野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

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畑作業&採れたて野菜で忘年会~♪その1

2013年12月29日 21時00分22秒 | 野菜ソムリエコミュニティ奈良
12/15(日)
野菜ソムリエコミュニティ奈良の畑作業と忘年会を行いました。

まずは畑作業。
今日は収穫のオンパレードです。


まずはラッカセイ。
なかなか手入れが行き届きにくかったものの、
そこそこ出来ました。


サトイモ




ヤーコン。
猛暑で1度枯れて、再度復活しました。
でも、猛暑で1度枯れたせいで思ったより少なめでした。


こちらは、奈良の伝統野菜「片平あかね」


土を落とすと、鮮やかな紅色が姿を現します。




菜の花

ここからは、後で行う忘年会のメインディッシュ「お鍋」の材料です。




白菜。
昨年は結球せず、トゲトゲだらけの白菜が鍋の材料になりましたが、
今年は季節はずれの秋の猛暑にも耐えて、結球してくれました。
お鍋の材料にするため、この後お鍋の準備班にお渡ししました。




水菜
見事な大株になりました。
これもお鍋の材料へ~


春菊
これもお鍋の材料へ~


ねぎ
大豊作(!?)でした。
これもお鍋の材料へ~

大収穫を終えて、お待ちかねの忘年会に・・・。
続きは次回に・・・。


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大阪ぐりぐりマルシェの野菜絵から伝えたいこと。

2013年12月29日 20時19分25秒 | 野菜ソムリエ活動






さて、12月の大阪ぐりぐりマルシェの野菜絵から、
ボクは皆さんにお伝えしたいコトがあります。

作品に使った野菜、殆どが朝、マルシェが始まってまもなくに、一気に切りました。

この日、最高気温が7℃ということもあり、寒かったせいもありますが、
上の3枚の写真を撮影した頃には、切ってから常温で5時間近く経っています。

そして、これからお見せするのは、マルシェの終盤に撮影した、
野菜絵を飾ってくれた野菜の拡大写真です。
つまり、殆ど切ってから5時間が経過したものを撮影したものです。














以上の写真に共通していえることは、
瑞々しさは変わりませんでしたし、色も全然あせませんでした。

これらの野菜、どれも無農薬無化学肥料、あるいは低農薬、無化学肥料で育てられたものです。
また、ぐりぐりマルシェで販売されているお野菜、果物は、どれもオーガニック。

農薬と化学肥料を主体にして栽培すると、
否定するつもりではありませんが、
色も鮮やかさが自然体ではありませんし、
酸化(変色)も早い傾向があります。
あくまでボクの経験談ですが・・・。

しかも、今年は歴史的猛暑、10月になっても気温が30℃近くになる日も。
そして、11月になって急に寒くなり、かと思えば、夕立みたいな雨。


スイートパプリカは、
ピーマンがメキシコ原産、暑い地域原産なので
今年の猛暑でも比較的強かったようです。




この野菜絵を立案して下さった大阪・堺市の農家さんは、
青首ダイコンとコウシンダイコンを提供して下さいました。

青首ダイコンは白さが際立ち、コウシンダイコンは紅色が鮮やかです。

お話を伺ったのですが、
2回もダイコンのタネを播きなおしているそうです。
1回目、タネを播いても、ちゃんと生えなかったそうです。
季節はずれの猛暑だけでなく、虫にやられたりしたそうです。

そして、猛暑から一転して11月は急に寒くなり、
ダイコンは根っこが割れたり裂けたりしました。

実際に野菜絵の材料として提供して下さったダイコンは、
(写真はありませんが、)無残な姿のものも少なくありませんでした。
ところが、切って5時間近く経っても、瑞々しさ、そして鮮やかさはピカイチでした。
青首ダイコンの白さと瑞々しさ、コウシンダイコンの鮮やかさは、
農家さんの苦労の証明しています。






これらのニンジン、
そして、マルシェのロゴの芽に使わせて頂いたメキャベツ、ブロッコリーは
富田林の農家さんが是非使ってください。とのことで、
持ってきて下さいました。

これまたキレイな色です。

ニンジンのタネは光を好みます。
そのため、タネを播いたらタネが隠れる程度に薄く土を被せないといけません。
しかもある程度の水分も必要です。

でも、あまりにも暑いと生えません。

で、ニンジンは種まきから収穫まで大体100日~120日、つまり3ヶ月~4ヶ月かかります。
今回のマルシェに販売するためには、8月末~9月初めに種まきすることになります。
しかし、8月末~9月。
暑かったのは皆さんご承知ですね。
発芽させるだけでも大変だったそうです。
9月中旬に台風もきましたからね


こちらのミカンは、三重県御浜町の農家さんのミカン。
大阪初上陸のミカンです。
時間が経っても、粒々が瑞々しいですね。
しかも皮もそんなに乾いてません。

和歌山県新宮市(特急くろしおの終着駅です)と三重県熊野市の間にある太平洋沿いの町です。
低農薬・低化学肥料で育てられています。

御浜町は太平洋に面していて、山も南向いています。
今年の猛暑は雨が殆ど降らなかった日が何十日も続いたそうです。
お昼ごろは外にも出れないくらい暑かったとのこと。

暑さでカラダを壊され、ミカンの木を枯らしてしまった農家さんもいらっしゃったそうです。

ミカンもSOS。
でも、水やりしようにも、お昼は暑くて出れませんし、
水やりしても豆腐に鎹。水やってもやっても蒸発する状況でした。

農家さん曰く、夜中にミカンの木に水やりをしていたそうです。

このミカンは、またブログで詳しくご紹介します。


こちらは紫のサツマイモ。
最近、パープルスイートロードという紫のサツマイモがよく出回っているのですが、
それとは異なる、希少な品種だそうです。
(あいにく品種名忘れました)
和歌山県のみなべ町の山奥の農家さん。
在来作物、固定種などを中心に、無農薬無化学肥料で
栽培されている農家さんです。

サツマイモは切って常温にさらすと、変色していきます。
でも、このサツマイモ、切った直後からずっとこの色でしたし、
繊維なども色あせることはありませんでした。

今回野菜絵に携わらせていただき、
時間が経っても瑞々しく、しかも鮮やかな色を放ち続ける様子を見て、
表現が大げさかもしれませんが、
農家さんの手作り感、苦労、そして、ぐりぐりマルシェの野菜&果物の付加価値を感じました。

最後に、大阪ぐりぐりマルシェにお越し下さいました皆さん、
スタッフの皆さん、
そして、野菜を提供して下さいました農家の皆さん、
ありがとうございました。

改めて、御礼申し上げます。


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