(前回の続き)襟裳の秋景色を堪能した後は国道336号線を北上して十勝方面に向かいます。今日のお昼は本場十勝・帯広名物の豚丼を頂きたい。
襟裳岬から帯広まで地図で見たら高々数センチの距離ですぐ近くに見えましたが下道を3時間近く走って目的地「豚丼のかしわ@音更町」に着いたのが14時頃。お店がお昼15時までの営業だったので割とギリギリでしたがとにかく間に合いました。セーフ。
待望の豚丼ですがまずお店の外まで香る炭焼きの香りが芳ばしくて雰囲気最高。「かみこみ豚」のロース肉を使っているとのことですが非常に柔らかく肉質の良さがあって甘めの醤油ダレも甘すぎずちょうど良い。さすが本場モノは違いました。旨し。
さてお昼を頂いたらその後はデザートを頂きたい。イオン帯広店に移動してテナントで入ってる「十勝おはぎのサザエ」にて和スイーツをテイクアウト購入。十勝産大豆を使った”おやき”の他、季節はハロウィンシーズンという事でかぼちゃあんの入った「ハロウィン饅頭」をゲットです。
前回の旭川イオン(クリックで前回関連記事へ)で立ち寄って以来すっかりサザエのファンになってしまっております。北海道に来たらサザエの和スイーツは要チェックですね!新千歳空港内にSHOPが無いのが残念なんですよねー。
ところでレンタカーでの移動中ずっとAMラジオを流していたのですが、丁度この日は札幌ドームでデーゲーム「日ハムVSオリックス戦」にてハンカチ王子こと斎藤佑樹選手の引退試合をやってました。
引退試合と言えば、ハンカチは投手なのでちょっと違いますがよくバッター側選手が引退するときに相手のピッチャーが全球ストレート勝負(ようは変化球を投げない)をすることが有ってこれが忖度だ八百長だと非難を浴びる事があるのですが自分は日本らしい良い文化だなと思っています。
やはりピッチャーは直球で三振取れてなんぼですし投げる方だって自分の直球勝負でどれだけ引退する名選手に通用するか?試したいという気持ちもあるんじゃないですかね。これだけは許されても良い”忖度”文化かなと思います。
さてこの引退試合でハンカチはオリックス福田周平に7球を投じて見逃し>ボール>ファウル>ボール>ファウル>ボール>ボールと最後は四球を出してしまいましたが時代の一つの節目を感じさせる名シーンを生中継でここ北海道の地で聞くことが出来て良かった。
さてラーメンは帯広市で夜に頂いた分から
どこに行こうかなとググって話題のラーメン専門店も気になったのですが、今回は大衆人気の中華店に行ってみようと思い「中華・ラーメンの上海」に行ってみます。
朝鮮風の辛い系ラーメンが人気のようですが普通の醤油塩味噌ラーメンもあり。その他、帯広市のご当地グルメ(後述)も頂けるらしい。楽しみ。
早速のスープですがベースは鶏ガラ主体で鶏油を多めに浮かべて深いコクを持たせたもの。香味野菜等の甘みも入り奥行きも有り。
塩ダレはやや甘めな味わいで昆布系の味も有り塩気はやや高め。強めの動物系をしっかりといなしており分かりやすい美味しさを感じる塩スープに思います。
麺は加水率高めの中細な中華麺でスープとのマッチングも上々。ワカメが入り磯味が加わるのも上手くプラスに働いてます。
そして中華系のお店にしてはチャーシューが割とちゃんとしてて(失礼)豚肉の旨みをしっかりと生かした仕上がりで流石豚にこだわりを持つ帯広市といったところか。旨し。
そして帯広で食べたかったのがこちら
帯広のご当地グルメに「中華ちらし」というものが有りまして、複数の具材を炒めて味付けしてご飯の上に載せた料理だらしい。
そのバリエーションという事でこちら「上海」では「中華チラシ」の他に「朝鮮チラシ」がありまして多分中華チラシより辛めに味付けしたのが「朝鮮チラシ」という事と思われます。
という事でニラ、ネギ、モヤシなど多めの野菜を玉子とチゲ的なピリ辛タレ・香油で纏めて炒められたものがご飯に乗っかり刻み海苔が散らされていてこれが美味しいのなんの。
甘辛のバランスが絶妙でおそらく「中華チラシ」で十分美味しいものをピリ辛に仕立てた事でこの上ない美味しさを醸し出せているのだと思います。「朝鮮チラシ」旨し。
さて「中華・ラーメンの上海」ですがカップルや家族連れのお客が途切れずに来店されていて地元人気の高さが伺えました。なにより「朝鮮チラシ(中華チラシ)」の美味しさったら無かった。豚丼だけじゃない帯広の名物ここにあり。またいつか食べに来てみよう。
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