◇ けさ、エヴリン(ER)が咲いていました。
サーモンピンクの好きな私の、楽しみの薔薇でした。
ラ・ヴィアン・ローズ(薔薇色の人生)の色そのものです。
これをずっと待っていました。
帰宅したら、降りだした雨に早くも濡れていました。
□ エヴリン(ER)
◇ 全部濡れた薔薇、軒下であまり濡れずに済んだ薔薇も…。
□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)
□ スカボロフェア(ER)
◇ つい何年か前までは、薔薇なんて育てられない、そう諦めていました。
それが今では、5月になって日が進むにつれて、薔薇の花と香りに囲まれて…。
□ グラミス・キャッスル(ER)
□ シャルロット(ER)
◇ 私の人生への誰かからの贈りものです。
年に一度だけでも文句は言わない。
できたら何度でも咲いておくれって、
そんな気分です。
□ クイーン・オブ・スウェーデン(ER)とアイスバーグ(FL)
□ ウィンチェスター・キャシードラル(ER)
(una poesia di oggi)
薔 薇 金井 直
ただ燃焼と呼ぶべきではない それは
燃上がることをつつしむ者の
焔のくらさ くらやみに触れた紅
泣くこともできないところへ来てしまった者のような
周囲を持たない者の高さ 内部のすべてだ
(そのかたわらで たよりなく
影のようにゆれるのは僕 僕のいのち)
何かをひたすらつつもうとして
つつむものが無かったことの大きさを
ひろげてみせるように
もうそれ以上はひらけないところで
いくえものはなびらを支えている
◇ どんな薔薇に、どんな印象を持ってこの詩は捧げられたのでしょう。
□ ジュード・ジ・オブスキュア(ER)
薔薇の香に伏してたよりを書く夜かな 池内友次郎
□ フローランス・ドラートル
◇ いかにも薔薇は、美しすぎます。
こんなに品のいい芳しさは、めったにあるものではないですね。
□ ドレスアップ・ライムとL.D.ブレスウェイト(ER)