◇ ここ数日は冬の寒さに包まれていましたが、今日は最高気温が14度くらいまで上がって、ようやく春の暖かさが戻って来ました。
九州の県庁所在地では、ここ大分だけがソメイヨシノの開花宣言がまだのようですが、数日のうちに咲き始めるのではないでしょうか。
庭ではクレマチスの先陣を切って、まだほんのわずかながら、常緑性のアーマンディ系の開花が始まりました。
これから平年を上回る暖かい陽気の日々が続くようですので、例年のように桜咲く季節のクレマチスを静かに楽しむことになりそうです。
□ 穏やかな春の空にお似合いの花が咲き始めました。
□ クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム
(Clematis armandii 'Apple Blossom')
□ アーチに誘引というか、ドサッと乗っかっている感じです。
□ 当然のことながら、南側のつぼみから順次開花していきます。
□ 今年はアーチの上方から、つるを少しばかり枝垂れさせてみました。
□ モンタナ系のクレマチスの芽吹きも始まっています。
□ クレマチス モンタナ系 スノー・フレーク
(Clematis montana 'Snow Flake')
葉も生え揃っていないのに、小さな花芽がユーモラスでもあります。
□ クレマチス テキセンシス系 プリンセス・ダイアナ
(Clematis texensis 'Princess Diana')
そのうちにするすると、一気にアーチを駆け上がります。
□ 陽だまりでは、春の花らしい装いが感じられます。
□ ここは以前、バラのレオナルド・ダ・ヴィンチが咲いていた辺り。
カミキリムシの幼虫の食害で、大切なバラが枯れてしまいました。
□ 宿根草のイベリスがようやく咲き始めました。
□ アップル・ブロッサムのアーチのたもと。
□ マーガレット、この花はやはり陽だまりが似合います。
□ ベロニカ・オックスフォード・ブルーにも、ちらほら小花が…。
□ 通路沿いでは、ムスカリが顔を覗かせ始めました。
□ マダム・エルンストゥ・カルヴァ
(Mme. Ernst Calvat B 1888 Y.Schwartz France)
バラの芽吹きも、こうして順調に進んでいるようです。
□ 陽だまりだと、ヘレボルスも眩しく感じられるようになりました。
□ 冒頭にご紹介のクレマチス「アップル・ブロッサム」ですが、
アーチの上の開花の様子を見たくて、脚立を取り出して登ってみました。
□ 明日は気温も上がって、もっとたくさん開花することでしょう。
□ 辺りが上品な芳しさに包まれるのも、もうすぐです。