思えば去年の正月の年頭抱負で車旅日本一周をぶちあげたおかげで風呂屋の番頭さん(湯ばっかり)にならないよう、5月くらいからキャンピングカーの研究を始めた。たまたまレンタル農園のメンバーのSさんがスバルサンバーを改造した軽キャンピングカーで農園にきておられたのでいろいろアドバイスをもらい、熊本でのキャンピングカーショウに一緒にでかけたりして具体的に計画が動き出した。予算限度を設定してあれやこれやとあちらこちらと検討を重ね、ベース車をスズキエブリージョインターボ(4ナンバー貨物)にきめて発注、それを柳川のK社に持ち込んでキャンピング架装をしてもらい去年11月完成、12月に高千穂や川内、天草、菊池と3泊4日で車中泊車旅をトライ、高千穂の冬の寒さを体験。以後3~4回トライアルをして、いよいよ今年日本1周を敢行する運びになったのだが去年、大型バイクで10日間の北海道ツーリング体験のある千葉のKKさんなどはいきなりの私の日本一周プランに驚いておられた。
だから桜の開花時期や5~6月の北海道の気象状況や車中泊環境など事前に調査、あらゆるケースを想定して車の内装改造や装備品積み込みをやってしまったものだから積み過ぎて当たり前。上の写真のようにオートキャンプ場で焼き肉などしないと決めれば関連装備がすべてカットできたが欲張ってつみこみ、一度も登山しなかったのに登山靴ほかをつみこんだり欲張り過ぎた。折り畳み自転車は結構活躍してくれたが就寝スペースの3分の1を占めたし空気入れなど備品も増えた。寝るとき外に出しておけばよいのだが面倒で自転車と一緒に寝ることになってしまった。あれもこれもの発想はよくないね。とりわけスペースが限られる軽キャンピングカーはなおさらのことだ。おおいなる反省点である。反面、狭い分、すべてが手の届くように設置すれば快適な住環境となる。どんなものがつんであったか紹介しよう。
・運転席のドア上ポケットには
1、はさみ・・切りにくい包装紙や袋などを切るときに使う。 2、マイナスドライバー・・・タイヤ溝にはいった小石などを排除
・右ドア下ポケットには
3、ドアガラス破壊用ハンマー 4、丸型手鏡・・室内後部をみたり、鼻毛をみたりいろいろ 5、ルーペ・・当然眼がみえにくいので小さい文字や地図を見るとき 6、小ホーキ・・運転席下部ほかの掃除用
・ダッシュボード右上にはデジタル電波時計。ナビの時刻表示がみにくいため
・中央カップ置きホルダー
7、保温、保冷ボトルを各1・・コンビニでのホットコーヒ、アイスコーヒ、お茶など
8、自作の段ボール製物入れ・・半分はくず入れ、手前半分はじゃがりこなどスナック菓子
9、その左の書類ケース・・・ユースホステルガイドやナビ取説、車のハンドブック、神社手引き、朱印帳、各種小ノートなど車旅に必要な情報書類
10折り畳み自転車関連グッズ。双眼鏡、空気入れなど
11、登山靴、カジュアルくつなど積み上げ
左上ポケットには12、LEDライト 13、セロテープ 14、カッターナイフ
・左ドアポケット
15、予備の携帯ナビと充電用コード(前部のシガーライターソケットから)16、付箋・・地図や道の駅ブックに添付 17、電卓
・全面左収納ボックス・・18、携帯充電用USBコード(15同様走行中携帯充電) 19、吹かなかったハーモニカ 20、雨滴クリーナー 21、ボディ拭き用クロス
・運転席上部の自製段ボール製オーバーヘッドシェルフ
22、ビニール袋にいれた折り畳み傘2組 23、防風防雨ジャンパー 24、チッシュペイパー 25、作業手袋 26野球帽 27ハンチング
助手席はヘッドレストを外して前に倒しテーブルがわりにする。
そのうえに28、日本1周軽キャン車旅ノート(タクシードライバー並みに時刻を記入して給油やコンビニでの買い物記録をのこす) 29、全国SA.PA道の駅ガイド(車旅に必須アイテム) 30、西日本道路地図(東日本も。ナビのしめす経路を地図でも確認しておくことが大事) 31、全国車中泊コースガイド(カーネル編、西日本、東日本、北海道。足で確認した有益な車中泊情報やモデル旅コースが紹介されている 32、北海道キャンピングガイドなどをおいておく。
右サイドに折り畳み自転車をおいて運転席ヘッドレストとスライドドア右下のフックでロープ固定、ビニールシートでカバー。