折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

オールドローズも咲き続けて

2022年05月24日 19時50分51秒 | 小満

□ このところ次第に次第に暑くなって、今日は最高気温27.9度、数字以上に暑く感じる一日になりました。

 今はさすがに夏日までで済んでいますが、そのうちに最高気温30度を超える真夏日も現れそうな雰囲気です。

 この暑さで庭のバラもかなり咲き進んで、バラの花の色が目の前から急速になくなっていった気がします。

 それでもいつもの年以上に長い間咲き続けているバラの花もあって、オールドローズの一部にそれが顕著な感じです。

 

                                 2022年5月20日

□ もう1週間以上、オールドローズらしい、やわらかいピンクのバラが咲き続けています。

 

                                    5月23日

□ ルイーズ・オディエ

(Louise Odier B 1851 Jacques-Julien Margottin père France)

こういう野性味の感じられる、素朴なピンクの花が気に入っています。

 

                                       5月19日

□ この半八重の白バラもずっと咲き続けていますが、うっかりご紹介を忘れていました。

 

□ アルバ・セミプレナ

(Alba Semi-plena A before 16th century)

アルバ系のオールドローズ、原種に近い趣きが感じられます。

 

□ ルネサンス期の巨匠、サンドロ・ボッティチェッリの絵画「ヴィーナスの誕生」に

描かれているバラが、このアルバ・セミプレナだと言われています。

もっとも、ピンクのバラの花として描かれていますが…。

 

                                    5月19日

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

同じ半八重の白バラでも、モダンローズとは雰囲気が違います。

 

                                    5月24日

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

こちらも、しべがとてもチャーミングなモダンローズです。

 

□ 半八重の白バラは、今のところこの3種類が咲いています。

 

                                    5月23日

□ この真っ赤なオールドローズも、かなり長い期間(もう2週間以上)咲いています。

 

□ シャルル・ドゥ・ミル

(Charles de Mills G before 1746)

ガリカ系のオールドローズ、ダマスクの香りが芳しいです。

 

                                    5月20日

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

ガリカ系のオールドローズといえば、

この濃い紫色のバラも、2週間以上咲いていました。

やはり、ほんのりとダマスクの香りがします。

 

□ 気がつけば、青紫色の山紫陽花も静かに咲き始めています。

 

                                    5月24日

□ バラの一番花に代わって、これからは紫陽花の季節になります。

 

□ 紫陽花に限っては、昨年の方がもっと早くから開花していました。

 

コメント (2)
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