そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

夕霧〔17〕

2008年06月15日 |  / 源氏物語
6/15
「日が長けて三条の家帰りたり可愛いお子がまとわりつきし()」
「女君帳の内で横になり殿帰れども振り向きもせず()」
「強く出て御衣を払いのけたれば君は口聞くいっそ鬼にと()」
「お心は鬼以上かもしれないがあどけない顔見捨てられぬと()」
「お綺麗であだめいた人とご一緒はとてもできぬと私は去ると()」
「こういつも怒った鬼は見慣れたり鬼というならもっと凄みを()」
「一時的気休めだとは知りながら次第に機嫌お直しになる()」
「そのうちに宮の身にへと気はいきてもし尼になりゃ馬鹿馬鹿しいと()」
「女君今まで食事取らねどもようよう少し召し上がりたり()」
「しみじみと二人で昔思い出し姫は着替えてお出ましになる()」
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夕霧〔16〕

2008年06月15日 |  / 源氏物語
6/15
「夕食後ひっそりとした頃合に大将渡り少将責める()」
「少将は私もご機嫌損ねては身が立たぬゆえ無体されるな()」
「塗籠に畳一帖敷かせては内から錠をかけて寝めり()」
「恨みわび胸あきがたき冬の夜にまたさしまさる席の岩門(#45)」
「六条で花散里からそれとなく尋ねられたり宮とのことを()」
「気の強い御息所が危篤時に後見せよと話しもありき(うそ)」
「合点せど三条の姫どのように思しめすかと可哀想だと()」
「姫のことやさしいようにおっしゃるが鬼の様なるやかまし屋なり()」
「三条を疎かにするつもりなどないけど少しおとなしくして()」
「父のとこ伺候なさればただ顔を見守り思う今が盛りと(夕霧のこと)」
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