折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

薔薇と紫陽花の季節は淡々と。

2008年06月14日 23時55分14秒 | 芒種
      □ 遅咲きのバラ「スカボロフェア」(Scarborough Fair/ER 2004)

◇ 日曜日が雨予報だと思っていたら、この時刻雨音が聞こえる。
  一時間早く日曜日になったようなものだ。
  のんびり土曜日は休養・静養日とは聞こえがいいが、とにかく疲れを取る日。
  でも梅雨の曇り空の下、乾いた鉢に水遣りと花殻摘みと…少なからず疲れる。

     
      □ スカボロフェアの単純な美しさ、ピンクと黄色が好きだ。

     
   □ スカボロフェアの向こうは、ヤマアジサイ「清澄」だったか…?


◇ この時季になると、薔薇も一休みで一番花もお仕舞い。
  遅咲きの二種類の薔薇が、存在感を主張して、それもまた愛らしい。
  好きでたまらなくて庭に連れてきた薔薇、咲けば咲くほど可愛いものだ。
  そろそろ他のバラ達は二番花というのに、こちらは一番花が絶えない。

     
     □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER 1995)

◇ 紫陽花は、さすがにこの季節の代表。
  清涼、清楚、妖艶、哀歌、そうした言葉が次々と浮かぶ。
  あるものはひっそりと、あるものは「私はここよ」

     
    □ クレマチス・パテンス系「ミスベートマン」(Miss Bateman)
          蕾の向こうは、ガクアジサイ「七変化」

     ☆☆☆ そのクレマチスが、雨の中を開花し始めた ☆☆☆

     
     ☆☆☆              2008年6月15日 ☆☆☆


    
          □ ガクアジサイ「七変化」息の長い紫陽花。


     

     
    □ 遅咲きウズアジサイの…これからたくさん咲き始めるはず。

     
       □ え~と、名前はもう忘れた、うちで一番の大株。

     
   □ 「ブルー・サファイア」小玉すいかくらいの爽やかポンポコリン♪

     
     □ も一つポンポコリン♪「サクラモモコ」…ではありません。


◇ 薔薇と紫陽花と、庭に私の夢が叶った。
  春の庭は、水仙とムスカリに、正直胸が躍る心持だった。
  静かな梅雨の庭、私の心は微かに振えてるかのよう、バランスのとれた心。

     
         □ アメリカアジサイ「アナベル」(Annabelle)

    

     
    □ ウドンコ病予防剤を買いに行ったついでに、連れて帰った。
        これを育てにゃ、オトコが廃る、なあパカラぁ

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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紫陽花も素敵! (milky)
2008-06-15 10:28:19
アナベルってアメリカ生まれだったんですね。
人気の真っ白い優しいアナベル、折節さんのお庭によくお似合いです。

>好きでたまらなくて庭に連れてきた薔薇、咲けば咲くほど可愛いものだ。

本当ですね~
何かのご縁でやってきたバラでさえ、私には宝物になってしまいますから
「好きでたまらなくて」だったら尚更ですよね。
本当に素敵な姿で折節さんの愛情に応えていますよね^^

私のパティちゃんも遅い一番花を用意し始めてます。
楽しみです(^-^*)v
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私のパティちゃんは…。 (折節)
2008-06-15 18:56:09
milkyさん、こんばんは♪

ずっと雨降りの日曜日、庭仕事は何もできず。
仕方がないから真っ赤なアジサイを一鉢買って来ました。

いやいや、今日は1時間ちょっと出勤もしたのです。
システムの関係なので、休みの日にしかできないことがあるわけです。

パティちゃんって、パット・オースチンのことですよね。
こちらは、もうしばらくしたら二番花の段階に入ります。

根元から出た新しいシュートがシューット伸びて、
今や一番花が咲いた枝を越してしまいました。
ですから、二番花をより楽しむための、milkyさんのご質問、
そのご回答というか、剪定例のサンプルになりました。

薔薇もどこか縁があって庭にやって来たのだと信じてます。
傍から見たら、衝動買い以外の何物でもないそうですが…。
だから、できるだけのことを薔薇にしているのだと思います。
「市毛良枝」じゃなかった「一期一会」
その気持ちを忘れずに、とにかく育てさせていただいている。
少なくとも、衝動買いもたまには良かったなと、
自信を持ってこの秋も同じ買い方をできるように…。

アナベルも定着場所を決めました。
明日も大雨注意報みたいです。
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らいねんは・・・ (かんみ)
2008-06-15 21:16:17
ずーっと、買おうか迷い続けてるのが、このジュードなんですよ~~~
見るたびによし!絶対買う!!!
と思っては、買いそびれてる日々・・・・

いつか、私んちに嫁に来てもらおうと思ってまうす♪
返信する
名前とは裏腹のバラ。 (折節)
2008-06-15 22:42:56
かんみさん、こんばんは♪

この頃は、雨が降ぅればぁ思い出すぅ♪♪
雨に打たれても健気なばら、バラ、薔薇。
すてきなお庭でした。

ジュード・ジ・オブスキュア、日蔭者のジュードどころか、
うちの庭の乏しいバラの中では、これぞ優等生です。

やや遅ればせながらって、遠慮がちに開花しますから、
ちょうど「ジュビリー・セレブレイション」が
お仕舞いの頃に、そろそろ花が見えて来ます。

それにしても、おととし秋の大苗ですから、
今年でまだ開花二年目。
昨秋の地植えが効いたのか、ものすごい樹勢に、
花が次から次へと休みなく咲きます。
花もシャーベットのようにコロリンとして、「おいしそうな」色。

