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「大殿は寝ても覚めても涙でて眼の前曇りぼうっと過ごす()」
「幼き日母や祖母との縁浅く無常を悟れと仏導く()」
「現世に心残りは何もなく仏道修行もさわりはなけど()」
「折につけ致仕の大臣も頻繁に見舞いなどして消息あげる()」
「末のつゆ本のしづくや世の中のおくれ先立つためしなるらん(遍照集)」
「古の秋さへ今のここちしてぬれにし袖に露ぞおきそふ(#59)」
「露けさは昔いまともおもほえずおほかた秋のよこそつらけれ(#60)」
「限りあれば薄墨衣あさけれどなみだぞ袖をふちとなしける(葵の巻参照)」
「かれはつる野辺をうしとや亡き人の秋にこころをとどめざりけん(#61)」
「のぼりにし雲井ながらもかへり見よわれあきはてぬ常ならぬ世に(#62)」
「大殿は寝ても覚めても涙でて眼の前曇りぼうっと過ごす()」
「幼き日母や祖母との縁浅く無常を悟れと仏導く()」
「現世に心残りは何もなく仏道修行もさわりはなけど()」
「折につけ致仕の大臣も頻繁に見舞いなどして消息あげる()」
「末のつゆ本のしづくや世の中のおくれ先立つためしなるらん(遍照集)」
「古の秋さへ今のここちしてぬれにし袖に露ぞおきそふ(#59)」
「露けさは昔いまともおもほえずおほかた秋のよこそつらけれ(#60)」
「限りあれば薄墨衣あさけれどなみだぞ袖をふちとなしける(葵の巻参照)」
「かれはつる野辺をうしとや亡き人の秋にこころをとどめざりけん(#61)」
「のぼりにし雲井ながらもかへり見よわれあきはてぬ常ならぬ世に(#62)」