ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

丸紅コレクション 絵画と衣装 美の名品展

2007-05-26 01:12:34 | ぶらり都めぐり
京都文化博物館で5月27日(日)まで開催されている <丸紅コレクション「絵画と衣裳 美の名品」展 ~ボッテイチェリ「美しきシモネッタ」・淀君の辻が花小袖~> に行ってきました。

      


総合商社・丸紅株式会社は美術、工芸、染色など幅広いコレクションを収集、所蔵しています。元は呉服商だったことから先ず時代衣装などの染色分野から集め始め、次第に絵画なども収集するようになったものです。

展示品も絵画作品と染織作品の二部になっていたけれど、私の関心は主に染織作品の方。
淀君の小袖裂をはじめとする近世の小袖、能装束、明治・大正・昭和にかけての意匠のユニークな着物、有名な画家達が着物下絵に描いた図案などがたくさん展示されていて興味しんしんでした。

着物コレクションの一部は丸紅株式会社のホームページでも見られるけれど、やはり質感、色目、大きさなどが目の当たりにできる実物が一番。図録もあったけれど、実物の色目とは全然違うような感じがして買いませんでした。

それにしても、丸紅の財力には脱帽、これだけ文化芸術にお金を費やす企業精神のルーツって何?
次回からはそれを訪ねる旅へと出発です。
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旧・山口銀行が「市民が選ぶ文化財」に!

2007-05-26 00:16:26 | 建物(京大以外の京都府の)
今朝の京都新聞によると、旧・北国銀行京都支店(旧・山口銀行)が「市民が選ぶ文化財」に選ばれたそうです。

         

烏丸蛸薬師にあるこの建物は、北国銀行京都支店が閉店してから長らく閉ざされたままでしたが、4月からフローイングカラスマという商業施設として改装オープンし、ビバさんもつい最近探訪してきたところ

近代建築の保全などに取り組んでいる「京都の近代建築を考える会」が、有名でなくても市民に親しまれている建築物を選んで顕彰している「市民が選ぶ文化財」の4件目として指定したものです。

1916(大正5)年、京都文化博物館の旧・日銀京都支店を設計した辰野金吾が設計。「明治時代の様式美の最終期をしのばせるユニークで貴重な建物」だそうです。

やっぱりいい建物だったんだあ

新聞によると、31日午後5時からこの建物でリニューアルに携わった大学教授などによるシンポジウムが行われるそうです。「よい保存例」「悪い保存例」、専門家はどう評価しているんだろう。参加費2,000円でも行ってみたい気がしますぅ。
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