個性や仕事などの適性が
作られていくといっても過言ではないでしょう。
これは野菜&果物でも同じだと考えています。
育った環境によって、味や栄養素、食べ方(どうすれば素材を生かせるか)が
変わることも少なくありません。
また、人間はこれまで、大小問わず、何がしかの実績を持っていますね。
「学生時代に力を入れたことは何ですか?」
学生時代の就職活動で、必ず聞かれました。
では野菜&果物においては、どうでしょう…?
野菜&果物の考え方から、自己分析やこれまでの実績の洗い出し方などに
プラスになって欲しいと思い、お話しました。
その後、
「生活者(消費者)が野菜&果物をもっと食べてもらうためにはどうすればいいか?」
について、グループディスカッションを行いました。
すごい活発な議論がされていました。
普段何気ないところについて、見つめなおすいい機会かもしれませんね。
話し合ったことについてグループごとにまとめてもらい、
発表していただきました。
いろいろありますが、
どのグループでも共通して出た内容が、
・野菜&果物について、消費者にメリットのある情報(野菜&果物の良さなど)を流せばいい。
・アレンジした調理法を普及させる。
です。
野菜ソムリエが登場して10年が経ちますが、まだまだ開拓の余地がありそうです。
一方、野菜&果物に関する書籍が出回っているのに、この意見が出たことはちょっと意外で
した。
時間がありましたので、ざっくばらんな質疑応答の時間をも設けましたが、
こういう情報があれば、野菜を買いやすくなる、買おうと思うといったお話も聞けて、
いろいろな収穫がありました。
野菜ソムリエとして、責任を痛感した1日でした。
N先生をはじめ、参加者の皆さん、ありがとうございました。
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先日、河合塾新大阪校で開催の職業訓練講座「職業人講話」で
野菜ソムリエとしてお話させて頂きました。
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今回、僕はその1コマを担当させて頂くことになりました。
昨年11月か12月に行う予定でしたが、都合がつかず、ようやく実現…と相成ったのです。
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一見関係のないようなテーマですが、仕事をするなら万国共通(?)の課題でもあり、
キャリアアップのヒントもいっぱいあると思い、このテーマにしました。
野菜ソムリエとは何をする人なのかを説明した後、
(1)野菜&果物の生産と消費の現状
(2)人とベジフルの意外な共通点
についてお話させて頂きました。
簡単にですが、取り上げた内容をすこし羅列して行きます。
(1)野菜&果物の生産と消費の現状
・耕地面積&利用率の減少、生産者の高齢化&人手不足
・生産者と生活者が相互理解する機会が少ない
・アメリカよりも野菜を食べない日本人
・低所得者は野菜不足
~厚生労働省「平成22年国民健康・栄養調査結果~所得と生活習慣等に関する状況」から
(2)人とベジフルの意外な共通点
結論を言いますと、「個性」です。
どちらも個性がありますね。
人には故郷があるように、野菜&果物には原産地があります。
そして、人間は過ごした環境によって個性や仕事などの適性が
作られていくといっても過言ではないでしょう。
これは野菜&果物でも同じだと考えています。
育った環境によって、味や栄養素、食べ方(どうすれば素材を生かせるか)が
変わることも少なくありません。
また、人間はこれまで、大小問わず、何がしかの実績を持っていますね。
「学生時代に力を入れたことは何ですか?」
学生時代の就職活動で、必ず聞かれました。
では野菜&果物においては、どうでしょう…?
野菜&果物の考え方から、自己分析やこれまでの実績の洗い出し方などに
プラスになって欲しいと思い、お話しました。
その後、
「生活者(消費者)が野菜&果物をもっと食べてもらうためにはどうすればいいか?」
について、グループディスカッションを行いました。
すごい活発な議論がされていました。
普段何気ないところについて、見つめなおすいい機会かもしれませんね。
話し合ったことについてグループごとにまとめてもらい、
発表していただきました。
いろいろありますが、
どのグループでも共通して出た内容が、
・野菜&果物について、消費者にメリットのある情報(野菜&果物の良さなど)を流せばいい。
・アレンジした調理法を普及させる。
です。
野菜ソムリエが登場して10年が経ちますが、まだまだ開拓の余地がありそうです。
一方、野菜&果物に関する書籍が出回っているのに、この意見が出たことはちょっと意外で
した。
時間がありましたので、ざっくばらんな質疑応答の時間をも設けましたが、
こういう情報があれば、野菜を買いやすくなる、買おうと思うといったお話も聞けて、
いろいろな収穫がありました。
野菜ソムリエとして、責任を痛感した1日でした。
N先生をはじめ、参加者の皆さん、ありがとうございました。
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