折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

薔薇の詩ひとつ、それから…。

2007年05月29日 23時58分51秒 | 小満
 
◇ けさ、エヴリン(ER)が咲いていました。
  サーモンピンクの好きな私の、楽しみの薔薇でした。
  ラ・ヴィアン・ローズ(薔薇色の人生)の色そのものです。
  これをずっと待っていました。
  帰宅したら、降りだした雨に早くも濡れていました。

     
                  □ エヴリン(ER)

◇ 全部濡れた薔薇、軒下であまり濡れずに済んだ薔薇も…。

     
         □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)

     
               □ スカボロフェア(ER)

◇ つい何年か前までは、薔薇なんて育てられない、そう諦めていました。
  それが今では、5月になって日が進むにつれて、薔薇の花と香りに囲まれて…。

     
              □ グラミス・キャッスル(ER)

     
                □ シャルロット(ER)

  
◇ 私の人生への誰かからの贈りものです。
  年に一度だけでも文句は言わない。
  できたら何度でも咲いておくれって、
  そんな気分です。

     
      □ クイーン・オブ・スウェーデン(ER)とアイスバーグ(FL)

     
          □ ウィンチェスター・キャシードラル(ER)



(una poesia di oggi)

        薔 薇    金井 直

     ただ燃焼と呼ぶべきではない それは
     燃上がることをつつしむ者の
     焔のくらさ くらやみに触れた紅

     泣くこともできないところへ来てしまった者のような
     周囲を持たない者の高さ 内部のすべてだ
     (そのかたわらで たよりなく
       影のようにゆれるのは僕 僕のいのち)

     何かをひたすらつつもうとして
     つつむものが無かったことの大きさを
     ひろげてみせるように
     もうそれ以上はひらけないところで
     いくえものはなびらを支えている

◇ どんな薔薇に、どんな印象を持ってこの詩は捧げられたのでしょう。

     
            □ ジュード・ジ・オブスキュア(ER)



     薔薇の香に伏してたよりを書く夜かな    池内友次郎

     
              □ フローランス・ドラートル 

◇ いかにも薔薇は、美しすぎます。
  こんなに品のいい芳しさは、めったにあるものではないですね。

           
      □ ドレスアップ・ライムとL.D.ブレスウェイト(ER)

コメント (2)
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