wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

チャレンジ丹沢‐表尾根編

2013-04-07 11:07:00 | 東丹沢
丹沢表尾根を歩いてきました(2013年3月23日)。よく薦められているコースはヤビツ峠から三ノ塔などを経て塔ノ岳までたどり着き、そこから下山するというものです。これは、コースグレード中級、技術度4/5、体力度4/5とされ、なかなかハードです。今回、私はヤビツ峠から政次郎ノ頭まで行き、そこから下山しました。政次郎ノ頭から塔ノ岳まではあと1時間くらいで行けるはずでしたが、時間と体力を考えて、コースをショートカットしたのです。この日の歩数は29,849歩、歩行距離は22.9kmでした。
以前、大倉から三ノ塔、烏尾山に登って下山するという、表尾根の一部を歩いた時の記録はこちらです(2011年10月9日)。なお、これまでのカテゴリー丹沢をヤマケイアルペンガイド丹沢にしたがって、東丹沢、西丹沢、裏丹沢に分けました。

今回の行程は下記の通りです。
秦野駅(バス)→ヤビツ峠(761m)→二ノ塔(1144m)→三ノ塔(1204m)→烏尾山(1136m)→行者ヶ岳(1188m)→政次郎ノ頭(1209m)→政次郎尾根→戸沢(570m)→戸沢林道→大倉(290m)(バス)→渋沢駅


ヤビツ峠のバス停。大山への登山口にもなっている。
家を7:00に出て、秦野駅で8:55発のバスに乗り、ここに着いたのが9:40。ここまでのアプローチに時間がかかってしまう。


しばらく車道を下りていき、表尾根登山口に入る。


二ノ塔への山道は比較的登りやすいが、ゆるやかなガレ場もある。


後ろを振り向くと大山がまぢかにそびえる。


二ノ塔に到着。三ノ塔が前に見えている。


三ノ塔への道は開けていてながめはいい。


三ノ塔到着。


三ノ塔からは表尾根が俯瞰できる。手前左が烏尾山、中央奥が塔ノ岳、右奥は丹沢山。


三ノ塔からガレた急坂を下りていく。こわい。


下りてきた急坂を下から見上げる。なかば崩れているようなところを歩くわけだ。左のほうは完全にえぐれている。


烏尾山到着。烏尾山荘と三ノ塔。


烏尾山から先に行くと、おだやかな眺めが広がる。左に塔ノ岳、右に新大日。今回は新大日の手前で左方向に下山した。


このあたりはアセビの木が多い。


このようなコブをいくつか越えていく。


振り返って見える手前の烏尾山と奥の三ノ塔。


行者ヶ岳到着。ここに来るまで鎖場・岩場が多いが、余裕がなくて撮影できなかった。


行者ヶ岳からの下りも鎖場が多い。鎖がかかっていない岩場もあり、気が抜けない。足を滑らせたら体を止めるものが何もないガレた崖もある。初心者に近い自分としてはかなり神経をすり減らした。家族は連れていきたくないと思った。


このような崩落箇所が多い。関東大震災でずいぶん崩落したらしい。シカの食害や酸性雨(PM2.5?)による植生の衰退も原因とされているが、岩質自体がもろいような気がする。


政次郎ノ頭への登り道から振り返ると、今まで通ってきた三ノ塔、烏尾山、行者ヶ岳が一望できる。左奥は大山。


政次郎ノ頭の頂上を巻くようにして進む。右前方は新大日だが、今回はその手前で下山。


ここから政次郎尾根を伝って下山。政次郎尾根の登山道はエスケープルートであり途中に道を示す標識等は一切ないが、あまり道に迷うことはなかった。


政次郎尾根はこのような杉の植林がほとんど。


戸沢を越えるとすぐ戸沢林道の終点がある。


戸沢林道の終点近くの作治小屋。


作治小屋から見た戸沢林道の終点。広い駐車スペースがある。


戸沢林道から表尾根を見る。


途中、マメザクラが咲いていた。


風の吊橋がランドマークの大倉に到着。

こわかったけれど、視界が開けていて眺めのいい、表尾根縦走を堪能しました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