◇ 当地の桜は明日にも開花しそうですが、もう何年も前からこの季節は、桜の開花に合わせて庭のクレマチスの春が始まっている頃でした。
ところが昨年の夏の終わりの台風の被害で、10年間育てたクレマチスがほとんど瀕死の状態に、それでも3分の1程が残って、この春どうにか花芽もつきました。
昨日辺りからようやく開花を迎えましたが、最盛期はアーチの4分の3を埋め尽くして、こぼれる程に咲いていた花は、もちろん望むべくもありません。
このクレマチスにとって、来年以降の再生に向けた始まりの年とはわかっていても、実際に花を目の当たりにすると、言いようのない寂しさに包まれてしまいました。
□ アーチに誘引している常緑性のクレマチスです。
朝の出勤前、ようやく辺りが明るくなって来た頃です。
わずかですが開花が始まりました。
□ クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム
(Clematis armandii 'Apple Blossom')
□ 曇り空のせいもあるのでしょうが、とても寂しげな開花に思えました。