そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

幻〔2〕

2008年06月22日 |  / 源氏物語
6/22
「このように歎き暮らしている時に御前近くで召す女等おり()」
「中将の君は幼き頃よりも仕えて形見のように思えり()」
「気立てとか器量もすぐれうない松ように振る舞い好ましきなり()」
「いろいろな人が参上なされても対面するはめったになけれ()」
「中宮は内裏へ帰れど三宮残していけり慰めのため()」
「紫が仰せになったと対の屋の紅梅のこと見廻っている()」
「二月になれば梅の木さまざまに咲ける枝には鶯が来る()」
「若宮が私の桜が咲いたので散らさぬ法を言うがかわいい
(几帳を立てて帷子を垂らせば散らない)」
「大空におほふばかりの袖もがな春さく花を風にまかせじ(後撰集)」
「その昔『おほふばかりの袖』を欲しいいし人より洒落ていますと()」
コメント
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