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160209 円高進行、株価918円の大暴落、日経平均16000円割れの恐れ!!8月日本経済急落の構図!

2016年02月09日 | 辛口ひとりごと

株価918円の大暴落。16000円割れが目の前に!!

 世界景気の停滞懸念を背景とした原油安や欧米株価の下落、為替の円高・ドル安など悪材料が重なり、東京株式市場は9日朝方から売り一色の展開。日経平均株価は下げ幅が一時1000円に迫り、終値では1月21日以来およそ3週間ぶりの水準に下落。
 自動車や銀行といった主力業種の売りが目立ち、株価指数先物には短期売買を得意とする海外の投資ファンドとみられる大量の売りが断続的に出て、市場心理が一段と悪化。
 9日の日経平均は1月21日に付けた直近安値(1万6017円26銭)を維持して取引を終えたが、円高が進めば、株式市場は下落基調を強めるとみられ、「日経平均が1万6000円を下回ると、株価下落が売りを呼ぶ悪循環に陥りかねない」(国内運用会社)との見通し。

 安倍先生もイライラしているのではないか。国会で年初からの株価低迷でアベノミクスの終焉ではないかと野党から突っ込まれ、日本企業はファンダメンタルがしっかりしているし、日銀の黒田先生を信頼しているので大丈夫とこたえていたが日本経済は危うくなってきたね。3月決算はなんとか増益で終えても円高進行、中国経済ダウンで企業業績の先行き見通しは軒並み減益予想になりかねない。

 手持ち株の含み損は拡大の一途。まさか株式市場がこのままぽしゃって7月参院選で安倍政権が議席を減らして15000円割れなんてことにはならないことを祈るのみだね。

週刊誌ネタを整理すると8月株価大暴落の構図はこういうこと。

    <2016年8月日本経済急落の構図>

 1、 原油安はもろ刃の剣。1バーレル20ドル台に下落すると

・プラス面・・ガソリン価格半値、5~60円→東京電力5000億円増益→電気代値下げ、ANAも800億円増益、ヤマト運輸も増益→値下げ

・マイナス面・・金融危機の恐れ。エネルギ関連のジャンク債市場大荒れ、日本の生損保も投融資→ファンドの閉鎖、影響日本直撃

2、 不動産市況は16年がピーク、先行き暗雲。16年は売り時。タワーマンション節税、国税の監視強化、富裕層撤退、地方の空き家急増。日本全国総崩れ

 3、アベノミクスが正念場・・物価、雇用はでデフレ時代と比べればやや改善。問題はアベノミクスの第二ステージが見えてこない。軽減税率、社会保障問題、外人労働者問題など具体策が見えない。GDP600兆円など大風呂敷の目標ばかり。夏の参院選前故痛みを伴う施策打たない。→海外投資家の日本売り懸念。国の借金の7~8割を日銀が引き受けている→やめると長期金利暴騰→政府は資金繰り倒産→ギリシャ化→アベノミクスの限界→円が暴落、200円に→物価高騰、ハイパーインフレ→家計直撃→企業業績悪化→不況下の物価高スタグフレイション。→年金カット、生活保護カット→日本売り。・・・現状は日銀のマイナス金利発動で今は、長期金利初のマイナスとなっているが・・

 4、 アメリカの利上げが参院選まで1~2回。資金がアメリカに移動し円安が続く。アメリカ景気、株価が維持されれば、割安の日本株への外国資本の流入が考えられ、企業が人出不足を背景に設備投資を実施し10%の増益を果たす。日本株は2万円を超え、16年末には22500円から23500円が期待される。がそこはバブルの絶頂期、利益を確定し株式は整理したほうが良い。3月利上げ後のアメリカ景気と参院選後の安倍政権の景気政策、春闘賃上げのレベル、8月の企業決算がカギ。11月のアメリカの大統領選の行方、共和党が勝てば好戦的、戦争の泥沼、財政悪化の懸念。中国は5~6%成長どつぼに落ちてゆく。中国観光客の動向注意。・・・アメリカ景気先行き不透明、利上げも慎重になっており6月利上げがあるかどうか。・・・現状は円高進行、日本企業の減益見通し、設備投資伸びない、ベアも期待できないような雰囲気になってきているのではないか

さあ、やっきになって7月参院選前に20000円に戻す手立てを安倍先生、黒田先生は打てるのか???

 

コメント
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