折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

あの空の向こうに ~ ドイツ・オーストリア 冬の旅 ④ ~

2014年12月16日 22時25分22秒 | 大雪

◇ 12月2日、ミュンヘンのホテルの朝、朝食に向かう直前の何気ない時間帯でしたが、家内からポツリ質問が…ワーグナー?

  そうでした、家内のチェックが入ったように、気がついたら得意(!?)のハミングですね、ワーグナーの歌劇「タンホイザー」序曲の冒頭の旋律を口ずさんでいました。

  今回の旅行の前半のハイライトとも言える、ノイシュヴァンシュタイン城を訪れる朝でしたから、城の主だったルートヴィヒ2世の連想で、知らないうちにワーグナーの曲を…。

  この日はアルプスにも近い標高の高い場所に行く訳ですから、それなりに厚着もして出かけたのですが、冬の旅とは言え、想定にない光景にすぐに驚くことになりました。

 

                                                          2014年12月2日

□ ノイシュヴァンシュタイン城からの眺め、フォルクゲン湖が望めました。

うっすらと雪化粧した冬景色そのものの光景、ずっと心に残っています。

この日は、冬の旅の思い出多い一日でした。

 

□ さて、この日の最初から、ミュンヘンのホテルを出発して20分後辺り、

牧草地帯をバスはひた走っていましたが…

 

□ その20分後には、何とまあ、雪景色に変わりました!

「想定になかった」とは、この一面の雪です。

この先ご紹介する風景は、すべて白が基調となります。

 

□ 午前10時前、この日最初の訪問地の教会が見えてきました。

 

□ うっすらと雪化粧の教会、幻想的でもありました。

おそらく周りは牧草地、そんな中にポツンと佇む教会です。

 

□ ヴィースの巡礼教会(1754年)

ドイツの典型的な教会に見えますが…。

 

□ 撮影禁止でしたが、内装はロロコ様式の華麗な装飾で、わが目を疑うような素晴らしさでした。

なるほど、世界遺産登録というのもうなずけました。

ちょうどミサが執り行われていて、しばし腰を下ろして神父さんの言葉に耳を傾けました。

 

□ 昼食のレストランの窓辺です。

 

  

□ おいしい肉料理中心でした。

 

  

□ レストランの窓の間、つるバラが数輪咲いていました。

 

  

□ 昼食から約30分後、お城に登る起点に下り立ちました。

霧が次第に晴れて行った様子です。

 

□ ノイシュヴァンシュタイン城

登山道の途中から

 

□ この付近のレストランもクリスマス飾り

 

□ たどり着いてお城を見上げたところです。

 

□ 場内見学の入口付近でしたか…

 

□ どこを撮っても素晴らしいお城です。

 

□ この写真の真ん中あたり、谷間に見えるのが「マリエン橋」

ノイシュヴァンシュタイン城が最も美しく見えるというビュー・スポットです。

 

□ ルートヴィヒ2世ゆかりの豪勢な内装・調度品にため息の連続でした。

 

□ お城を後に坂を下る途中、この光景もずっと脳裏に残っています。

 

□ 見学の起点まで降りてきてお城を見上げたら、霧は消えていました。

 

□ ホーエンシュヴァンガウ城

ルートヴィヒ2世が幼年時代を過ごしたこの城は、

父親のマクシミリアン2世が改築したものだそうです。

 

□ ミュンヘンへ帰るバスの窓から

ノイシュヴァンシュタイン城の立つ辺りの方向

 

□ 走行中のバスの窓からは、なかなか撮りづらいのですが、

牧草地と教会と遠くアルプスの山々、忘れられない光景です。

 

  

  

  

□ ミュンヘンに戻ってからの夕食、毎回食べるものばかりで恐縮です。

家内と私の分だったと思います。

 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする