◇ いつの頃からでしょう。
薔薇へのあこがれは、この花から始まったと思います。
光に満ちたルネサンス期のイタリア・フィレンツェの画家ボッチチェリの大作
「ビーナスの誕生」に描かれたという、アルバ・セミプレナ(Alba Semiplena)。
この清らかな白い花、気品あふれるアルバ系の薔薇にようやく出会いました。
◇ ボッチチェリが描くくらいの薔薇ですから、いろんな話が残っているらしくて、
先ほど書きましたように、ローマ神話では、ビーナスが誕生するときにいっしょに
海の泡がこの薔薇に変ったとか…。
神の創りたもう薔薇ということです、あらま
◇ 15世紀のイングランド王エドワード4世が紋章に用いたのが、ヨーク家の白い薔薇…。
だから、いつかはこの目で見てみたい薔薇だったんです。
そんな高貴な薔薇が、HCでなんと580なわけですから…気分は複雑…でもうれしい
◇ この薔薇は半日陰でも育つとのことで、コーネリアなどと共にいずれ北側に移す
つもりです。
北側の貝塚を剪定して、間にそんあ薔薇を咲かせたいと思ってます。
◇ もう一つ、去年から家に来てくれた、スカボロフェア(ER)がきれいに咲きました。
◇ 何となく、アルバ・セミプレナをピンクにしたような、華やかな雰囲気があります。
花びらが少なく素朴なんですが、しべの黄色がチャーミングです。
◇ 先日植えたばかりのペチュニア「ドレスアップ・ライム」が、ピンチもまだなのに、
花がたくさん咲いてしまいました。
そうしたら、その花がいつの間にか紅茶カップに浮かんでました。
◇ 今日は、母の日。
兄ちゃんと彼女からの贈り物です。
◇ 夕方、娘を見送りに行く前に、薔薇の庭の南東側を眺めていました。
娘にいろんな薔薇の名前を教えてあげたりして…「これは、アンジェラ」とか。
さすがに、今はエグランタインが目立ちますね。