お盆前、吉野郡内の某直売所に売られてました。
まず、この梨。
玄人向けです。
ネットで調べても殆ど情報がありません。
今回は“梨辞典”と思って読んで頂けたら幸いです。
二十世紀は1898(明治21)年に誕生し、命名は1904(明治37)年。
新世紀は1945(昭和20)年。
二十世紀より後に誕生したのです。
二十世紀と同じく「青梨」で、
見た目、二十世紀梨に似てますが、
それよりも青みを強く感じます。
ヒトコトで、
甘味は二十世紀よりもアッサリしてて、水分が少なめ?で、歯触りもかためでシッカリ目。
もう少し噛み砕いて表現するならば、
「ふじ」というリンゴ。みなさんご存知ですね?
それよりもシッカリしてます。
柿で例えたら二十世紀が「富有」なら、新世紀は「次郎」かも?
ネットで調べてもなかなか情報がなく、出てきた情報は
「品質は二十世紀よりかなり劣る。二十世紀の価格を低下させる等の理由で栽培が減少していった。戦後から1970年ころまで栽培。」
くらい。
ある意味幻の梨です。
絶滅せずに今も細々と残っているということは、何らかの役割や魅力があるのでしょうね。
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