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円覚寺で参禅2回目

2013-08-11 21:35:00 | 瞑想・仏教
鎌倉・円覚寺の坐禅会への参加2回目です(2013年7月27日)。
今回は、土曜坐禅会2回目以上の会に参加しました。

初心者の会の参加者は20代から50代くらいまでの男女で、友人同士などで誘い合わせてきている人が多く、白人が1割ほどいました。一方、2回目以上の会の参加者は、30代から60代くらいまでの男女で、個人で来ている人が多く、外国人は見当たりませんでした。

2回目以上の会では、作法などの説明が一切ないので、少し難易度高かったですね。お堂の門、玄関、部屋、自分が座る場所に出入りするときは合掌して一礼することなど、周りの人のやり方を見よう見まねで真似しました。こういうのは初心者の会にはありませんでした。坐禅中、お腹の調子がゴロゴロしてきて、終わりまで大丈夫だろうかなどと、雑念がどんどんわいてきます。家で坐禅する時もそうですが、そうそう集中できるもんじゃありません。まあ、感情がおだやかに流れていればいいかなという気持ちでやっています。25分くらいの坐禅を2本やって終わりです。いちおう流れはわかったので、次回からはもう少し集中できるかもしれません。8月中は休会です。

坐禅会の後、横田管長による臨在録提唱というのを聴講しました。臨済宗の経典の解説みたいなものです。この横田管長という方、見るからに若々しい。老師ともよばれるお方だから70代くらいの方を想像しましたが、ずいぶん若く見えるし、話し言葉も切れがいい。調べてみたら、私と同い年の40代だそうです。45歳の若さで臨済宗円覚寺派管長になったということです。同い年の人から説教を受けるというのも、ちょっと微妙なもんですが。


円覚寺のいちばん外側の門は横須賀線の外側にあるので、線路を越えて寺内に入ることができます。


佛日庵。
川端康成の千羽鶴の舞台になったといわれています。


坐禅会参加者の列に並んで、居士林に入って坐禅をします。

坐禅をやっていることを友人に話したら、悩みでもあるのか、と聞かれましたが、たしかに悩みは尽きないですからね。
一昔前にくらべたらずいぶん落ち着きましたが。
信心深いとかいうのではなくて、自己と宇宙の探求の方法の一つかなと思ってやっています。今の自分にとって坐禅とは非日常ですが、身につけたら究極の日常なんでしょうね。


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