ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

160202 事実の中の真実を知るのはむつかしい。はすみとしこの世界、そうだ難民しよう!

2016年02月02日 | 趣味と交遊

 昨日、趣味の写真愛好会の2月例会があった。創設されて10年余、良く続いている。昨年秋の地元文化祭での作品が少々マンネリではなかったかの問題定義。見た人たちはすごい写真ばかりねといってくれるがメンバーから見れば真剣みや革新性に欠けていたのかもしれない。何をしてマンネリというのかむつかしいところだ。皆、年も取り、体力も衰えてくるしそれに伴い意欲もうすれる。しかし、例会の後半、それぞれの作品をUSBに入れて合評、先の大雪の時に、ここぞとばかり皆、出かけている。なかには歩いて1時間、雪の中をとりにでかけた猛者もいた。彼は72歳。まだまだ元気だ。しかし「光と影」とか「水の恵み」とかテーマを決めて作品作りをするとなるとどうもハードルが高そうだね。結局、テーマを意識して撮りましょうという結論、所詮、趣味の会だからね

(宝満川のカワセミ)

(シメかな)

愛好会のメンバーの女性がこの本を読んでみてと2冊かしてくれた。その1冊が。はすみとしこの世界「そうだ難民しよう」という本。はすみとしこって誰?知らなかった

 ネットで見ると風刺漫画家とある。経歴はわからない。今、世界を、日本をさわがせている難民問題や従軍慰安婦問題他時事問題をとらえて、見開きページの右ページに漫画イラスト、左に文章、コメントが書かれている。荘子ではないが人間を知るのはむつかしい。ある人はと言いある人は白という、これも100人のうち何人が白と言ってるのかという統計的な問題となる。難民問題も日本政府はとっくに解決ずみと言ってるのになぜ韓国は大統領自らがこの問題に固執してきたのか不可解な気もしていたが、この著者は被害者意識を利用して生き延びようとする低劣な国民性を追求している。何十万という難民のなかにもただで安逸な生活を求めようとしている人間がいるとして難民をとらえている。

(佐賀の県庁鳥かちガラス)

 歴史認識もふくめて正しい判断をするには想像ではなく現地現場での事実をあつめて、根本問題や、真実、ことの本質を把握する必要がある。先の戦争でもフィリピンでの日米の激戦で日本人50万人、フィリピン人100万人が死亡したとされる。どだい戦争というのは理性がマヒした理不尽なもの。中国の南京大虐殺もしかり、戦争とは殺すか殺されるか、アメリカが広島に原爆をおとして一瞬に20万人を殺戮した。いったい誰が悪いのか、事実をしっかり押さえなければいけない。はすみとしこという漫画家の言ってることも一面正しそうで、正しくないところもあるのかもしれない。「真理は中間にあり」とは誰かが言っていたね・・

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