USB Micro-B(いわゆるMicroUSB、Type-B)の充電ケーブル類が100均の店頭から最近少なくなってきてて割と困ってます。上下の無いType-Cが羨ましい今日この頃。最初からこれで出しててくれよと心底思いますが今更ね。
運転中に使うMicro-Bのイヤホンマイクも店頭で見つからず絶滅寸前のガラパゴス化状態といった感じです。
EUでは2024年秋までにのすべてのスマートフォン、タブレット、カメラの共通の充電ポートをType-Cで統一することが決まったようで日本も後追いするでしょうからまだType-B使ってる方は今のうちにキープしといた方が良さそう。
とはいえ前に同じこと考えて平型のイヤホンマイクいくつか買いだめしたら携帯壊れて買い替えて全部無駄にした事が有りまして難しいところです。
さてIT機器類は新しい方が概ね好まれますが、ラーメンは古いものやガラパゴスなものほど良かったりしますね。
ってことで今回のラーメンは山形県長井市に在ります老舗「かめや食堂」に行ってみます。こちら長井市では昔から馬肉を扱う文化が有るとの事で「馬肉ラーメン」が密かな名物となっており以前同じ長井市に在る「支那そば まる久」(店名クリックで過去記事へ)にて食したことが有ります。
長井市の他では東北で青森県のおいらせ町エリア(喜多方ラーメン)、秋田県の二ツ井エリア(曙食堂)で馬肉ラーメンを目撃しておりますが青森の店は閉店されてしまった模様。珍しいラーメンは食べられるうちに食べておくべし。
というわけでナビを駆使してお店に到着。駐車場が満車でしばし待機。ちなみに店舗横の舗装されていない空地(農道だらしい)に車を停めると店主が外を見てて入店した時に「すぐ車移動して!」と怒られるので止めましょう。(誰かが怒られてました)
入店したら程よく空席があり着席してからそのテーブル番号とメニューを厨房に伝えに行くスタイル。会計は後払いでOK。
お初だと戸惑いますが貼り紙で注文方法を書いててくれてるだけ親切だなと思われます。たまに聞かないと分からず放置される店とかも有りますね。
メニューは中華そば1種のみと潔し。盛りとトッピングが注文可能です。
醤油の濃そうな色が食欲をそそりますね。これは期待大!
さて早速のスープですがガラ味はあっさりめで香味野菜が入りクラシカルに取られたベースっぽい。油量も控えめで動物系自体は優しい印象です。
そして馬肉の旨味をたっぷり乗せた醤油ダレは見た目通り配合強め。生姜がクセを多少抑えつつ塩気でエッジを立てて馬肉の旨味を前面に押し出してくれています。
チャーシューは干し肉のような味と食感があり塩味も強いが旨みが豊潤で実に美味しい。ボリュームも有りますしこれを食べてしまうと豚のチャーシューに戻れなくなりそうな魅力すら感じます。なるほどハマる味かも。
麺は加水率低めの丸中細麺で小盛りでもそこそこのボリュームあり。小で体感160~180グラムと他店の並くらいありそう。まぁ30円しか違わないので普通盛でも良かったかな。
メンマも歯ごたえ有りますしネギはもうちょっと多く欲しいかな。謎のギョニソーはナルトの代わり?ちょっと面白かったけど無くても良いかな(笑)何のかんの言いつつしっかり完食。旨し。
さて老舗「かめや食堂」ですが駐車スペースの数台分に鉢植えの草花を置いてわざと車を停められないようにしてありまして、どうやらこれで入店客数をコントロールしている模様。客の大多数が車なのでなるほど考えましたね。
それにしても貼り紙が多い。人気店には人気店の悩みがきっとありそうだとそっと思いを馳せる一杯。ごちそうさまでした。
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