私は欲しいと思ったら、一晩考えて(考えないふりをして)、
朝になって憶えていたら、あとは一心不乱!
わき目も振らず、目指したものをゲットします。

かんみさん、それよ、それ!
気持に「絶対」が入ったら、行動あるのみよ。
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折節さん、ありがとう!! (milky)
2008-06-16 15:27:10
折節さん、とっても丁寧な解説、ありがとうございました!
今朝、折節さんの書き込みを拝見して、すぐに庭に直行!やりましたぞい(^m^)
良かった、なんとなく安心しました!
大感謝です!!わぁ~い゜.+:。(ノ^∇^)ノ゜.+:。
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かつて愛した (blue camel)
2008-06-16 21:43:19
折節さん、こんばんは♪
She once was a true love of mineでした?
かつて真に愛した女性を想いながら
スカボロフェアという薔薇を創り上げたのでは?
そんなことを想像させるような雰囲気の薔薇ですね。
クラシックギターの音色が届くような気がします。

以前働いていた花屋に薔薇の生産農家の息子さんが
アルバイト&勉強でいらっしゃっていましたが
この人ともし結婚したら自分の好きな薔薇が創れたり
するのかしら~なんてちょっぴり想像してみたことを
懐かしく思い出しました。
返信する
良かったです。 (折節)
2008-06-16 21:53:23
milkyさん、こんばんは♪

そんな、とっても丁寧どころか、湿気ばかりのご説明ですみません(こりゃ失敬!?)。
なんとなくご安心、それで結構だと思います。

思えば、バラを育てるなんて、少しは意気込みはありますが、
やってることはただ「なんとなく」ばかりです。

最初の頃は、いわゆる「育て方」ハウツーものの本を読みあさりました。
でも、あんまりしっくり来ない印象が強かったです。
読めば読むほど、なぜか神経質になるだけです。

なぜなら、ちまちまといくらでも時間がかかるような、
お金もどれだけかけたら済むかというような本がほとんど…。
それらがなければ、あんたなんか一生ロザリアンにはなれないと、
暗にささやかれているようで…。

冗談じゃないって!
やり方がほとんどが自己流でも、いいじゃないですか。
ウドンコ病だらけのオールドローズの売れ残り、
そんな安物の新苗でも、一、二年経験したら、
サルと同じで学習するわい。
バラ自らがきっときれいに咲かせる力を持ってるわいと、
バラを信じてあげる心が余程大切なのかなあと、
最近とみにそう思います。

私のような、あっぱらぱ~でも、ツボを少々はずしても、
きれいなバラは咲くものです。
それも去年より今年、今年より来年…信じてますからネ♪

えらい、ボヤキになっちゃいました。




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Parsley, sage, rosemary and thyme ♪ (折節)
2008-06-16 22:22:09
blue camelさん、こんばんは♪

Remember me to one who lives there.

その"She" がこの↑"one"ですね。

私は、現役の高校生でしたよ、映画「卒業」の封切られたのが…。
以来、サイモンとガーファンクルの虜になりました。
学生時代から結婚する直前まで、ギターを弾きながら歌ったり♪

その中の挿入歌「四月になれば彼女は(April Come She Will)」
今でもとても好きな歌です。
さわやかさのあふれるという表現しかできませんが…ご存知でしょうか。

 April come she will
 When streams are ripe and swelled with rain
 May, she will stay
 Resting in my arms again.

9月に悲しい詩で終わるのですが…。
マイク片手よりも、クラシックギターによく似合う歌です。
もうギターは弾くことができないと思います。

でも、心の中には大好きだった歌が確かに残っています。
ときどき鮮やかに思い出すことがあります。
いや、何気なく口ずさんでいて、
あれま! なんでこんな歌を思い出したんだろうって…♪
特にバラを見ていると、様々な歌を口ずさんでいます。
不思議なことです。

返信する
優しい色で・・・ (Haru)
2008-06-17 00:28:20
このスカボロフェアのバラの優しい色合いに
とっても気持ちが和みますね~
あのサイモン&ガーファンクルの
メロディーが流れてくるようです!
大好きな歌でしたが
当時の私はパセリしか知らず
セージ、ローズマリー、タイムなどに
思いを馳せていました・・・

山アジサイも優しい色ですね~
それにしてもたくさんの種類のアジサイ・・・
って思っていたら
アナベルも買われたんですね~?
この真っ白になるアナベルは
とっても庭の雰囲気を変えてくれますね~~
素敵なアジサイですよね~~♪

戻ってジュード・ジ・オブスキュア
いつも折節さんの所で見せていただくんですが
ホントに素敵なバラですね!
このディ-プカップ咲きがかわいいです!
ウチにはないけど大好きなバラですね~♪
返信する
夢が・・・ (ぴ~)
2008-06-17 19:12:53
ずっと夢見ていた景色が、今目の前に広がっているんですね♪

アナベルは、伊丹空港で見たあじさいと同じかな?
これは、ちょっと他のあじさいと剪定方法が違うようですよ~
うちにも地植えしたのがあるんですが、ここ数年
咲かせることができずにいます。
来年こそ~~~!でも、何がいけないんだかさっぱり^^;
この色がなんとも言えず好きなんだけどな~♪

来年咲かせられなかったら、女が腐る・・・かな?
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