折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

亜麻色の髪の乙女

2007年03月20日 22時13分39秒 | 啓蟄
 
◇ 青空が一日広がってましたが、まだまだ吹く風は冷たいです。
  月曜日にゲットしました、あのぉ、ベゴニアだと思いますが…。
  そうですよね!?
  500円もしましたが、あまりに美しいので買っちゃいました。
  最初は1500円だったらしいです。
  でも、あとはどう育てたらいいんでしょう。

   

◇ ところで、私はクラシックの中でもピアノ曲がとても好きです。
  ピアノ協奏曲も同様に好きです。
  よく聴くのは、モーツァルトとかベートーベンやショパンのピアノ曲。
  もっともこの頃寝る前は、いつも全曲「ダニー・ボーイ」のアルバムか
  「パッヘルベルのカノン」ばかりの曲の入ったアルバムです。
  これが子守唄ですね。

   

◇ 1か月に一回も聴かないですけど、フランスの印象派ドビュッシー
  の曲も大好きです。
  「子供の領分」とか「月の光」がお気に入りですが、一番のお気に
  入りといえば、もう「亜麻色の髪の乙女」です。

   

◇ 楽譜には「極めて静かで美しく表情豊かに」と作曲者の指示があり
  ますが、私の印象は「風」そのものです。
  爽やかに吹きわたる風…。
  フランス人のマドモアゼルがどのような姿なのかわかりませんが、
  ピンクかマリンブルーのワンピース姿のお嬢さんに爽やかな初夏の
  風…そんな感じのする、透明なゆったりとした曲。

   

◇ でも、私の高校生の頃流行ったヴィレッジ・シンガーズの歌。
  他に私の知っているのでは「バラ色の雲」も思い出します。

  島谷ひとみちゃんのリバイバルがやたらヒットしましたのが、
  記憶に新しいところです。
  よく朝の支度をするときに口ずさみます。
 
    ♪ 亜麻色の髪の乙女

     亜麻色の長い髪を 風が優しく包む
     乙女は胸に 白い花束を
     羽根のように丘を下り 優しい彼のもとへ
     明るい歌声は 恋をしてるから

     ばら色のほほえみ 青い空
     幸せな二人は 寄り添う

     亜麻色の長い髪を 風が優しく包む
     乙女は羽根のように 丘を下る ♪

◇ ところで「亜麻色」って、どんな色なんでしょうね。
  さくら餅、うぐいす餅、きんつば、ぼた餅…。
  こりゃあ、甘いものの色でした。

◇ 亜麻色は、何のことない!金髪のことらしいです。
  じゃあ、亜麻って麻のことかと思ったら、別の植物でアマ科の
  一年草ですと…。

  茎の繊維が亜麻糸(リネン)となるらしいですね。
  金髪といっても少し色の淡い金髪かもしれません。
  ちょうど、このオステオスペルマムのような色かなあと思ったり
  していますが(一番手前)、もっときれいでしょうね、金髪は…。

          

◇ ということで、これから風呂に入ったら口ずさんでしまいそうです。
  …が、ピアノ曲が入ったところで「猫踏んじゃった」で新顔をご紹介。

  「パカラ」♂ 6か月くらい、ロシアンブルーの雑種らしいです。
  兄ちゃんが、去年の10月末に拾ってきました(3匹目)。

          

◇ 「バカラ」になると、フランスの高級ブランドのイメージですが、
  日本語ではアホ猫みたいだから、「パカラ」です。
  まだ拾って来たころ、馬の疾走のようにパカラッ!パカラッ!と
  部屋を走り回るので、こんな名前になりました。

  まあ、わんぱく盛りで、ドラセナにもベンジャミンにも駆け登るし
  困ったもんですにゃあ…ミニバラは食べるし。
  レンジの上に登ってると中に入れて、チン!するぞ!!

            

◇ 亜麻色の髪の乙女が、こんな終わり方になりました。

コメント (16)
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