4月7日大阪造幣局通り抜けのお花見に行ってきました。
京阪天満橋駅から大勢の人がぞろぞろと一定方向へ。人並みに乗っていやでもそちらの方に進んで行きます。
天満橋からもう川岸の桜が見渡せます。
でも、空模様はあいにくで、曇り空から小雨がぽつぽつと落ち始めました。
造幣局の門をくぐる頃には傘をささないといけない位に降ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
「立ち止まらないでください」「傘に気をつけてください」と警備の人の声が飛び、人の流れに押されて止まることもできず、写真もゆっくり撮れませんでした。
せっかくの近代建築、旧造幣局正門(ウォートルス設計、1871(明治4)年築)も真近からしか撮れないので、こんな風に左と、
右に分かれてしまいました。
通り抜けを出たあとも大川端の公園にも桜の木がたくさんあって花盛り、屋台のお店がずらり、ちょっとしたお祭り風景でした。
これでお天気がよかったらさらによかったかもしれないけれど、そうするともっともっと人出もすごかったかも。
造幣局の桜の木は、元は江戸時代に藤堂藩蔵屋敷(泉布観の北側)で里桜を育成しており、造幣局は敷地とともにその桜を受け継いだと言われています。桜はそこから移植され、1883(明治16)年、時の遠藤謹助局長の「局員だけの花見ではもったいない。市民とともに楽しもうではないか」との提案により、構内の桜並木の一般開放が始まったものです。
大阪の重工業の発展によって枯れたり、戦争で爆撃されたりして、木が減少したこともありましたが、木の補充が行われたり、手入れを重ねて今では124品種370本にもなっています。
「通り抜け」と言うのは、造幣局の敷地の中を南から北に向かって一方通行で通り抜けて桜を見るからです。
今年の通り抜けは4月5日から11日までの7日間でした。
ここの桜は八重咲きの木が多いので、7日でもまだ少し早かったようで、半分くらいの木はつぼみ状態でした。
でも、咲いている木は見事なものばかり!
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