ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

中書島のおふろ屋さん

2006-10-09 12:15:29 | お風呂屋さん巡り
京阪中書島駅から北に少し行った所にある銭湯です。


正面上方に「温泉」という文字が残っています。
伏見観光に行く時にいつも前を通り気になっている建物です。

「新地湯」
京都市伏見区南新地4-31
16:00~23:00
定休日:月曜日
(ただし、掲載データは変更される可能性があります)
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稲荷駅ランプ小屋

2006-10-09 11:33:24 | 建物(京大以外の京都府の)
伏見稲荷からの門から出てすぐの所にJR稲荷駅があり、側に旧東海道本線時代のランプ小屋があります。





側に立っている解説板によると、
「旧東海道本線
(施工)明治11年8月21日、(完成)明治13年7月15日、(廃止)大正10年8月1日

大正10年、現在の東海道本線のルートである膳所-京都間が開通するまでは、旧東海道本線{馬場(膳所)-大谷-山科-稲荷-京都}が東西両京を結ぶ幹線として活躍していました。
この線区の建設には非常な難工事(山間部を通過する始めての鉄道であったこととトンネルの堀さくや丘陵部の切取り築堤など)が伴い当時としては大がかりな土木工事でしたが、特筆することは、この工事がそれまで外国人に依存していたことから脱却しすべて日本人の手により建設が進められたことです。
(中略)
急曲線の連続急勾配に禍いされて大正4年から線路変更工事が開始され、その完成とともに廃線の運命をたどりました。
「ランプ小屋」は旧東海道本線の建物として残った只一つのもので、同時に国鉄最古の建物として貴重な遺構の一つとなっております。」



お向かいにはこんな古風な旅館も残されていて、伏見街道の昔の面影がただよっています。
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新井ビルでケーキ夕食

2006-10-09 04:31:26 | 建物(大阪府)
大阪歴史博物館で「煉瓦のまち タイルのまち」を堪能した後はやっぱり、実際の近代建築も見てみたくなり、堺筋本町から北浜まで歩きました。

1922(大正11)年建築の新井ビルが改装されてケーキ屋さん「五感」になっているので、前に他のブログで見せていただいた「大地のデジュネ」をいただこうと、立ち寄りました。


昼間の建物はこんなですが、


夜はこんなでした。前回の記事はこちら


初めて二階にあがりました。
喫茶室がいくつかあります。

しかし、残念!「大地のデジュネ」は3時までしかないのでした。
かわりに、ケーキで夕食にすることにしました。


ケーキは宇治抹茶プリンの上にあずき、寒天、いちじく、巨峰が乗っているのを選ぶと、ぶどうのグラニテとマドレーヌがついていました。
お茶はお煎茶、和束町の中井通夫さんの無農薬・有機農法のお茶で、茶器は常滑の岩瀬弘二さんのです。プリンの容器はお持ち帰りできました。
1,050円なり。


トイレの中にもレトロ風の絵が飾ってあり、建物の雰囲気を生かして高級洋菓子店の店内にまとめていました。
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大阪市中央公会堂見学鑑賞会

2006-10-08 18:43:34 | 建物(大阪府)
こんなのがあるのを発見しました。

大阪歴史博物館の特別展「煉瓦のまち タイルのまち」開催にあわせて、大阪市中央公会堂と大阪歴史博物館の共催で、大阪市中央公会堂の見学鑑賞会が開催されます。



2006年10月27日(金)、11月9日(木)、同30日(木)の各日10:00~12:00
定員:各回35名

3階貴賓室・廊下のタイル・地下1階廊下の煉瓦壁保存部・免震構造部を見学し、学芸員が説明します。
参加費:1,000円(資料代、公会堂でのドリンク代を含む)
申し込み方法:往復はがきにて(応募者多数の場合は抽選)
希望日、氏名、住所、連絡先電話番号、返信用葉書の宛先を明記の上、
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
      大阪歴史博物館「中央公会堂見学鑑賞会」係
まで申し込む。1枚の葉書で2名まで。
締め切りは10月20日(金)消印有効

大阪歴史博物館のホムペにも載っていなくて、博物館のチラシで手に入れた情報です。→後で見たら更新されて載ってました。


それを逃したら、こんなのもあります。
紙ふうせんリサイタル 2006 「なつかしい未来」
2006年11月10日(金)18:00開場 18:30開演
大阪市中央公会堂にて。
前売 5500円  当日 6000円
★チケットぴあ Tel. 0570-02-9999 /Pコード237-698


大阪市中央公会堂に関する過去記事
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「煉瓦のまち、タイルのまち」

2006-10-08 17:26:11 | 建物(大阪府)
大阪歴史博物館の開館5周年記念特別展「煉瓦のまち、タイルのまち-近代建築と都市の風景」(10月7日(土)~12月11日(月))を初日に見に行ってきました。


