先週末、横浜アソビルで開催中の「バンクシー展 天才か反逆者か」を見てきました(2020年3月20日)。今週末(3月28日~30日)は、神奈川県の外出自粛要請を受けて、一時休館しています。
日時指定前売りチケット制で、指定の時間になったら2Fフロアに並んで、順番に会場に入ります。
最初に、大きな画面でバンクシー展紹介の映像を見ます。写真でもわかるかと思いますが、非常に精細な映像で、普通の映画とは映写の様式が違うように思われました。
そして、バンクシーのアトリエの再現セット。
会場内の様子。全て撮影可です。シルクスクリーン作品が中心に展示されていますので、安っぽいコピーを並べているということはなく、オリジナル作品がコレクションされています。とはいっても、シルクスクリーンなので、それぞれ500枚ほど摺られたうちの1枚という位置づけですが。さすがに、ストリートに描かれたグラフィティのオリジナル作品の展示はなかったです。
これは、ベツレヘムのThe Walled Off Hotel内の客室の再現セット。
上の3枚はディズマランドを紹介する映像。
ブリストル美術館でのバンクシー展のポスター。
シュレッダー事件で有名な「少女と風船」。1/600のシルクスクリーン作品。シュレッダー事件に出品されていたのは、スプレーとアクリル絵具を使ってカンバス(101×78cm)に描かれたもので、このシルクスクリーン画よりサイズも一回り大きいものでした。
会場出口の近くには、自由に描き込めるホワイトボードがあって、私もちょっとだけ描き残してきました。
バンクシーの映画名から取った「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」。このギフトショップを通過しないと外に出られません。
会場内は広くて、かなり見応えのある展覧会だったと思います。スマホにアプリをダウンロードすれば無料の音声ガイドが聞けたのですが、運悪く自分のスマホが故障してしまい聞けませんでした。それぞれの作品に意味や背景があるので、解説があると作品をより理解できるのですが、なくても楽しめます。展覧会は9月27日までやっていますので、みなさんもよかったらどうぞ。
Blur - Out of Time(バンクシーが手掛けたシングルCDジャケット)
アトリエ再現、ウォールドオフホテル、ディズマランド、観たいものばかりです。
ここまで網羅しているなら、東京のバンクシー展ではもはや観るものがなさそうですね(笑)
今は休館のようなので、落ち着いた頃に行きたいと思います。
横浜のバンクシー展はなかなかの充実度でした。東京のほうはどうやって差別化するのか?今は、バンクシー自身も外出できないので自宅の室内にネズミの絵を描いたというニュースが出ていました。
バンクシー展、再開したらぜひ見に行ってください。