折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

薔薇へのあこがれ、など。

2007年05月13日 22時25分48秒 | 立夏
 
◇ いつの頃からでしょう。
  薔薇へのあこがれは、この花から始まったと思います。
  光に満ちたルネサンス期のイタリア・フィレンツェの画家ボッチチェリの大作
  「ビーナスの誕生」に描かれたという、アルバ・セミプレナ(Alba Semiplena)。
  この清らかな白い花、気品あふれるアルバ系の薔薇にようやく出会いました。

     

◇ ボッチチェリが描くくらいの薔薇ですから、いろんな話が残っているらしくて、
  先ほど書きましたように、ローマ神話では、ビーナスが誕生するときにいっしょに
  海の泡がこの薔薇に変ったとか…。
  神の創りたもう薔薇ということです、あらま

     

◇ 15世紀のイングランド王エドワード4世が紋章に用いたのが、ヨーク家の白い薔薇…。
  だから、いつかはこの目で見てみたい薔薇だったんです。
  そんな高貴な薔薇が、HCでなんと580なわけですから…気分は複雑…でもうれしい

   

◇ この薔薇は半日陰でも育つとのことで、コーネリアなどと共にいずれ北側に移す
  つもりです。
  北側の貝塚を剪定して、間にそんあ薔薇を咲かせたいと思ってます。

     

◇ もう一つ、去年から家に来てくれた、スカボロフェア(ER)がきれいに咲きました。

           

◇ 何となく、アルバ・セミプレナをピンクにしたような、華やかな雰囲気があります。
  花びらが少なく素朴なんですが、しべの黄色がチャーミングです。

     

◇ 先日植えたばかりのペチュニア「ドレスアップ・ライム」が、ピンチもまだなのに、
  花がたくさん咲いてしまいました。
  そうしたら、その花がいつの間にか紅茶カップに浮かんでました。

     

◇ 今日は、母の日。
  兄ちゃんと彼女からの贈り物です。

     

◇ 夕方、娘を見送りに行く前に、薔薇の庭の南東側を眺めていました。
  娘にいろんな薔薇の名前を教えてあげたりして…「これは、アンジェラ」とか。
  さすがに、今はエグランタインが目立ちますね。     

     
コメント (10)
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