烏丸蛸薬師西南角にある赤レンガに緑の塔が屋根の上にある建物、旧・山口銀行京都支店
が長く閉められたままでしたが、商業施設になって蘇っています。


前の姿はこれ。
1916(大正5)年、辰野・片岡建築事務所の設計。

今はこれ。
外見は窓枠の色が黒くなって、黒い窓庇が出ただけのように見えますが、



1階はカフェダイニングに、

2階はボディスタジオやスパになっていました。

建物偵察のため、1階のカフェダイニングでお食事をとることにしました。
写真ではよくわかりませんが、あの階段が前よりも素敵そうに見えて、この建物内部では最も目を引くメイン部分だと思いました。

銀行だった時の客用フロアと執務フロアの間の仕切りが取り払われ、柱だけが残されていました。
刺繍のトートバッグやポーチ等のグッズを販売していたり、元の金庫室もクラフトギャラリーになっていました。

執務フロアの部分がダイニング室になっています。元の客用フロア部分は半分厨房
で、半分イートインコーナーになっていました。


期間限定という「海水ウニのパスタ」をいただきました。
お皿が大きいので、パスタの部分が小さく見えて、「えっ、1,600円でこんだけー?」と思いましたが、食べてみると結構量もあっておなかがふくれました。海水で洗ってあるのでウニのくさみがなく、おいしかったのですが、薄味好みのビバさんにとっては少し辛く感じました。

お食事のあと、あの素敵な階段を上がって2階の様子も見せていただきました。

広々としたスペース、ボディスタジオです。
ヨガや、ピラティス、フラダンス等ができます、入会金5,000円、月謝15,000円、1回3,000円で。

小さな部屋が4つほどあって、「スパ」になっています。
「スパ」って、ボディトリートメントだとか、フェイシャルトリートメントだとかしてくれるところらしい。けど、とにかくチョーお高くて、永遠に縁のない世界だと思った。
それから何と!
柱は元の形を残しているけれど、私の気にいっていた柱の付け根の天井の模様がなくなっているではないか!(涙・涙・・)1室は浴室になって完全に変形してしまっているし!


とにかくこんな形でも残していただいてありがたいです、とは思います。
ああ、でもでもあまりの変身に
ショック
ショック
ショックです。


