そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

式子内親王

2008年06月12日 | 日めくり帖
6/12
「窓近き竹の葉すさぶ風の音にいとど短きうたた寝の夢(式子内親王)」
「どんな夢式子は見たか風の音に多分恋人くるをまちたり()」
「待ち人がいかなる人か空想を拡げてみるは楽しきことよ()」
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水野晴郎さん逝く

2008年06月12日 | 挽歌もどき
6/12
「水野さん肝不全にて亡くなれるあの名セリフもう聞かれない(享年76才)」
「数年は顔に覇気なく心配もやはり肝臓やられていたか()」
「本当に映画が好きで職業にしたとおもわれ()」
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夕霧〔13〕

2008年06月12日 |  / 源氏物語
6/12
「そっけない挨拶があり何という無情の心嘆きて帰る()」
「帰り道花やかな月のぼりたり途中の御殿ひどく荒れたり(一条の館)」
「見し人の影すみはてぬ池水にひとりやどもる秋の夜の月(#40)」
「独り言いいつつ館に帰りてもぼんやり月をながめていたり()」
「北の方殿の仕打ちをぼやきたり厭な女と思われてると()」
「男君朝露晴れぬ間も待たず例のごとくに文を書きたり()」
「日が高くなって返事が届きたりいつものように少将の筆()」
「あまりにも気の毒ゆえに下書きを内緒で送ると少将は言う()」
「昔なら恋に心を砕くのは馬鹿なことだと歯痒く感ず()」
「このようにわが身になりしことながら堪えがたきものどうにもならず()」
「六条院そんな様子を聞くにつけ親の面目保てなくなる()」
「なににしろ口出しすべきことでなく二人の女が気の毒になる
(落葉の君、雁居の君)」
「女ほど身の持ち方の窮屈な存在はなし可哀想だと()」
「大方のもののあわれを汲み分けぬ女になれば口惜しからん()」
「法師らがためしに引ける波羅奈国無言太子はつまならきひと()」
「いろいろと考えるのは娘なりほどほどにするいかにするべき()」
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