ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

伊勢河崎商人館

2008-01-15 01:06:44 | 遠出(国内)
江戸時代創業の酒問屋「小川酒店」は、町家2棟、蔵7棟の大規模な商家で、国の登録有形文化財に指定されています。川に面して蔵が3棟あり、道路を隔てて商店・住宅に続き内蔵を持つ河崎の代表的な建物です。

建物の寄贈を受けて伊勢市が敷地を買収、修復整備を行い、2002年に「伊勢河崎商人館」として開館、「伊勢河崎まちづくり衆」が管理運営を行っています。

河崎商人館の中心施設、母屋の入り口。
1892(明治25)年の建物です。

通り庭部分に帳場があります。

裏千家の茶室、吶々斎を模して造られたという茶室からの庭の眺め。

庭の奥にある洋館(上の写真では真ん中の石灯籠の右側)は大正13年のもので、応接間として使われていたらしく、暖炉がありました。

内蔵資料館の展示品から。
伊勢地方ではお正月のしめ縄を一年中飾っておくそうで、「千客万来」とか、「笑門」とか、「蘇民招来」と大きく書かれた見事なしめ縄です。

二階から向かいの蔵が眺められます。

川に面した3棟の蔵は、1867(慶応3)年から明治後期に建てられたもので、中はアンティークや手作り品のミニショップやミニギャラリー、貸しボックスショップやカフェになっています。


昭和初期にはサイダーも作っていたそうで、サイダーのろ過施設です。
登録文化財のプレートがついています。

酒工場の入り口か?

他にも、伊勢と河崎の歴史と文化を展示する「河崎まちなみ館」・イベント等を行う「河崎角吾座(かどござ)」・古文書や書籍の倉庫「河崎文庫」に使われている蔵やイベントをする石畳の広場など、昔のものが上手に修復活用されていました。

受付でもらった「河崎かわら版」によると、館の展示に皇學館大学の学生の博物館実習が充てられ注連縄の展示とかもされたとか、旭湯で親子で伊勢玩具を作ったりとか、「河崎井戸端会議」という催しで、河崎や勢田川で遊んだ話とか、昔の仕事や祭りの話など懐かしい話をしゃべる会が行われているそうです。市民が中心になってまちづくり運動が元気に行われている様子がわかって、とてもおもしろそうです。

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伊勢河崎のまちなみ散歩

2008-01-15 01:05:30 | 遠出(国内)
伊勢市駅から徒歩15分程のところにある河崎地区は、江戸時代の問屋街の街並みが今も残り、昔の伊勢の面影が色濃く残っているところです。


河崎は室町時代から周囲を水堀「環濠」で囲み、まちを守っていました。
勢田川の水運を利用して、戦国時代初期から本格的に町としての機能を整え、安土桃山時代に伊勢神宮周辺の経済の中心となり、江戸時代には参宮客でにぎわう門前町、宇治・山田に大量の生活物資を供給する伊勢の台所として栄えたところです。
また、舟で参宮に訪れる人々がひと息いれるところでもありました。



川に向かって蔵の入り口があり、舟からいきなり荷物の積み下ろしができるようになっています。

川に並行に走る通り沿いに切妻屋根の町家や蔵が並んでいます。






蔵を利用したワインバー。

美容室。

旅館「星出館」。


伊勢地方の民家の造りは「妻入り」様式が特徴、屋根の側面の山形になった面(妻)を入り口とする造りです。

昭和49年の水害を機に勢田川の改修事業が始まりましたが、それを発端として町並み保存運動が起こり、現在では「NPO法人伊勢河崎まちづくり衆」が行政と協同して歴史と文化を生かした市民主体のまちづくりに取り組んでいます。
つくりこんだ観光地でなく、生活感のあるそのままがいい、そんなまちを目指しておられるので、どこか懐かしくて安らげる町並みになっています。
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伊勢神宮に初詣

2008-01-15 01:02:48 | 遠出(国内)
1月13~14日に初めてお伊勢参りに行ってきました。

先ずは外宮(げぐう)から。
外宮は近鉄伊勢市駅から歩いて5分くらいのところにあります。

団体で参拝する人、家族連れ、若いカップルも・・、駅からみんな同じ方向にむかってぞろぞろぞろぞろ、あまりの人の多さにびっくり。
外宮から内宮に行くにはバスで20分くらいはかかるみたいで、バスの乗り場には長い行列ができて、乗るまでにだいぶかかりそう。道もものすごく渋滞しているそう。

外宮を見たことだし、内宮もどうせ同じようなものだろうと、内宮に行くのは諦めました。従って、おかげ横丁、おはらい町もパス。

駅から外宮までの参道にある風情のある建物に目を惹かれました。
菊一文字の刃物屋さん、伊勢神宮に奉納する刀を作ることから刃物屋さんも繁盛したようです。

三階建て三連の和風旅館。
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「美の壺」ご指南いただきました

2008-01-09 05:13:39 | ぶらり都めぐり

1月8日、京都高島屋で開かれている「アート鑑賞マニュアル NHK美の壺展」に行ってきました。
5日~21日(月)、(10時~20時最終日は17時まで)(入場は30分前まで)。
夕方6時からは入場料が半額の400円になるので、そこをねらって。

テレビではすでに70回以上になっているけれど、今回は10のテーマについて展示してあります。

音声ガイドは谷啓さんとNHKアナウンサーの声でツボを案内していて、最後は「ガチョ~~~ン」でしめられていました。

グッズ売り場で「美の壺」シリーズの本を売っていて、「明治の洋館」をお買い上げ。

テレビでは見逃した回も多いので、再放送してもらいたいものです。
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小品盆栽展

2008-01-06 02:29:53 | 盆栽
小品盆栽「雅風展」がみやこめっせで7日まで開催されています。



即売会もあってたくさんの盆栽が売られています。
小さい小さいものでも手をかけて盆栽に仕立ててあるためか、結構高い値がついていましたが、2鉢2000円というので、十月桜とマユミを買ってきました。

みやこめっせの地階では2月3日(日)まで「江戸時代後期衣装展」というのもやっていました。
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二条城庭園お正月特別公開

2008-01-05 16:34:29 | お庭
1月4日に二条城庭園がお正月で特別公開されていたので、行ってきました。
2日~4日着物を着ていくと無料で入場できたのです。

公開は庭園だけで、建物の中は文化財保護のため休城日になっていて入れませんでした。



例の「大政奉還」宣言の行われた黒書院のある二の丸御殿。

その前の二の丸庭園は石組みも勇壮剛健。


本丸御殿は1894(明治27)年に京都御苑内にあった旧桂宮邸の一部を移築したもので、公家風の建物です。

清流園庭園は1965(昭和40)年に、河原町二条にあった旧角倉了以の屋敷の一部、庭石、庭木等を無償で譲りうけ、更に全国から集めた銘石、篤志家より寄贈を受けたものなどを用い造営されたもので、二棟のお茶室がある池泉回遊式和風庭園と芝生を敷き詰めた洋風庭園からなっています。


梅園の梅の蕾はまだ固かったですが、今頃はほころんできているでしょうか。

ツバキの花はまだ咲き始めでしたが、いくつかきれいなものもありました。


「妙蓮寺ツバキ」と名札がついていました。



白の絞りが入ったもの。

芝生の庭では翌日に行われる鷹狩り実演の練習をしていました。
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あけまして

2008-01-01 00:18:42 | その他

おめでとうございます!


            

          本年もどうぞよろしくお願いします。
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