そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

御法[4]

2008年06月19日 |  / 源氏物語
6/19
「大殿は寝ても覚めても涙でて眼の前曇りぼうっと過ごす()」
「幼き日母や祖母との縁浅く無常を悟れと仏導く()」
「現世に心残りは何もなく仏道修行もさわりはなけど()」
「折につけ致仕の大臣も頻繁に見舞いなどして消息あげる()」
「末のつゆ本のしづくや世の中のおくれ先立つためしなるらん(遍照集)」
「古の秋さへ今のここちしてぬれにし袖に露ぞおきそふ(#59)」
「露けさは昔いまともおもほえずおほかた秋のよこそつらけれ(#60)」
「限りあれば薄墨衣あさけれどなみだぞ袖をふちとなしける(葵の巻参照)」
「かれはつる野辺をうしとや亡き人の秋にこころをとどめざりけん(#61)」
「のぼりにし雲井ながらもかへり見よわれあきはてぬ常ならぬ世に(#62)」
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御法[3]

2008年06月19日 |  / 源氏物語
6/19
「ようように秋の季節が到来し心地も少し爽やかになる()」
「中宮は内裏から催促しきりなり無理に逗留引き留めがたし()」
「前栽を眺めんとして脇息にもたれていると院が渡れり()」
「姿みて宮もおられてご気分も晴れ晴れなさると殿は喜ぶ()」
「おくと見るほどぞはかなきともすればかぜにみだるる萩のうはつゆ(#55)」
「ややもせば消えを争ふ露の世におくれさきだつほどへずもがな(#56)」
「秋風にしばしとまらぬ露の世をたれか草葉のうへとのみ見ん(#57)」
「紫は時分の調子がいいときはこうも喜び下さるのかと()」
「中宮に気兼ねをされど体調が悪くなりては横になられる()」
「御几帳を引き寄せ横になる様子脈をとれれば消え入りそうに()」
「夜一夜いろんな手立て尽くしたがその甲斐もなく亡くなりたまう()」
「大殿は大将を呼び紫のお髪を下ろすと仰せになれる()」
「こと切れた後のことなら剃髪もあまり意味なしいかがなものと()」
「その昔野分の朝に垣間見た御面影をずうっと気にする()」
「もう一度お目にかかるは今回のほかにあるべくもなくなんとか見んと()」
「御几帳の帷子を上げのぞければ御燈火を寄せ見守りたまう()」
「大将が横から覗くをしりつつもとくに隠さずお泣きになれり()」
「紫も煙となって立ち昇り消えてしまうはあっけないこと()」
「おくりたる女房たちは車から落ちそうになりお手を焼かせる()」
「大将も父のお側に侍りてはいとしい気色慰めたまう()」
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