◇ 今回のドイツ・オーストリアの旅も、残すところはザルツブルクを発ってウィーンへ向かうのみとなりました。
ザルツブルク・ウィーン間はバスで約300km、途中昼食休憩も含めて二度の下車観光があって、しかも見どころの結構あるところばかりでした。
午前中はザルツカンマーグートの湖畔の街、ザンクト・ヴォルフガンクを散策、午後はシュタイヤーという街の隣の村、クリスキンドルの教会とクリスマス郵便局で昼食休憩。
ザルツカンマーグートの大自然を垣間見たあとで、緑の牧草地帯をひたすら東へ、ちょっとだけ青空がのぞいた時間帯もあって、味わい深い冬の旅となりました。
2014年12月4日
□ ヴォルフガング湖、朝方の霧が晴れて湖面には山や湖畔の街が逆さに映ります。
この日もザルツブルクからしばらくは、濃霧の中を走りました。
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□ 途中、オーベンドルフという村を通過しました。
「きよしこの夜」が生まれた村という解説中に、車窓から撮ったものです。
この教会そのものがゆかりの地であるかどうかは、よくわかりません。
□ 運転手さんは湖が見えると言ってましたが(もちろんドイツ語で…)、
こんな濃霧では、はっきりしませんでした。
□ 少し走ると、シャーフベルク山(左)が見えて来ました。
□ 霧も晴れてきて、湖畔にはザンクト・ヴォルフガングの街が見え始めました。
□ 少し見る方角が違いますが、映画「サウンド・オブ・ミュージック」(1964)で
映し出された風景に似た景色のような気がしました。
(たとえば、マリア先生とトラップ家の子ども達が、ボートからドボ~ンと落ちる場面)
□ 行く手には、遠くアルプスの山々も少しだけ見えていました。
□ 湖面に映る逆さの山々、首を逆にひねって眺めて見たりしてました。
□ 湖を半分回り込むようにして、ザンクト・ヴォルフガングに向かいました。
□ ザンクト・ヴォルフガングの街の様子です。
□ ここを背景に、皆が記念のツーショットを撮っていました。
□ 風がほとんどなくて、きーんと冷え切った空気だけ。
湖畔の冬景色がこれだけ美しいのだから、夏はさぞかしと思いました。
□ 晴れたら遠くのアルプスの山々も見えたことでしょう。
ここを背景に、同行の方々とも記念写真を撮りました。
□ ホテル「イム・ヴァイセン・レッスル」(白馬亭にて)
同名のオペレッタの舞台となったそうです。
□ この街のクリスマスの飾りつけも素敵でした。
□ お手製の長靴もユーモラスでした。
□ 振り返ると教会が…。
□ ザンクト・ヴォルフガングをあとに、トラウン川沿いを走りました。
護岸工事の跡など、もちろんありません。
□ トラウン湖、冬の湖は寒々と…。
□ ここも晴れたらそれだけで美しいでしょうね。
□ ザルツカンマングートを抜けると、こうした風景がしばらく続きます。
□ のんびりとした風情のあるところで昼食休憩でした。
□ 川沿いに街が広がる、のどかな感じのするところでした。
□ クリスマス郵便局とレストランの入り口です。
出店のお嬢さんが寒い中で一人で頑張ってました。
□ 記念にスタンプを押してもらったり、この郵便局から絵葉書を送ったり。
(右は自宅宛のもの、帰国してから届きました)
□ この食事も、とてもおいしくいただけました。
□ クリスキンドルの巡礼教会、教会は上半分しか写っていませんが…。
□ 内装もとても美しく、クリスマス・シーズンは巡礼者が多くなるとのことでした。
□ クリスキンドルをあとにして、この辺りはどこでしたか。
オーストリアの川は、いずこも豊かに流れていました。
□ ここも中世の風情ある街並みでした。
□ ウィーンへひた走るバスの車窓から。
午後3時半ともなると、少しずつ暗くなります。
□ 途中、メルク修道院(世界遺産)が望めました。
のんびりとした旅の一日、
この夜ウィーンに到着しましたが、それは次回の更新に譲ります。