大阪歴史博物館に行くのもこれが初めてです。
地下鉄谷町四丁目駅を出てすぐの所、NHK大阪放送会館の隣にあります。

常設展600円、特別展600円、共通券で1,000円なので、共通券を買いました。
先ずは、10階から7階まで下りながら常設展を見ていきました。


10階は奈良時代の難波宮の大極殿を模した大空間です。フラッシュなしなら撮影可能だというのを見ていなかったので、撮影してきませんでしたが、なかなかのスケール。大きく開いた窓から目の前にその難波宮のあった空間が見えて、大きさの実感がもてます。
大阪城の堀の外の手前側、木の生えている辺りから右手に向かって、画面の外ずーっと難波宮跡です。


博物館の各階廊下から大阪城がよく見えます。
窓ガラスの反射でいらないものまで写ってますが。

9階は大坂本願寺の時代、天下の台所の時代、
8階は特集展示(今は「生誕250年 間重富-暦を書きかえた浪花の町人天文学者-」をやってました)で、


7階は大大阪時代の展示でした。いろいろなつかしいモノが展示されていましたよ。

そして、6階が特別展「煉瓦のまち、タイルのまち」の会場です。
でも、この階は写真撮影全面禁止だったので、しっかり目に焼き付けて。

煉瓦とタイルの起源から現代のタイルの使われ方まで、知らなかったことがいっぱいわかりました。
例えば、煉瓦の製造社を現わす刻印、琵琶湖疏水の煉瓦には「疏」という字が刻まれていることなど。

そういえば、前に撮った写真だけど、

山科の地下鉄御陵駅を出た所にこんなのがありました。
琵琶湖疏水の煉瓦を作るためここに直営の煉瓦工場ができて、明治19年~22年大量に製造していたそうです。

ビデオ「阪急百貨店大阪うめだ本店の建築」が上映されていました。
大阪市中央公会堂の設計競技に応募したたくさんの立面図案が並べられていておもしろい。(1等の岡田信一郎の他に、長野宇兵治、伊東忠太、片岡安、宗兵蔵、中條精一、武田五一も!)
京都大学(建築学科か)所蔵の建築材料コレクションも展示されてました。

タイルも素晴らしい!美しい!

ヴィクトリアン・タイル、象嵌タイル、銅版転写タイル、レリーフタイル、湿式タイル、乾式タイル(湿式と乾式の違いが見た目ではわかりません)、形象タイル、マジョリカタイル、チューブライニングタイル、美術タイル・・。ハーッ、ため息が出ます。
製造元では、淡路島の平焼、瀬戸の山茶(つばき)窯、京都の泰山窯などなど・・。大変お勉強になりました。
大阪の旧双葉温泉(銭湯)のタイルなんていうのもありました。

大満足、大満足。


図録1,800円と、


「大阪人」11月号を買って帰りました。
他にも、タイルの実物とかもいっぱい売っていて、タイガースタイルもあったので、ファンである家族のお土産に買いました。

そして、最後に「泉布観」見学の予約をとって帰りました。これが今日の主な目的なのだ。
見学会は21,22日ですが、この展示会に参加して前日までに予約した人だけ無料で案内してくれるというので、それまでに絶対一度は来なくてはいけなかったのです。
ちょっとこれは厳しいっすけど、大阪最古の煉瓦建築「泉布観」を見るためにはのです。
21,22日とも10:30~、11:30~、12:30~、13:30~、14:30~、15:30~の6回、先着順ですが、私が申し込んだ回ではまだ1番目でした。
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伏見稲荷大社

2006-10-07 02:16:16 | ぶらり都めぐり
大橋家庭園を見た帰りに伏見稲荷にぶらっと立ち寄ってきました。


ここがいつもお正月テレビの参拝画面でおなじみの所です。
商売繁盛、お金が入ってきますように


立派な能舞台がありました。


千本鳥居を初めてくぐりました。




と言っても、「おもかる石」のある所までなので、まだこの絵の一番下のほうだけです。
鳥居はずうーっと山の上まで続いているようです。


きつねがいっぱいいました。
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大橋家庭園

2006-10-04 22:32:13 | お庭
京の夏の旅(9月30日で終了)シリーズの最後に行った「大橋家の庭園」(京都市登録文化財)。もう夏も終わっているのに、未だにアップできていなくてあせってしまいました。とにかく放出しなくては、ってんで、一挙公開です。


伏見稲荷大社のすぐ北側にあります。


淀川を遡って瀬戸内海の鮮魚を京に運ぶ元請業をしていた大橋仁兵衛が隠居所として建てたもので、明治末から造園に着手し、大正2年に完成しました。
各地の網元の大漁を願って「苔涼庭(たいりょうてい)」と名づけたそうです。
仁兵衛と親しかった七代目小川治兵衛(植治)が造園にあずかりましたが、持ち主の好みで12基もの石灯籠が庭内に配されています。



          


明治時代のタイルが床に貼られた待合。

        
真ん中の丸い大きな石が伽藍石といって、お寺の礎石に模しているけれど、実際の礎石ではなく、庭園用に作ったものだそうです。歩く道の分岐点等に置かれています。
松の木の下のが朝鮮灯籠。縦に長いです。

               
お庭にある二つの水琴窟の一つ、菊の花の形の手水鉢は下部に菊の葉っぱも彫られているのが珍しいとか。
竹の先に耳をつけると水が滴り落ちる音が聞こえます。こちらは「かけ流し」だけど・・(笑)


もう一つの水琴窟は下り蹲踞(つくばい)で低い所にあり、常に水を流しておくと埋められた甕の周りに水がたまって音質が悪くなるので、音を聞く時だけ水を流します。
この二つの水琴窟は京都では最も古い水琴窟になります。
灯籠は雪見灯籠。


回遊式にお庭を廻れて、ここは両側から山が突き出た保津峡に喩えられています。


そこには舟型灯籠があり、


善導寺型灯籠。お茶の道具類が彫られています。
明り窓の横のは五徳を裏返したもの。


春日灯籠のまわりには十二支の動物が彫られています。
大根を食うねずみがいて「大黒(だいこ、くう)ねずみ
」だとか(爆)。


常盤御前の被り物に似た常盤灯籠。

十二基全部は覚えられなかったけれど、しっかり灯籠のお勉強ができました。
ボランティアのSKYクラブの方々が詳しく説明してくれたおかげです。

あと、淀川の水運で運ばれてきた魚は、淀川と桂川が合流する今の横大路あたりで水揚げされ、天秤棒でかついで京までつっ走り、都の台所に供されていたそうです。横大路にそれを書いた石碑が建っていて、その拓本が飾られていました。
横大路も見てみたいわあ。
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喫茶”学士堂”

2006-10-04 21:44:12 | ぶらり都めぐり
百万辺の東北、知恩寺西門の側に昔からある喫茶店「学士堂」です。
この近辺で昔から続いているのは進々堂とここぐらいでしょうか。
学生や先生達がお茶を飲みながら、議論を交わしたり、本を読んだりしてきた、いかにも「学生街の喫茶店」というお店です。


大きなガラスの向うには和風の庭園があって、目を楽しませてくれます。
お隣にあるお好み焼き屋さん(ここも和風の素敵な造りのお家です)のお庭と地続きになっているようです。
ここで瞑想にふけるのもよし。

こんなに本格的な日本庭園です。伽藍石もつくばいもある。
白い壁のところは喫茶店のお手洗いです。


お気に入りのメニューは、ハンバーグサンドセット。(ハンバーガー)とわざわざ注が書いてあります。
パンが柔らかくて食べやすいし、中にはさまれているハンバーグも手作りの軟らかめのものです。ポテトサラダにソーセージ、飲み物つきで580円です。

お昼どき以外はいつも空いていてです。

その後、このお店は長く休店しています。

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百万辺知恩寺

2006-10-03 02:39:17 | ぶらり都めぐり
百万辺にある知恩寺、手作り市や古本市などで昔からよく行っているのに、未だにお堂の中まで入ってお参りしたことがありませんでした。
普段の日はとても静かな境内です。




お堂の中には大きな数珠が張り巡らされていました。


欄間の彫刻がきれいでした。


西門からの参道脇にはいろいろな花木が植えられていて季節ごとに楽しめます。


今は芙蓉が見頃です。


酔芙蓉。午後3時頃、お寺の境内でもほんのりしてきていました。


ムラサキシキブも色づいてきていました。


彼岸花(曼殊沙華)。


塔頭の中に鳥居彦左衛門尉元忠のお墓があると書いた石碑がありました。
徳川の家臣で1600(慶長5)年伏見城で石田三成に攻められ討ち死にし、その時の床板が各地のお寺で「血天井」として残されている人です。
こんな所にお墓があるのかと、墓地をうろついてみましたがわかりませんでした。
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東山三十六峰

2006-10-02 05:01:50 | ぶらり都めぐり
市内某ホテル17階のレストランから東山を眺めました。



左は黒谷さん、右は清水寺まで一望のもとに見渡せました。
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きんし丼食べ比べ

2006-10-02 04:11:47 | ぶらり都めぐり
この前逢坂関の「かねよ」できんし丼を食べたので、今度は新京極の「京極かねよ」にきんし丼を食べ比べに行ってきました。

河原町六角から少し西に入って新京極通りとの間にあり、どっしりとした和風旅館風の構えです。

創業以来秘伝のたれで焼くうなぎのおいしそ~うな香りがただよっています。

お店の中も昔の感じそのままのたたずまいで、カウンター下にはメニューごとの注文の数を記録するためのものか、木の札が並べてある棚があります。
坪庭には滝が流れていました。

いよいよきんし丼が出てきて・・・
ふたから出し巻きがはみ出しています。

出し巻きの形が違います。
この下にうなぎが2切れあるのは同じでした。

値段は逢坂山のが1,680円、京極のが1,470円。
お味の方は・・、あちらもおいしかったけど、こちらもおいしーい、どちらがどうと言えないので、先ずは食べに行ってみてください。

二階では時々「かねよ寄席」をやっていて1400円のうなぎ丼を食べるだけで落語が聞けるそうです。
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