昨日、大宰府のイキイキ情報センターに来年4月の写真展の会場予約にいってきた。2F入口のギャラリーの予約だが6か月先行でうけつける。8時50分に2Fドア前に到着。シニアの男女ふたり。会場予約にきたらしい。声をかけ日程調整をする。9時ドアがあき受付で予約、今回は2つのグループだけで、太宰府市の行事も入っていないということで無事予約完了。正式OK返事は3日にするとのこと。さきのグループは聞いてみると30年来の骨董品を集めているグループとのこと。どんなお宝が展示されるのか興味深々だが来春のおたのしみ。2Fロビーにはカラオケやハーモニカや詩吟やいろいろシニア向けのサークルのパンフがおいてある。4人に一人が65歳以上の日本、みんな寿命までの20年前後、いったいどのように過ごすのかね。かえり、ペンタックスK3でいつもの宝満川のダイサギを連写。例によってカメラを構えたとたんとびたたれた。空抜けの写真。やはり迷彩服でもきてじっと待機してとらないといいのがとれないね
久しぶりに「名句で味わう 四季のことば」をとりだし読んでみる。それが冒頭の芭蕉の俳句。 此の秋は何で年寄る雲に鳥 俳句という文芸の核心はこの一句につきると解説している。上五中七は生な慨嘆。それが下五の雲に鳥という五文字を得て一挙に芸術となった。雲は鳥を旅に誘う。芭蕉も雲に誘われ漂泊の日々を重ねてきた。なぜ人は人生にさすらうのか、この下五で見事に人生や生を表現したとの解説。なるほど言葉に命ありだね。芭蕉はこの句をつくって16日後に「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」を残してその生涯を終えた。
あの「失楽園」の女優川島なお美さんが54歳の若さで胆管癌でなくなった。はかなくも、はなばなしく、もえつくした人生だったのか!!