折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

桜花のような薔薇

2007年05月22日 23時30分54秒 | 小満
                    □ ソング・オブ・ヒロシマ

◇ 去年、薔薇の大好きな方にいただいたソング・オブ・ヒロシマ。
  広島で生まれた薔薇なんでしょうか?
  旺盛な生命力で、去年もつるが相当伸びましたが、今年も…。

     

◇ 少し、このコーネリアに通じる可愛らしさがあるような気がします。
  コーネリアの方が一回り大きくて花びらの数も多いですよね。

     


◇ 今年のソング・オブ・ヒロシマは、より一層の力強ささえ感じます。
  きちんと仕立て上げてられる時間がなかなかなくて、伸びる方向にただ支柱を
  立ててささえてあげているだけです。

     


◇ 学生時代に「Song of Norway」という、ノルウェーの作曲家グリーグを主人公に
  した映画を観た記憶があります。
  そのグリーグの代表作「ピアノ協奏曲イ短調」の冒頭の力強さ、それに続く、
  やや秘めたような、でも澄み切った曲想にマッチしたような薔薇です。

     


◇ グリーグと言えば、組曲「ペールギュント」がありました。
  どなたもたぶんご存じの「朝」
  あの曲には、この花のピンクも使われているのかもしれません。
  そんな美しい朝の歌です。

     

  
◇ 明日の広島の朝は、どうでしょうね。
  きっと星のまたたく薄暗さから、徐々に水色がかって、東の空はこの花のような
  ピンク色に染まって行くんでしょう。

     
  

◇ 話がどこまでも広がって行きそうです。
  ところで、この薔薇の咲き方は、スプレータイプが強烈に出ています。
  まとまって咲く姿は、まるで桜の花のようにもおもいませんか?

     


◇ 一輪がパッと咲くのが桜なら、やんわりと咲いていくのが、この薔薇。
  庭の空間のそこここを、優しいピンク色に染めてくれそうです。
  あっ、香りを嗅ぐのを忘れてました。

     

◇ いつまでも絶えることなく咲いて欲しい薔薇です。
  永遠の平和の象徴として…。

     
コメント (4)
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