昨日は三島周辺のローソンから世界自然遺産にはいった美保の松原をめざし1号線を走る。どうも車旅人にとっては産業の大動脈、東海道メガロポリスははしりにくい。バイパスが多いし、当然旧道の道の駅はパスしがち。大型トラックが驀進するなかをちっちゃなメンズドリーム号は場違い。
約二時間で到着。富士市周辺から空はどんより、黄砂なのか、暑さで海の水蒸気がまいあがっているのか富士さんはさっぱり見えない。案の定、美保の松原も松と砂浜のみ、主役不在の景観、ガイドが観光客にここに見えるはずなんですとなだめるのに苦労している。概して6月は見えない日が多いらしいがね。コンビニでかった幕の内の早めの昼食を富士さんを眺めているつもりでとる。風がさわやかで気持ちはよかった。それから一路南下。
掛川、浜松、岡崎あたりまで行くつもりで車を走らせたが途中、道の駅塩見坂にたちよる。
ガイドブックでは海をながめながら足湯がたのしめるとある。ども電話番号違いで見つからず。セブンで聞いて再設定。立派な広大な道の駅につく。またこの足湯が気持ち良いこと、遠州灘をながめながらしばしリラックス。岡崎までゆくのをやめる。千葉のKさんのアドバイスをまつまでもなく夕食はうな丼にする。経費は増えたが結構な食感でした。
よる、バックドアを5センチばかりあけてドアロックする仕掛けを確認、成功。おかげで足元から涼風がはいってくる。ゆっくり寝れそう。そうはいかなかった。人気道の駅か、夜中までバイクがバリバリ爆音をあげてやってくる。
地図をみていて名古屋圏をずっとまわって伊勢神宮にいかずとも伊良子岬から伊勢をショートかっとできるのが判明。軽で5600円くらい。ぐるっとまわって高速代やガソリンを考えると割高でない。6時半出発、フェリー乗り場に8時着、9時半で予約。
岬の駐車場で同年輩とはなす。あなたはすばらしいと拍手してくれた。このクルマ旅はあなたの精神の若さと決断の勝利だと・・豚もおだてられりゃ木に登る、ちょっと元気がでた。
近鉄の駅の観光案内から情報収集、元気な女性スタッフがてきぱきアドバイスしてくれた。
11時伊勢志摩に上陸、さっそく二見が浦の夫婦岩にでかける。小学校の修学旅行以来。60年ぶりの訪問となる。しかし写真の被写体としては朝日もないので陳腐。昼めしはおにぎり二つ。朝昼は質素なものだ。
午後一番、伊勢神宮の外宮にいく。無料駐車場にとめてしっかりあるく。大改修なったばかりだから木々の質感はあたらしい。中での撮影禁止。二時過ぎ内宮にむかう。駐車場は信号こくちでは満車だったがあいていた。なにやら感謝通りとやらをへて内宮へ。五十鈴川の清水でお清めをして参拝。日本国を天から統括したアマテラスオオミニノカミが祭神。お花見気分から一転、神々に支配される荘厳な国への転換はすぐにはいかないが日本人はおもしろい。みな鳥居の前で一礼しているのは面白い。
天気予報は東海地方も梅雨入り。とくに南紀は大雨の名所。やばい。熊野古道や潮岬朝日、いくべきスポットはあったが断念して津のほうにむかう。いまその近辺のコンビニからブログ。気力の持続がむつかしくなってきている。明日はとにかく高速をつかってでも大阪の弟の家に立ち寄ることにする。